雑想 2017年10月

      2024/02/11

コードギアス 反逆のルルーシュ 興道

about

一大ムーブメントを築き上げた『コードギアス』シリーズの原点!
劇場にて括目せよ!!

2006年から放送が始まった『コードギアス 反逆のルージュ』は開始直後からファンの熱い支持を受けて、瞬く間に2000年代を代表するヒット作となった。

そして2006年には続編『コードギアス 反撃のルージュ R2』が登場。主人公ルルーシュの壮絶な人生を描ききって堂々たる完結を迎えた。

2017年10月よりスタートする『コードギアス 反撃のルルーシュ』全3部は、第1シリーズと『R2』を合わせた全50話を3本の映画に再編集し、全編新規アフレコ収録と新作カットを追加した作品。そして、新たな次の10年の開始を告げる最初のプロジェクトとなり、3部作後に控える完全新作『復活のルルーシュ』と繋がる。

人気漫画家集団「CLAMP」がキャラクターデザイン原案を担当している。

story

皇歴2017年。
神聖ブリタニア帝国の元皇子ルルーシュは、目と脚の不自由な妹とともにブリタニアの占領下であるかつての日本、エリア11で隠れるようにして日々を過ごしていた。

しかし、ある事件をきっかけに謎の少女C.C.と出会い、いかなる相手にでも命令を下せる絶対遵守の力“ギアス”を手に入れたルルーシュは、最愛の妹が安心して暮らせる世界を作るために、世界への反逆を開始する。

data

監督:谷口悟朗
構成:谷口悟朗
シリーズ構成:大河内一楼
演出:秋田谷典昭
キャラクターデザイン原案:CLAMP
キャラクターデザイン:木村貴宏
ナイトメアデザイン:安田朗、中田栄治、阿久津潤一
メカニカルデザイン:寺岡賢司
コンセプトデザイン:寺岡賢司
メインアニメーター:木村貴宏、千羽由利子、中田栄治、中谷誠一
美術監督:菱沼由典
色彩設計:岩沢れい子、柴田亜紀子
撮影監督:千葉洋之、大矢創太
編集:森田清次
音響監督:井澤基、浦上靖之
音楽:中川幸太郎、黒石ひとみ
主題歌:IrisオープニングテーマFLOW
キャスト(声の出演)
福山潤:ルルーシュ
櫻井孝宏:スザク
ゆかな:C.C.
小清水亜美:カレン
名塚佳織:ナナリー
折笠富美子:シャーリー
大原さやか:ミレイ
杉山紀彰リヴァル
千葉紗子:ニーナ
若本規夫:シャルル皇帝
井上倫宏:シュナイゼル
三戸耕三:カノン
白鳥哲:ロイド
井上喜久子:セシル
皆川純子:コーネリア
南央美:ユーフェミア
梁田清之:ダールトン
幸野善之:ギルフォード
飛田展男:クロヴィス
宝亀克寿:バトレー
成田剣:ジェレミア
渡辺明乃:ヴィレッタ
中田譲治:ディートハルト
真殿光昭:扇
檜山修之:玉城
加瀬康之:南
新井里美:咲世子
倉田雅世:ラクシャータ
高田裕司:藤堂
私市淳:朝比奈
二又一成:卜部
島香裕:仙波
辻親八:桐原
かないみか:神楽耶

製作年:2017年
製作国:日本
配給:ショウゲート
上映時間 135分
映倫区分 G

第2部「叛道」2018年2月公開予定
第3部「皇道」2018年5月公開予定

記:2017/10/10

西野亮廣 革命のファンファーレ

なんの予備知識もない状態で買って読んでみた。

書店の店頭で目立つ赤い表紙と、一瞬「オダギリジョー?」と勘違いしてしまいそうなルックスの男性のフォト。そして、勢いに溢れたタイトル。
で、版元が幻冬舎(笑)。
ってことは、ははーん、また何か話題の仕掛けアリな本なのかな?と興味を持ち、何も考えずにレジへ。

正直、読んでみるまでは、お笑いに疎い私のこと、キングコングというお笑いグループや、西野亮廣という芸人のこともまったく知らなかった。
というより、西野亮廣の「亮廣」は「あきひろ」と読むことすら知らなかった。

読んでみると、ほほぉ、なかなかの策士ですな、この方。

平たく言えば、クラウドファンディングで出資を募り、絵本『えんとつ町のプペル』を制作、30万部突破を達成するまでのアイデア、商法、広報、ビジネスの考え方などが列記された本だ。

バックにブレインがつかず、西野氏自身のオリジナルなアイデアで、ここまでやれているのだとしたら、かなりビジネスやマーケティングのセンスがある人だと思った。

お笑いやってるのがモッタイナイ、というより、芸人をやれる頭脳があるからこそ、ビジネス方面に転用できたのかもしれないし、芸人以外にも、絵本作家や小説家の肩書きも持っているそうなので、マルチな才能に溢れた方なのでしょう。

