雑想 2010年9月
2022/09/28
モンスター・イン・タウン 吉田美奈子
1981年に発表された吉田美奈子のソロアルバム。
岡沢章のスラップベースが ぶりっ! ぶきっ! 《タウン》を聴け!
▼収録曲
1. TOWN
2. LOVIN’ YOU
3. NIGHTS IN HER EYES
4. BLACK EYE LADY
5. MONSTER STOMP
6. KNOCK,KNOCK
7. 窓(Moment of Twilight)
8. つかの間の時へ(Back In Town)
松本茜 100曲プロジェクト
ピアニスト・松本茜さんが、スタンダードを100曲演奏するプロジェクトに取り組んでいます。
松本茜・配信プロジェクト「通称i-Jazz」。
先日、4月7日より配信がスタートした楽曲は、以下の通り。
1)酒とバラの日々
2)テイク・ジ・Aトレイン
3)いつか王子様が
4)マイ・ファニー・ヴァレンタイン
5)オール・オブ・ミー
6)オール・ザ・シングス・ユー・アー
7)クライ・ミー・ア・リヴァー
8)チェロキー
9)メモリーズ・オブ・ユー
10)バット・ノット・フォー・ミー
i-tunes、mora、OnGen、musico、listen Japanなどのパソコンサイトやモバコロ、レコ直などの携帯サイトからダウンロード可能。
着うた100円で、着うたフル200円です。
⇒パソコンはこちらから
また、詳しくは、こちらもご参照ください。
大学卒業後は、全国のライブハウスでの演奏活動や、ジャズピアノの先生、さらに今回紹介したスタンダード100曲プロジェクトに取り組むなど、活動領域を広げつつあるピアニスト・松本茜さんを応援しよう!
快楽ジャズ通信 思い出の画像たち
ブルー・トレイン 53年前の9月15日
ブルーノートに吹き込まれた、ジョン・コルトレーンの唯一のリーダー作『ブルー・トレイン』。
ブルーノートに1577番として力強く番号を刻む大名盤。
ブルーノートらしく力強い3管アンサンブルと、名曲揃いのアルバムで、この作品は本日2010年9月15日より、ちょうど53年前の1957年9月15日に録音されました。
泣く子もだまる大傑作。
タイトル曲のブルースでは、カーティス・フラーのトロンボーンがカッコいい。
《モーメンツ・ノーティス》は、私個人にとっては永遠の練習曲。
《レイジー・バード》のテーマを吹くリー・モーガンに涙々。
とにかく聴きどころ満載な超名盤といえましょう。
マネー・ジャングル48周年
泣く子もだまるピアノトリオ!
そう、デューク・エリントンの『マネー・ジャングル』。
エリントン、
チャールス・ミンガス、
マックス・ローチの
3人による格闘戦が、高い音楽性を獲得しています。
攻撃的で、濃厚なジャズ。
これを聴くと、しばらくは普通のピアノトリオ聴けなくなってしまうかもしれません。
本日2010年9月17日より、ちょうど48年前の録音です。
フルート 値段
盗難率がもっとも高い楽器は?
⇒フルート
フルートの「盗まれ率」が1位だということを明確に示した統計は見たことはないのだけれども、盗まれやすい楽器だということは確かなようです。
分解してケースに入れると、かなりコンパクト。
ゆえに、持ち運びやすいし、軽い。
しかも、フルートは材質が贅沢だったりする。
もちろんピンキリではあるけれども、洋銀、銀(シルバー)、金、プラチナなどの材質で作られているものは、値段的にもかなり高い。
しかも、持ち運び便利ゆえさから、置きっぱなしにして忘れてしまう人も少なくない。ウッドベースのような巨大な楽器は、絶対にそんなことはないんだけれどもね。
だから、エルメスからはフルートのケースがピッタリとはいるバッグを出しているくらいなんだよね。
その名も「フールトゥ」。
まんまな名前だけれども、わかりやすいよね。
ちなみに、フルートの値段なんだけれども、先述したとおりにピンキリで、初心者向けの安いものであれば1万円を切るものもあるけれども、高いものになると(たとえばムラマツフルートなど)、それこそ、平気で100万を超えるからね。
フェンダーのオールドベースが100万円以上して高ぇ!なんて騒いでいる場合じゃないですよね。
ちなみに、以前フルート奏者たちのオフ会に参加させてもらったことがあるけれども、会話の内容のほとんどが、自分が使っている楽器の材質の話だった。
それに付随して、いくらで買ったというお値段の情報交換も。
ちなみに、このオフ会に招待してくれた主催者の方の職業は、医者。
やっぱり、金持ちの多い楽器なのかもしれないなぁ、フルートは。
記:2010/09/01
アローン ビル・エヴァンス
長尺演奏の《ネヴァー・レット・ミー・ゴー》にどっぷり浸かろう。
▼収録曲
1. Here's That Rainy Day
2. A Time For Love
3. Midnight Mood
4. On A Clear Day (You Can See Forever)
5. Never Let Me Go
6. Medley: (Previously Unreleased) All The Things You Are/Midnight Mood
7. A Time For Love (Alternate-Previously Unreleased)
マット・ギャリソン
ジョン・コルトレーンの黄金のカルテットを最後まで支えたベーシスト、ジミー・ギャリソン。
彼の息子もベーシストだということはご存知でしたか?
名前はマシュー・ギャリソン。
マット・ギャリソンとも呼ばれていますが、エレクトリックのほうを弾くベース奏者です。
以前、私の番組にちらりとご出演いただいた『スイング・ジャーナル』の編集者さんも、じつはアメリカ在住時代にはマット・ギャリソン氏にベースを習っていたとのことで、彼は、フォデラの6弦を弾くベーシストです。
日本ではあまり知名度はありませんが、向こうではかなり進んだビートを奏でるベーシストとして知る人ぞ知る実力派ミュージシャンとのこと。
▼木住野佳子のアルバムにもさりげなく参加