雑想 2015年8月

      2022/10/17

オライオン ベース動画

いいねぇ、メタリカの《オライオン》が大好き。

リフが好き。
ということは、ベースラインも大好き。

だからこの動画。

けっこう4弦中心でぶいぶいいけちゃう。

途中のメロディアスなところを除けばね。

やっぱりベーシスト(クリフ・バートン)が作った曲なんだよなぁと思う個所がびしばし。

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アンドロイド エリカ

星新一の『ボッコちゃん』を思い出す。

もちろん、会話能力は「ボッコちゃん」以上だけど。

ラブ・アンド・ピース エルヴィン・ジョーンズ&マッコイ・タイナー

ジョン・レノンとヨーコ・オノのラブ&ピースではなくて、こちらは、エルヴィンとマッコイの『ラブ&ピース』です。

テナーサックスは、もちろん、コルトレーンではありません。
ファラオ・サンダース。

ということは?

「おお、晩年のコルトレーン・サウンドに近いのか!?」と、聴く前は思うのですが、実際聴いてみると、もっと緩い。

あ、もちろんいい意味で。

後期コルトレーンの切迫感は希薄なぶん、もうすこし成熟したマイルドさというのかな、安定したアンサンブルなのです。

良くも悪くも。

だから、コルトレーン・テイストを求めるのではなく、純粋にマッコイとエルヴィンの共作!ってニュアンスで接したほうが良いでしょうね。

ギターにジャン・ポール・ブレリーを加えているあたりも、彼らの狙いは最初から「コルトレーンの再現!」ではないのですから。

▼収録曲
1. Little Rock's Blues
2. Hip Jones
3. Korina
4. 希望の朝
5. Sweet And Lovely
6. Origin

ワンプラス 吉木稔

エレベ&ウッベの両刀使い、吉木稔のソロアルバム。
スダンダードから、パーカー、ミンガスナンバーまで縦横無尽。

▼収録曲
1. Besame Mucho
2. Malaika
3. Peace ~Body and Soul
4. Cheryl
5. Alone Together
6. My Foolish Heart
7. Nostalgia in Times Square

ジーン・ハリス Live at Otter Crest

時折、恥ずかしいほどベタ甘なメロディを臆面もなく繰り出すことのあるジーン・ハリスゆえ、彼の華麗なタッチや指さばき、そして大きなウネリを持つグルーヴ感には舌を巻きつつも、スリーサウンズをはじめとしたピアノトリオは、それほど積極的に聴いてはいないんですよ。

でも、ライブ盤だと話は別。

ベタ甘なメロディも、ライヴの熱気がブレンドされると、それはそれで凄く説得力があるし、あたかも自分自身もライブの観客の一人になったような錯覚に陥ることが出来るのです。

ノリも素晴らしいし。

鑑賞する、というよりも、身体を揺らしながら楽しむことが目的のライブだと、これぐらいの分かりやすさがちょうど良いのかも。

▼収録曲
1. Sweet Lorraine
2. My Foolish Heart
3. A Little Blues There
4. Battle Hymn Of The Republic
5. Shiny Stockings
6. Cute

ジョン・コルトレーン セロニアス・モンク

コルトレーンに多大な影響を与えた先輩は2人いると思う。

ひとりはマイルス・デイヴィス。
もうひとりはセロニアス・モンク。

マイルスのもとで技量を研鑚し、モンクのもとで表現の深みを身に付けた。

すでにマイルスのバンドに所属していた頃からシーツ・オブ・サウンズを駆使し、ひとまず完成の域にまで達してはいた。

しかし、この「音の洪水」に説得力や凄味が付加されていったのは、モンクのバンドに所属していたあたりだと感じる。

モンクとコルトレーン。
ファイヴ・スポットでの伝説のライブ。

この音源を聴くと、コルトレーンの音数多いテナーの音に凄味の成分が加わっている段階なのだということがよく分かる。

音の悪さがナンボのもんじゃい。
プライベート録音ゆえの音質の悪さなど吹き飛ばすほどのエネルギーが伝わってくる音源だ。

▼収録曲
1. Crepuscule With Nellie
2. Trinkle Tinkle
3. In Walked Bud
4. I Mean You
5. Epistrophy
6. Ruby My Dear
7. Nutty

ブラッド・メルドー Places

「ジャズ」ファンからはソッポを向かれ、「メルドー」ファンからは愛聴されている。
……ような気がする作品。

個人的には、メルドウの旅に同行するのも悪くないと思ってます。

▼収録曲
1. Los Angeles (Album Version)
2. 29 Palms (Album Version)
3. Madrid (Album Version)
4. Amsterdam (Album Version)
5. Los Angeles II (Album Version)
6. West Hartford (Album Version)
7. Airport Sadness (Album Version)
8. Perugia (Album Version)
9. A Walk In The Park (Album Version)
10. Paris (Album Version)
11. Schloss Elmau (Album Version)
12. Am Zauberberg (Album Version)
13. Los Angeles (Reprise + Hidden Track "Perugia")

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