雑想 2007年6月

      2024/03/21

あ、そういえば、

今日は、息子の8歳の誕生日でした。

明日、パーティをやりますが、今日も早めにシゴトきりあげて(本当か?)、おめでとう、おめでとうしてあげよう。

記:2007/06/01

テレサ・テン物語 木村佳乃

昨日放映された木村佳乃主演の『テレサ・テン物語』を観た。

なかなかよかった。

なにがよかったといえば、ストーリーや役者の演技ではなく、木村佳乃のメイクが良かった。

kimura yoshino

くわえて、ヘアメイクも。

20歳から42歳で亡くなるまでの22年間、メイキャップによって、非常にうまく、かつナチュラルに違和感なく、年相応のたたずまいを見せていた木村佳乃。

彼女の演技そのものは、年によっての変化をほとんど見せない、一本調子な感じは否めなかったが、それでも、髪型とメイクの変化で、かなり、それぞれの年相応の雰囲気が出ていた。

たとえば、アメリカに住む中国人女性は、少々キツめのメイクをしているな、と感じることもあるけれど、そういう中国女性特有のメイクもキチンと再現されていたシチュエーションもあれば、日本でのシーンは、比較的ナチュラル。当時の日本女性を彷彿とさせる、さらりとしたメイクが施されていたりと、テイストの使い分けがお見事。

時代や年齢を考えて、それ相応にメイクを施す、メイキャップアーティストと、ヘアメイクの担当は、とても良い仕事をしたんじゃないかと思う。

もちろん、木村佳乃の化粧ノリがよさそうなきめ細かな肌があったからこそ、腕のふるい甲斐があったんだろうけれども。

こういう細かな演出も結構重要だからね。

このようなところ、たとえ入念に作りこんだとしても、気づかない人は多いかもしれないけれども、だからといって手を抜くと、視聴者は、すぐに「なんかヘンだぞ」と気づいてしまうもの。

その点、今回のドラマは、メイクやヘアに関しては、なかなか良いスタッフ陣に囲まれて、細かなところまで丁寧な仕事が施されていたように感じた。

『テレサ・テン物語』は、“メイク名作”とでも言うべき2時間ドラマだった。

記:2007/06/03

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誕生パーティ

金曜日は息子の誕生日だったのですが、私も女房も仕事が忙しかったので、そのかわり、土曜日の夕方から、両親や、弟の夫婦を呼び、近所のイタ飯屋で息子の8歳の誕生パーティをしました。

息子の1歳の誕生日から、毎年、馴染みのイタ飯屋で祝うのが恒例だったのですが、残念なことに、昨年の夏に馴染みのイタ飯屋が閉店してしまったので、今年は新しく開拓したイタ飯屋です。

飲み物、食べ物の持ち込みが自由だったので、前々から予約しておいたケーキと、シャンパンを持ち込んでのパーティ。

なかなか、楽しく盛り上がり、我々は気持ちよく酔い、お腹も歩けなくなるほど、満腹。

息子もご満悦そうでした。

よかったね。

記:2007/06/03

アラバマ物語

最近、ジャズの話で盛り上がりっぱなしの「ジャズ喫茶やぶり」氏が、息子さんに、是非、この映画は見せてやってください、お勧めです、ヘンなシーンなんてありません、多感な時期にこそ、こういう映画を見せてあげてください、とくに、イジメだとか、シカトだとか世知辛い世の中だからこそ、小さいうちにこういう映画を観て心の中に強く根を張ってもらいたいんです、と、熱心に勧めてくれた映画が、『アラバマ物語』。

アラバマというと、キャノンボールとか、コルトレーンを真っ先に思い浮かべてしまう私ではありますが、分かりました、

買って一緒に観ることにしましょう。

生と死の幻想 キース・ジャレット

「静謐」なイメージのつきまとう本盤だが、タイトル曲などは、デューイ・レッドマンのテナーがはいると、かなり盛り上がる。

その部分は楽しいし、好きだ。

その背後で、こちょこちょと細かい動きをするギレルミ・フランコのパーカッションがけっこう面白く、新鮮といえば、新鮮。

でも、どうしても、冒頭の「チン!」は辛気臭く、抹香臭く、ま、そういうイメージがキースの狙いだということは重々に分かりつつも、いや、なんだか、怪しいフリージャズのイントロのようで、いつ聴いても聴く気が失せる(笑)。

で、やがて始まる、チャーリー・ヘイデンの、どよーん!なベースで、ああ、またかよ、イントロの思わせぶり攻撃はまだ続くのかいな、って感じるのは私だけでしょうか?

後にそこにかぶさるキースのピアノは良いんですが。

でも、キースのピアノが入ってくるまで、6分近くすでに経ってますぜ、これほどの長い時間必要なんでしょーか?

長くしなきゃいけない音楽的必然性って、それほどあるんだろーか?

