雑想 2019年1月

      2022/11/17

睡眠8時間

最近睡眠時間を増やし、極力8時間になるようにしているので、1日の中での行動件数が減ってきているが、まあ健康のためを思えば、それはそれで仕方がない。

トミー・フラナガン スーパー・セッション

1980年にエンヤに録音した、ベースがレッド・ミッチェル、ドラムスがエルヴィン・ジョーンズのトリオでの演奏。

野性のエルヴィンと、端正なトミフラって、タイプは違うにもかかわらず、相変わらず相性いいよなぁと改めて思える1枚。

▼収録曲
1. ジャンゴ
2. マイナー・パーハプス
3. トゥー・レイト・ナウ
4. アイ・ラヴ・ユー
5. ラチェルのロンド
6. 昔は良かったね

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アート・サイエンス ロバート・グラスパー・エクスペリメント

うーん気持ちいい。

最初はハードな4ビートから始まる。

おっ、ロバート・グラスパー、硬派ジャズ路線になったのかな?

と思いきや、次第にリズムは、いつものロバート・グラスパー・エクスペリメント路線に。

しかし、相変わらず気持ちの良いリズムとサウンドですな。

特に《デイ・トゥ・デイ》と《ハリー・スローリー》。

うーん、キャッチー。
うーん、ズルい。

こんなに気持ちよくていいの?ってくらいメロディアスでノリノリ。

なんだ、『ブラック・レディオ』より、こちらのほうが全然良いではないか。

と、個人的には思っておりまする。

なぜか正月に、実家に集結した時、妹と弟にこのCDを1枚ずつプレゼントしちゃいました。

ジャズは全然聞かないけど、センスの良いポップスが好きな2人、そういう人にも安心して、かつ、胸を張っておすすめすることが出来るアルバムです。

記:2019/01/12

パッション・フラワー ジョニー・ホッジス

久々にジョニー・ホッジスを聴いてみた。

いい!

昔はなんとも感じなかった彼のアルトが、なんだかスッと耳に染み込んできた。

年齢を重ねてはじめて分かった玄人の味わい。

▼収録曲
1. Day Dream
2. Good Queen Bess (Take 1)
3. Good Queen Bess (Take 2)
4. That's The Blues Old Man
5. Junior Hop
6. Squaty Roo
7. Passion Flower
8. Things Ain't What They Used To Be
9. Going Out The Back Way
10. Never No Lament (Don't Get Around Much Anymore)
11. Blue Goose
12. In A Mellotone
13. Warm Valley
14. After All
15. The Giddybug Gallop
16. I Got It Bad (And That Ain't Good)
17. Clementine
18. Moon Mist
19. Sentimental Lady
20. Come Sunday
21. Mood To Be Woo'd
22. Rockabye River (Hop, Skip, Jump)

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シンキング・オブ・ホーム ハンク・モブレイ

ハンク・モブレイ、ブルーノートの最後のセッション音源集。

ウディ・ショウ、シダー・ウォルトンが参加。

モブレー的にはいろいろとチャレンジを試みていることが伝わってくるけれども、それがインパクトのある効果として伝わってきているかどうかは別として、良い意味で緩やかな感じ。

エッジの尖った演奏はないけれど、スムースで聞きやすいものばかり。
円やか&マイルド・モブレーの真骨頂。

▼収録曲
1. 組曲
2. ジャスティン
3. ユー・ガッタ・ヒット・イット
4. ゲイルズ・グルーヴ
5. トーク・アバウト・ジッティン・イット

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ザ・ウィンド フランコ・アンブロゼッティ

ジャケ買いしたら
⇒当たり( ̄∀ ̄)v

フランコ・アンブロゼッティのトランペットが爽やかに、時に熱を帯びる聴きやすいワンホーン・カルテットです。

ロリンズの《ドキシー》も演奏しています。

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エリック・ドルフィー ミュージカル・プロフェット : ジ・エクスパンデッド・1963 ニューヨーク・スタジオ・セッションズ

年末に買って聞いていたんですが、いやーすっかり紹介するの、忘れていましたね。

『ミュージカル・プロフェット : ジ・エクスパンデッド・1963 ニューヨーク・スタジオ・セッションズ』。

ドルフィーの未発表セッションを集めたセットです。

まだこんなに未発表、残ってたんだ!

時期的にはちょうど『アイアン・マン』の頃の音源ですが、私の場合、ブルーノートの『アウト・トゥ・ランチ』はすごく好きでよく聴いていたんですけど、考えてみたら『アイアン・マン』って、あんまり聴いてなかったんですよね。

『アイアンマン』って、楽器の編成や試み的には、ブルーノートの『アウト・トゥ・ランチ』の前哨戦と言う感じがして、つまり、実験的に手始めにはじめたアプローチって感じがして、完成度という点でみれば、『アウト・トゥ・ランチ』の方が上だからな~なんて考えながら、なんとなく敬遠していたんですね。

もっとも、リチャード・デイヴィスの妖しいアルコとのデュオはたまに聴いてはいたんですが。

しかし、それを除けば『アイアンマン』ってあんまり聴いてなかったんですよね。

しかし、しかし、今回のボックスセットの発表を機会に、改めて聞き直してみると、これまたビックリ!!

いやはや強烈。

やはり完成度が高く、しっかりと構築されたアンサンブルの『アウト・トゥ・ランチ』もほんとに素晴らしいのですが、新たな境地踏み出そうとするドルフィーの意気込み気迫が半端ないのです。

音として伝わってくる。

いやー、やられたやられたやられた。

シャン!と襟を正す思いです。

これを聴いて身を清めて新年を迎えようと思ったら、腰痛……。
それどころじゃなくなったりして。

やっぱり、こういう気合の入った音と対峙するには、こちらも腰をすえて挑まなければならないというのに、肝心な腰がねぇ……。

あ、もし買うのでしたら、充実した解説が付属する分厚いブックレットが付いている日本盤をおすすめします。

もちろん、英語を読めるんだったら、輸入盤でも良いのですが……。

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