雑想 2006年8月

      2024/01/23

半分以上白いクレーン

クレーンの白い台座(?)が綺麗。
しかも、複数のクレーンが全部お揃いで、
ボディの半分以上が白!

ほほぉ、これはありそうでなかったパターンかも?

ということで、パチリと。

空の青味が深い。

クレーンと飛行機雲

よく晴れた青空に、
クレーンと飛行機雲が映える。

飛行機雲は彗星のよう。

そう、『さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち』に登場する
彗星帝国の白色彗星のごとく。

青い空に、ビルに被せられた
メッシュシートの緑が映える。

クレーンの支柱のシルバーも、
青空に映える。

記:2006/08/05

脳天くらくらアフリカ ファラオなサンダース

のっけから強烈なフラジオで脳天くらくら。

いいぞ、ファラオ!気持ちいい。

夏の暑さはスイカとファラオで吹き飛ばせ!

1曲目の《ユーヴ・ゴット・トゥ・ハヴ・フリーダム》は、ファラオの咆哮でツカミはバッチリ!

後に続くジョン・ヒックスのピアノソロは、まるでマッコイのごとく。

自分が加入する前のコルトレーン・カルテットのサウンドを分かりやすくかみ砕いて表現してみたかったのかもしれませんね。

プール大好き、でも雨

息子のプール好きは私や女房の遺伝でしょう。

ここ数年、めっきりプールへいかなくなった私や女房ですが、小学生の頃はプールが好きで好きでたまりませんでした。

息子も、夏休み中の学校のプールには毎日通っていました。

しかし、2~3日前から学校のプール制度もしばらくお休み状態。
だから、友達の女の子と先日はプールへ行く約束だったようですが、台風の影響による雨でプールへ行けず。

今日も雨が微妙に降ったりやんだりなので、きっとプールへ行けず、家で鬱屈としているんじゃないかな?

ただし、仲のいい女の子は、プールへ行けなかったかわりに家に遊びにきたようです。

昨晩、私は、西麻布で飲んで帰るから「晩飯いらない電話」を自宅にしました。
電話に出たのは息子。

今日は晩飯いらないぞー、遅くなるぞー、と言ったら、これから家にバルバドスちゃん(仮名)が遊びにくるんだぁなどと言っていたので、私も早く家に帰らないでちょうどいいやぁと思い、遅くまで呑んでいました。

帰宅して、スタンドに設置されたアナログシンセのスイッチを入れ、鍵盤を押すと、珍妙な音色が飛び出してきました。
おそらく、バルバドスちゃんと、仲良くシンセのツマミを回して、ヘンな音作りに励んでいたのでしょう。

なんだか、その光景を思い浮かべるだけで、微笑ましい気分になります。

それはそうと、今日も不安定な天気です。

今頃、プールに行かないかわりに、わが家、あるいはお友達の家で、楽しく遊んでいるに違いありません。

しかし、プールに行かないと、身体が疲れないから、なかなか夜は寝てくれないんだよなぁ。

記:2006/08/09(from「趣味?ジャズと子育てです」)

ウッドベースの生音

楽器の生音と、オーディオ装置で再生された音色には乖離があることはいうまでもない。

特に、ウッドベースの音色にそれが著しい。

ライブなどの生演奏に至近距離で接すればよくわかるが、まずはウッドベースの生音(ピックアップやマイクなどで拾って増幅した音ではなく、胴体のfホールから発せられる音色)が忠実に再生されることは、皆無といっても過言ではない。

とくにJBLやアルテックなどのスピーカーで大音量で再生されればされるほど、レコード(あるいはCD)という一つの閉ざされた世界の中で演奏された、ウッドベースに近い音を出す別の楽器の音色のようだ(もちろんそれはそれで迫力はある)。

オーディオはある種のバーチャルリアリティなところもある、と割り切って愉しむのが、自宅でジャズを愉しむ極意。

原音に近い生音、が好きならば、やはり狭いライブハウスで至近距離で音を味わうか(それも座る位置によって変わるが)、自分で楽器を始めるしかない。

ダカール コルトレーン

コルトレーンのプレスティッジ時代の作品。

録音は1957年の4月20で、この時期のコルトレーンは、ほぼ毎日スタジオで録音をしていたようだ。たとえば、この2日前の4月18日には、トミー・フラナガンらと『キャッツ』を録音している。

プレスティッジ時代のコルトレーンは、急速な発展途上期というイメージが強いが、この作品も例に漏れず。

セシル・ペインと、ペッパー・アダムスという2本のバリトンサックスを配し、ゴリゴリ低音の中を泳ぐように、テナーサックスで奮闘。

このアルバムのピアニスト、マル・ウォルドロンの曲を中心に演奏された曲群は、そのサウンドの異色さとは裏腹に、けっこう聴きやすい。

ドドズ・バックのベーシスト

かなり愛聴しているピアノトリオのアルバムの1つが『ドドス・バック! 』。

ドド・マーマローサの独特の和音の響きと、それを増長させている特異な揺らぎ。

さらに、この揺れと絶妙なコンビネーションを見せているのがリチャード・エヴァンスのベースなんですね。

ズントコ、ズントコ……と多少アバウトなニュアンスでバウンスを維持しながら大またで歩くようなベースのノリが、ドドのピアノといい感じのコンビネーションで、これが非常に気持ち良い。

このニュアンス、この揺れとノリを感じさせるピアノトリオは、これ以外ないのです。

ドドのピアノももちろん好きなのですが、どちらかというと、ドドとエヴァンスが合わさったときのニュアンスが好きみたいです。

ちなみに、、、

ノリのニュアンスは多少違いますが、『スピーク・ロウ』で聴けるウォルター・ビショップのピアノとジミー・ギャリソンのベースの組み合わせも大好きです。

ピアノトリオの傑作が生まれるのは、ベーシストとピアニストの相性、コンビネーション、距離感だったりするこがよくわかる2枚、それが『ドドズ・バック!』と『スピーク・ロウ』なのです。

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