きっとあるからやってるんでしょうけど、どうも長過ぎで寝てしまう可能性アリ。

というか、8分近く経ってからようやく入ってくるデューイ・レッドマンのサックスを待っている間、じーっと、椅子に座って腕組んで、うつむき加減で、じーっとスピーカーに耳をこらしている自分の姿を想像し、客観的に見つめると、それはかなり滑稽な姿に感じてしまう。

ガラにもなく、なにやってんだよって(笑)。

もちろん、名盤としての誉れ高い本作なんで、演奏内容にケチつけるつもりは毛頭ないんだけれども、いや、奥深い内容だと思いますよ、マジで、

しかし、なぜなんだろう、『生と死の幻想』なんてすごいタイトルとは裏腹に、これを聴くたびに、これをマジメに聴いている自分の姿を想像して笑いがこみあげてしまう私は、さらに、たとえば、30人ぐらい客がはいった満席のジャズ喫茶で、客全員がこれを聴きながら腕をくんで「うーん」とうなっている光景を想像し、その光景のあまりの異様さゆえ、怖さを通りこえて、爆笑一歩手前の状態になってしまう私は、頭おかしーんでしょーか?(きっとそうに違いない)

ただ、これだけは言えると思う。

辛気臭いジャズって、笑いと紙一重だってこと。

たとえば、ガトーなんかそうだよね。

コルトレーンの後期の演奏だって、場合によっては、そーいうものもある。

だって、100パーセント真剣に付き合ってられませんよ。付き合ってられますか?真面目に。

演奏者に対して失礼だとは思いつつも、一応、きちんと聴こうと努力はするんだけれども、それでも、どうしても、送り手と受けての意識レベルの違いというものからくる、「うーん、ちょっと深いところまでは付き合いきれませんなー」というものってのもあると思うんだよ。

「いや、そんなことない。すべての演奏者の境地にまで俺は達することが出来るんだ」という人がいたら、その人はきっとウソツキだ。

わっかんねーなぁなことが多く、
理解しがたいなぁなことが多く、
謎だよなぁなことが多く、というか、これらのことってジャズを聴けば聴くほど増えてくることなのかもしれない。

だから、私は今日も飽かずにジャズを聴くわけだけだが、今日はこんなことを書いていても、明日『生と死の幻想』を聞いたら、涙がボタボタこぼれる可能性も多いにあるわけで、だからジャズは(ただし、優れたジャズは)面白いのであります。

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シュレックはナメック

いまさら、気付いて、それがどうした?な話なんだけど、シュレックって、ナメックだよなぁ。

ナメックって、ナメック星人。

ほら、『ドラゴンボール』に出てくるピッコロ大魔王とか神様とかデンデとかの種族ですな。

黄緑色の色といい、突起のような耳(?)といい、なんか似てる。

ひとたびそう感じると、ますます似てるように見えてくる。

耳突起の位置や、体型とかは違うけど、やっぱり、似てるという目でみると、とっても似ている。

シュレック3、そういえば、まだ観てません。

以上。

ジャズ 再発

いやはや、またまた腰の痛みが再発。
再発は、名盤だけにして欲しいものです。

▼最近、廉価で再発されて飛びついたもの

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2枚とも、ジャケットの色彩鮮やか。

店頭で惹かれて、即購入!

怖い本の不思議な話を読んでいるうちにグーグー

昨日は、書くことをすっかり忘れてしまっていました。

久々に早めに帰宅し、息子と遊んだり風呂にはいったり、一緒にテレビを見ているうちに、時間があっという間にたっちゃったんだよね。

12時ごろ、息子が怖い話の本を読んでというから、『新・新耳袋』の怖くはないけれども不思議な話を読んであげているうちに、息子はクーカー、クーカーと寝てしまい、それを見ているうちに、私もいつのまにか寝てしまっていたという。

目が覚めて時計を見たら、4時53分だったんだけれど、眠かったから、ラッキー!まだ寝られるぜ!と二度寝をしてしまい、次におきたのが、9時半過ぎだという(笑)。

寝すぎだっつーの。

▼「ぎぃ」が好き(笑)。

記:2007/06/22

渋谷にドビュッシー

先日、渋谷を歩いているときに、iPodを聴いていたのですが、偶然シャッフルされてサティが流れはじめたのですね。

いやぁ、雑多なセンター街の人ごみと、静謐なサティのサラバンドが何とも言えずマッチしているんですよ。

とっても不思議な感触。

なんだか、客観的に渋谷にいるって感じ。

おもしれぇってことで、サティの次は、ドビュッシー。

サティから影響を受けた作曲家ですし、印象派な音楽が、今そこにいる自分を取りかこむ風景を違う切り口で客体化してくれるんじゃないかと思って。

で、《亜麻色の髪の乙女》。

これも、面白い。

私は100年前の人。

100年後の未来にタイムスリップをして、

進化した都市風景と、それにともなって微妙に荒廃した街並と人の心を覗き見た気分になりました。

この季節になると、妙に、飲食店の配管の臭い匂いが鼻をつく、なんだか汚い渋谷という街にサティとドビュッシー。

ミスマッチのようなマッチのような、不思議な組み合わせを楽しめます。

印象派の音楽をiPodやウォークマンなどを聞きながら、渋谷を歩くというのも悪くないですよ。

興味のある人はやってみよぉ!
(・∀・)b

▼サティにドビュッシーは、このへんが入門者には最適でしょう

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記:2007/06/24

ああ、一日がもったいない

今日は「寝曜日」でした。

昼飯食ってから、今の今までずーっと寝てました。

嗚呼、もったいない。

やることいろいろあったんだけれども、棒にふった。

これから取り戻そう。

記:2007/06/24

明日は四谷の「いーぐる」に集合だぁ~! 連続講演「バド・パウエル」特集

さ、明日の午後3時半は、
ジャズ喫茶「いーぐる」に集合だ!

いーぐる連続講演「バド・パウエル特集」

by 高野 雲

午後3時半~6時(予定)
参加費:¥400

四谷駅下車徒歩3~4分

先ほど、女性の方から、「怖くないですか?なんかイメージ的に怖そうな人が多そう」という問い合わせをいただきましたが、そんなことはありません(笑)。

ジャズ喫茶が始めてな人は、一瞬、独特な雰囲気に気圧されるかもしれませんが、すぐに慣れます(本当)。

記:2007/06/29

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