雑想 2011年12月

      2022/06/05

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

小学生 ほうそう委員会の選曲

放送委員の息子が小学校の給食の時間に流している音楽を紹介しつづけています。

今回紹介するのは、RIP SLYMEの《GALAXY》です。

created by Rinker
¥250 (2024/11/18 11:45:30時点 Amazon調べ-詳細)

なんとも、スムースに早口がすいすいと出てくるものだと感心すると同時に、そのスムースさがものすごく軽快かつ気持ちのいいサウンドとなって脳内を疾走してゆきます。

日本語のラップの黎明期(?)といえば、私なんかは、EAST END×YURIの《DAYONE》とか《MAICCA》なんかが流行っていた頃はよく聴いていましたし、実際カラオケで女の子とデュエットしていたのですが、いま考えてみれば、そうとう前のことだな。
ちょうどその頃って、オウム真理教事件があった年だから。

created by Rinker
エピックソニー
¥41 (2024/11/18 11:45:31時点 Amazon調べ-詳細)

いま書いていて思い出したんだけど、そうそうオウム真理教事件の熱狂的なウォッチャーだった女の子が札幌から上京してきて、その子とバーで呑んだあとカラオケに行ってオウム話しをしながらピザをほおばりEAST END×YURIを歌った記憶があるから。

だから、そりゃそうだ。この時代のラップとは隔世の感がありますね。
(とはいえ、リップスライムの息子が好きなCDも、今から5~6年前の作品ですが)

とはいえ、私はいまでもEAST END×YURIのギクシャクしたノリが好きですけどね。

さきほど日本語ラップの黎明期と書きましたが訂正。あくまで、ラップという手法が日本のお茶の間に市民権を得はじめた時期、でしたね。

日本語ラップは日本にもっと前からあるにはありましたから。
佐野元春の『Visitors』の《コンプリケーション・シェイク・ダウン》とかね。80年頃の作品だけど、これを最初に聴いたときは鳥肌が立ちましたね。

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥1,461 (2024/11/18 11:45:32時点 Amazon調べ-詳細)

さらに少しだけ遡ると細野さんがYMOのアルバム『BGM』で《ラップ現象》という曲をやっているし、

BGM
created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥1,785 (2024/11/18 11:45:32時点 Amazon調べ-詳細)

ほんの少し前にレコーディングされた、同じく細野さん作曲でスネークマンショーの『急いで口で吸え』に収録されている《ごきげんいかが?1,2,3ソング》の伊武雅刀と小林克也の掛け合いもラップといえばラップですもんね。

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥1,785 (2024/11/18 11:45:33時点 Amazon調べ-詳細)

さらに時代をさかのぼると、私が幼稚園の頃は名古屋に住んでいたのですが、そのときに放映されていた青柳ういろうのCMもラップですね。

あまりにキャッチーなメロディなので覚えてますよ。

♪どこかでほい どこかでほい
 七つの味がどこかでほい
 ほほほのほいほいほい
 青柳ういろう食べちゃった

ここまでがメロディの部分で、
サビ的な箇所がラップなのであります。

♪白・黒・抹茶・小豆・珈琲・柚子・桜

これが、青柳ういろうの味のバリエーションなのですが、一発で覚えちゃいますよね。

名古屋に住んでいた頃は、よくお土産でもらったういろうをオヤツで食べていたのですが、7つの味の中でまだ食べていないういろうが出されるのが愉しみの一つでした。

とはいえ、あおやぎういろうのほか、当時は大須ういろもTVCMでやっていたので、うちの家族はどちらかというと大須ういろ派だったのですね。

とくに大須ういろのないろ(こしあんベースのういろ)がうちのかーちゃんが好きで、あまり青柳ういろうは自分の家では食べた記憶がありません。

むしろ友達の家が多かったかな。

というわけで、リップスライムの紹介のつもりが、ういろう話しにワープしてしまいました(汗)。

※ちなみに「ういろう」「ういろ」の表記は、
 青柳→ういろう
 大須→ういろ
 にしています。

一青窈 さよならありがと

ここのところ朝風呂に凝っています。

というより、夜、いつも帰ってくるのが遅い、というか、だいたい酒飲んで帰ってくるので、もう風呂はいるのが面倒なんですね。

だから、布団に直行。
で、朝目覚めて、お風呂。

これが最近の生活のパターンですね。

今日の風呂上がりソングは一青窈の『&』より、《さよならありがと》。

ええ歌です。

♪また少しだけ君のこと
 無断で好きになったけど~

あたりの言語感覚が、一青窈ならではのものなんですが、この部分にかぎらず、この曲の歌詞は深読みしようとすれば、いろいろとかなり深読みや邪推が出来てしまったりするのですが、それはさておき(機会があったら書きます)、単純に聴くだけでも、ええなぁ、な曲なのでありまして、午前中なのに、もう風呂上がりのビールが飲みたくなり、今日もええ一日やったな~と、布団にもぐりこみたくなるという効果があるので、この歌はあまり午前中に聞かないほうが良いかもしれません(笑)。

created by Rinker
¥250 (2024/11/18 11:45:34時点 Amazon調べ-詳細)

ダラーナ トミー・フラナガン

ここのところ連日飲みで、タクシー帰りの日々(涙)。

昨日も深夜にヘベレケになって帰宅し、手が伸びたアルバムが、トミー・フラナガンの『オーバーシーズ』。

2曲目の《チェルシー・ブリッジ》が大好きで、それを聴こうと思ったのですが、昨日は《ダラーナ》が染みましたね。

追い酒の日本酒を飲みながら、うーん、いい気分。
エレガントな《柳よ泣いておくれ》もいい感じですね。

そんなわけで、グッスリと眠ることができました。

久々に聴いたのですが、やっぱり『オーバーシーズ』はいい。
トミフラ最高!

created by Rinker
¥2,547 (2024/11/18 06:01:09時点 Amazon調べ-詳細)

 - 雑想 雑記