カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

雑想 2015年2月

      2023/01/04

ウォーター・ベイビーズ ショーター

アルバム前半の収録曲に感じられるこの微睡み効果は、まさにウェイン・ショーターの世界ですね。

ショーターはショーターでも、マイルスの管理下(?)にあるショーターの作風。

テイストは、『ソーサラー』や『ネフェルティティ』に近いかな。

ショーター、ハンコック、ロン、トニーの黄金のクインテット時代のマイルスの演奏の中でお蔵入りになっていた音源が中心になって構成されているけれども、お蔵入りしなくても十分通用する演奏ばかり。

でも、お蔵入りしていた理由もなんとなくわかる気もします。

インパクトというか求心力というか、なんか耳を強引に鷲掴みにする「強さ」がほんの少しだけ足りない気がしないでもないんですね。

でも、だからこそ、その「強引さ」が少ないぶん、気軽にスルスルと気分よく聴けるというメリットもあるのです。

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レフトアローン +6 日本独自企画盤

『レフトアローン+6』。

「+6」って何?

そう思って調べてみたら、マル・ウォルドロンの『レフト・アローン』にステレオバージョンがプラスされたものなのね。

特に未発表曲があるというわけではなく、6曲すべての音源がステレオ化されたものがプラスされているわけです。

まだ聴いてないんですが、どう違うんでしょ?

聞き比べてみた方いらしたら、ぜひ教えてください!

特に、マル・ウォルドロンの語りだけの《ビリー・ホリデイを偲んで》のステレオバージョンってどんな感じ……??

このCDは、日本独自企画盤だそうです。

▼収録曲
1. レフト・アローン
2. キャット・ウォーク
3. 恋を知らないあなた
4. マイナー・パルゼイション
5. エアジン
6. ビリー・ホリデイを偲んで
7. レフト・アローン (ステレオ)
8. キャット・ウォーク (ステレオ)
9. 恋を知らないあなた (ステレオ)
10. マイナー・パルゼイション (ステレオ)
11. エアジン (ステレオ)
12. ビリー・ホリデイを偲んで (ステレオ)

水川あさみの怒った顔がなかなか良い

ghostwriter

中谷美紀と水川あさみのゴーストライター』、先週の第5話あたりから、川原由樹さん(水川あさみ)、いい顔になってきましたね。

具体的には、映画化された『エターナルレシピ』の制作発表会に登壇して、「私は遠野リサ先生のゴーストライターです」と名乗ったあたりから。

白い衣装を着、髪をショートにしてイメチェンをした川原由樹。

衣装と髪型と怒った顔が、とてもいい感じです。

そして、第6話の法廷の席。

正面に座った遠野リサをにらみつける表情など、とてもカッコいいです。

単に憎しみからくる怒りの表情ではなく、小田楓人(三浦翔平)に「この人、なんなんでしょうね? なんでも一番にならないと気が済まないんですね」と半ば呆れてこぼした時のような気持ちも入り混じった、「よくもまぁ、ゴーストライターの私に小説を書かせたくせに……、盗人猛々しい」という表情も入り混じった視線。

なかなかの演技力です。

もとより、水川あさみの声は低めのトーン。

失礼だけども、あまり色気のある声ではないので、どちらかというと、こういう怒った表情にこそ、彼女の声が似合っているような気がします。

水川あさみといえば、月9の『失恋ショコラティエ』でも、松潤にキレたり呆れたりもしていましたが、その時の怒った表情よりも、『ゴーストライター』での表情のほうが、一段と深みを増してきているように感じます。

『銭の戦争』の第7話で、赤松金融の社長・赤松大介(渡部篤郎)が、紺野未央(大島優子)に、バーのカウンターで、「人が怒った顔大好き」と言って、平手打ちを食らいますが、私も彼ほどではないですが、女性の怒った顔、好きかも。

いや、怒らせて楽しむというような悪趣味なことはしませんけど。

また、「怒った顔マニア」というわけでもありませんです。

それに、女性なら誰でも怒った顔が好きというわけではないです。

綺麗な顔立ちの人が起こったり、シリアスな表情になると「いいな」と思う程度です。

たとえば、『マジすか学園4』の主役の宮脇咲良なんて、明らかに、劇中の表情のほうが、普段のデフォルトの顔よりも良いと思います。

バラエティなどでみせる、あどけない明るい表情の女の子!って感じの彼女よりも、前髪で眉を隠し、おそらくは彼女の限界まで声のトーンを低くして「お前ら、道を開けろよ」のケンシロウ的キャラのほうが、個人的には好きですね(昔からの宮脇咲良ファンは、むしろ逆の評価をしているようですが)。

特に、彼女が一生懸命低い声を出そうとしている様子は、かつての大河ドラマ『風林火山』で上杉謙信を演じたGACKTの喋り方に似ていて興味深いですね。

GACKTバージョンの上杉謙信は、威厳を出すために、一言一言をかみしめるように、縦のりで言葉に重さを付与しながらのセリフ回しでしたが、彼女の「これは私の戦いだ」「ぶっつぶす」というようなセリフも、極力重みを出すために、頷くようにゆっくりと、太い声を出しているように見えます。

で、その時の表情が、凛々しくて、なかなかカッコいんですよ。

……と、いろいろと怒った顔のことを書いていますけど、べつだん私は「怒った顔」コレクターではありません(汗)。

基本、笑顔のほうが好きです。

作り笑顔は嫌いだけど。

でも、笑顔も似合い、怒った顔もカッコいいというのが一番いいのかも。

こればっかりは、美人の特権かもしれませんね。

記:2015/02/20

ウイングド・サーペント セシル・テイラー

先日、久々にセシル・テイラーの『サイレント・タン』を聴いたら、

内にこもっていたオイラの「セシル好き」が蘇ってきて、調子にのって、次は『ウイングド・サーペント』も久々に聴いてみました。

このCDは、もうずいぶん昔のことだけど、ニューヨークのタワーレコードで買ったんですよね。

おっ、日本ではこんなセシルのCD見たことない!ラッキー!って。

で、聴いてみると、これまた「セシルにしては」分かりやすくて聴きやすいんですよ。

ま、逆にいえば、混沌さが薄れているというか、アンサンブルが整理整頓されているので、ハプニングが少ないところが「聴きやすい」と感じるのでしょうが。

カオス度はたしかに低いですが、でも、大人数編成なので、圧巻なんですよ、サウンドの迫力が。

あと、中盤には、人の声だけが、うえうぇあわわわをぅあああああぅぇぇ……

と、わけのわからん即興演奏(即興発狂?)しているナンバーもあって、
それはそれで、不気味楽しいのです。

セシルにしては「楽しい」アルバムなので、『ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ』をもっとポップにしたらどうなんの?と興味のある人は(そんな興味持つ人いるんかいな?)聴いてみてね!

▼収録曲
1. Taht
2. Womb Waters Scent Of The Burning Armadillo Shell
3. Cun-Un-Un-Un-An
4. Winged Serpent

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