雑想 2007年3月

      2022/11/09

このクレーン、頭はまるでバキシムだ。

どこだったっけかな?

たしか、寒い冬の日に、
相鉄線の沿線か、
海老名の駅近くで
ウルトラマンAに出てくる怪獣・バキシムに似てる!
と思って撮影した記憶はあるんだけど。

あ、エースに出てくる怪獣は、
怪獣じゃなくて超獣だった。

バキシムのスペルは、
VAKISHIMと書くそうな。

なんだかカッコいい。

もちろん先端がオレンジの
写真のクレーンもカッコいい。

記:2007/03/18

女房の友人が大好きなCDが部屋の奥から出てきて、それは、ボビー・コールドウェルの『ホエア・イズ・ラヴ』なんだけど、久々に聴いてみると、あらためて、曲のよさ、アレンジと楽器同士の距離感の素晴らしさ、洗練されたサウンドとボビーの歌声など、どれをとっても申し分のない、極上のポップスだと感じた。

ま、お昼ごはんに納豆ごはんを食べながら聴く音楽じゃないなと思ったけど(笑)。

完成度は非常に高く、聴きどころはいっぱい。
もちろん、ハートウォームなBGMとしても楽しめる。

でも、やっぱりお昼に納豆ごはんよりは、夜に聴くほうがいいでしょうね(笑)。

オスカー・ピーターソン シェイクスピア・フェスティヴァル

これぞ隠れ名盤(・∀・)b

とにかく圧倒的なドライブ感。

ドラムなしのトリオで、ピアノ+ベース+ギターの編成。

ハーブ・エリスのギターが、いかに演奏の推進力だったのかがわかります。

▼収録曲
1. Falling In Love With Love
2. How About You
3. Flamingo
4. Swinging On A Star
5. Noreen's Nocturne
6. Gypsy In My Soul
7. Nuages
8. How High Is The Moon
9. Love You Madly
10. 52nd Street Theme (Album Version)
11. Daisy's Dream

ミステリオーソ ファイヴスポット

ジョニー・グリフィンがテナーサックスで参加したセロニアス・モンク・カルテットの「ファイヴスポット」でのライブ盤『ミステリオーソ』。

《ミステリオーソ》という曲は譜面を見るたびにいつも思うのだけど、幾何学的というか規則的というか素気ない音の配列の曲なんですよね。

フォーマットはブルースなんですが、ブルースを無愛想にしたようなちょっとクラシックの「ハノン」などの練習曲のよう。

面白いのが、無愛想な譜割りでいながらにして肉感的な演奏なこと。

モンクはもしかしたら、あらかじめ生々しさが演奏の過程で付与されることを念頭に音楽の骨格のようなメロディを書いたのかもしれないですね。

モンクの曲では《エピストロフィ》にも同様なテイストを感じます。
『ラスト・デイト』のドルフィーの演奏なんかは、かなり生々しいもんね。

スティーヴ・キューン リメンバリング・トゥモロウ

ヴィーナス・キューンが嫌いな人も、このECM・キューンなら安心して聴ける?!

1995年3月、ECMといえばお馴染みのオスロ、レインボースタジオでの録音ですね。

ジョーイ・バロンのドラミングは好き嫌い分かれることと思いますが、私の場合は、これはこれでアリ!だと思ってますね。

ジャケ写につられて購入
⇒正解!
だった1枚です。

created by Rinker
Ecm
¥779 (2024/12/27 06:57:00時点 Amazon調べ-詳細)

イッツ・アバウト・タイム ジョー・モレロ

ブルーベックの《テイク・ファイヴ》でドラムを叩いている人。

ジョー・モレロに対しての認識は、多くの方は、それぐらいのものなのかもしれません。

しかし、彼のさり気ない超絶技巧も素晴らしいのですが、テクニカルな面だけではなく、歌心ある柔軟性のあるドラマーだということがよくわかるのが、彼のリーダー作の『イッツ・アバウト・タイム』です。

フィル・ウッズが参加しているところに注目です。

さらに!

少年時代のゲイリー・バートンも参加している。

色々と、このようなトピックスがあるわりには、あまり知られていない、あまり聴かれていない。

知る人ぞ知る隠れ名盤なんですな。

▼収録曲
1. 時さえ忘れて
2. タイム・アフター・タイム
3. エヴリ・タイム
4. さよならを言うたびに
5. ジャスト・イン・タイム
6. サマータイム
7. タイム・オン・マイ・ハンズ
8. マザー・タイム
9. ファザー・タイム
10. イッツ・アバウト・タイム

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥3,995 (2024/12/27 06:57:00時点 Amazon調べ-詳細)

Voyage スタン・ゲッツ

スタン・ゲッツとケニー・バロンといえば、最晩年の傑作『ピープル・タイム』が真っ先に思い浮かぶけれど、こちらのライヴ盤もいいんだよな~。

『ピープル・タイム』は、ゲッツとバロンのデュオだけど、こちらのほうはベースもドラムも参加しているので、オーソドックスなんだけれども、極上な4ビートを楽しめると思います。

なにせ、ベースがジョージ・ムラーツ。

いいんですな、これがまた。
▼収録曲
1. I Wanted To Say
2. I Thought About You
3. Yesterdays
4. Dreams
5. Falling In Love
6. Voyage

created by Rinker
Black Hawk
¥1,430 (2024/12/27 06:57:01時点 Amazon調べ-詳細)

 - 雑想 雑記