ビジネスに関しての考え方は、参考になる人も多いのだろうと思う。実行するかどうかは別として。

著作権の放棄や、コンテンツの無料公開など、常識や慣習とは逆の発想をすることが、結果的に良い方向につながっている事例が多く、このあたりが、タイトルの「革命」の意味するところなのだろう。

前半のお金についての考え方などは(ホリエモンもよく言っている「お金=信用」というクダリですね)、中学生や高校生が読むと良いのかもしれない。

フォレスト出版的な今時のビジネス本的な作りとなっているため、この手の本を手に取るのがはじめての人でもサクサクと読める作りになっている。
ライトタッチのビジネス本としても読め、さらにはキングコングのファンにとっては「ファンブック」としても読める内容なのではないかな。

ただ、著者が本の販売手法やマーケティングについて熱く語れば語るほど、なんだかそれに反比例するように『えんとつ町のプペル』を読みたいという気持ちは萎えてきてしまった。
スンマセン、こういうアマノジャクな人間も世の中にはいるもんです。

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記:2017/10/19

きわめて優れたショーターの『ジュジュ』

ウェイン・ショーターの『ジュジュ』。


Juju

このアルバムの中でも、コルトレーンライクな直線的なアプローチをみせながらも、コルトレーン特有の硬さとは違い、ショーターとしか言いようのない楕円形な柔らかさで旋廻してゆく《イエス・オア・ノー》が好きだ。

もうひとつコルトレーンっぽさを強く感じるのは、やはりリズムセクションだろうね。

ピアノがマッコイ・タイナー、ドラムがエルヴィン・ジョーンズ。

つまり、ベース以外は、あのコルトレーンの「黄金のカルテット」の人員だ。

特に、マッコイのピアノが、アトランティック時代のコルトレーンのバックで弾いていたアプローチとそっくり。

ワンパターンといえばワンパターンかもしれないが、情熱的で煽るようなマッコイならではのアプローチがあるからこそ、ショーターも熱く燃えることが出来たのだろう。

特にタイトル曲《ジュジュ》の後半、つまりマッコイのピアノ終了後のアプローチなんて、もろコルトレーンだもんね。

ピアノに割り込むようにはいってくるテナーの旋律、音色。
8音吹いて、1音♪てら~と上昇するメロディ構築っぷり。

ゆるくフラジオをかけながら、絶妙なタイミングで挿入されるロングトーン。

ボーっと聴いていると、一瞬、コルトレーン・カルテットを聴いているのではないかと錯覚するほど、このアルバムの演奏は随所にコルトレーンの影が色濃く伺える。

もちろん充実した熱い演奏に、完成度の高い演奏には違いない。

しかし、このアルバムはショーターの代表作の一枚に挙げられることが多いが、私は反対。

代表作の5枚の中の1枚に挙げることには吝かではないが、1枚だけなら、もっとショーター的なアルバムはたくさんあるでしょう?と思う。

ショーターの魅力は枚挙に暇がないが、強いて一つあげるとすれば、ストーリーテリングの妙にあると思う。

ソロの最初から最後までが、一つの大きな流れとなっていることが多い。

もちろん、この『ジュジュ』においても、ショーター流のストーリーテリングの妙は生きているが、文章でいうと、文体がまだコルトレーンチックなんだよね。

使用する単語も常套句も、コルトレーンが好んで使っているものを踏襲している。

ま、それはそれで、作家も音楽家もキャリアの初期においては、仕方のないことではある。

いや、むしろ、私淑している先輩のコピーから出発して、少しずつオリジナリティを獲得してゆくことことこそが、正しく表現者が育ってゆく過程なのだ。

最初から、自分のオリジナリティがどうのこうのと言っているうちはケツの青いサルのようなもので、どんなに強烈なオリジナリティを持った表現者も、突然変異的に生まれるものではない。

あの、オーネット・コールマンだってそうだ。

そういった意味では、『ジュジュ』はショーターがコルトレーンをベースに自己のスタイルを形成してゆく過程、しかも、音楽的にもきわめて優れた内容を聴かせてくれる。

プレイ面においては、スタイル形成期かもしれないが、作曲においては、すでに「ショーター流」の萌芽が見てとれる。たとえばメロウで微妙に東洋的な旋律の《ハウス・オブ・ジェイド》なんかがそうだよね。

こういう曲想はショーターが得意とするところ。

くわえて、このようなメロウっぷりと、ショーターの音色はとても良く似合っている。

だからこそ、私はショーターの『ジュジュ』を愛してやまないのだ。

記:2017/10/30

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>>ジュジュ/ウェイン・ショーター

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