雑想 2006年4月

      2024/01/03

学童保育。

puzzle
息子、今日から学童保育です。

保育園に預けるのは、先週でおしまい。

今日から四月の新しい日ですからね。

小学校が始まるのが、今週の金曜日、じゃなくて、あれ、木曜日だっけ? 忘れちゃって今思い出せないんだけど、とりあえず、今週から小学校が始まるのですが、それまでは、朝から夕方まで、学童保育。

初日なので、女房と一緒に預けに行きました。

今までは、保育園の中では一番からだが大きく、番長的役どころだった息子も、小学4年生か5年生までが預けられている学童保育の中では、まだまだ小さい子。

だから、ちょっと緊張してましたね、初対面の子供たちの中、しかも、自分より年上の多い中、自分の立ち居地がまだよく掴めていないような顔をしていました。

でも、まぁそのうち慣れてくるでしょう。

「あ、ナターシャちゃんだ!」

保育園のときに同じクラスだったナターシャちゃん(仮名)を見つけた息子は、デカい声でナターシャちゃんのところに駆け寄っていきました。

新しいお友達たちの中で、楽しくやってくれることを祈ります。

それにしても、学童の施設は充実しているなぁ。

野球盤、サッカーゲーム、エアホッケーもあるし、本も充実している。オレも一日中、何も考えずに、子供たちと野球盤をして遊びたいよ。

記:2006/04/03(from「趣味?ジャズと子育てです」)

このクレーン、オーソドックスな力強さ。

歩いていて、ふと見上げると、ビルの大きさとアンバランスなほどの大きさのクレーン。

こういうときは、ついつい見入ってしまうのです。

ズッシリ、ガッシリ。

オーソドックスな力強さを感じます。

記:2006/04/06

YMOのハラーでのライブ映像/COMPLETE HURRAH

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の『ハラー』。
これ、昔、VHSで持っていたけど、DVDで買いなおした!

高橋幸宏のドラミング、ことハットワークに痺れること必至な映像の連続。

撮影者の関心が、ドラムのユキヒロ→ギターの渡辺香津美といった順なのか、細野さんや教授よりも、圧倒的に幸宏氏が映っている時間が長いんだよね。

だから、スティックの太さ、スティックがささくれ立っているなど細かなこともよく分かる上に、映像の力も手伝って、シャキッ!と塩辛いほどに引き締まりまくったハイハットの音色がものすごく快感に感じる。

いやはや、興奮!

何度観たことか、このハラーのライブ映像。

▼収録曲
1. キャスタリア
2. ライディーン
3. ビハインド・ザ・マスク
4. レディオ・ジャンク
5. ソリッド・ステイト・サヴォイヴァー
6. 在広東少年
7. TONG POO
8. デイ・トリッパー
9. 1000のナイフ
10. ロケット・ファクトリー
11. 中国女
12. ファイアークラッカー
13. コズミック・サーフィン
14. テクノポリス

小学校の入学式!

sakura

昨日は、息子の入学式でした。

近所の公立小学校です。

新しい校舎に、他の学校から新しく赴任してきたベテラン校長先生(なんと、入学前にすべての新入生に会って名前を覚える努力をしたほどの人)、会場には国旗掲揚、式の前には国家斉唱もあり、くわえて、新入生歓迎の2年生からのアトラクション(歌、合奏、語り)も、北朝鮮のマスゲームほどではないけれども、100人以上の生徒の統率がキチンと取れていたので、とりあえずはまぁ、まっとうな小学校だなという感じは入学式の印象からはうけました。

新1年生、ほとんどの男の子はブレザーに付けネクタイといういでたちでオメカシしています。息子ももちろん、ブレザーにネクタイ姿。

この格好が好きな息子は、イタ飯や仏飯をちょこっと食いに行くときなんかもこの格好をするなど、なにかの機会につけてネクタイ姿になりたがるので、朝から大喜び。1人でテキパキと付けネクタイをしていましたですよ。

で、式が終わって、新1年生が退場するとき、黒や紺の大群の中に、1人だけポツンと白が目立つ生徒が。

よく見ると、息子じゃないか。

上着を脱ぎ、白いワイシャツ姿に腕まくり。ブレザーは片手で背中にかけるように持ち、まるで『サラリーマン金太郎』の金ちゃんのようなカッコで、隣の女の子と手をつなぎ、澄ましながら歩いている姿を見つけた女房と私は互いに顔を見合わせ苦笑い。

この先楽しい6年間を過ごして欲しいと願う次第でありました。

記:2006/04/07(from「趣味?ジャズと子育てです」)

ジン飲んで、カップル歌うカラオケ聴きながらマッタリと。

昨日も近所の音楽バーで酒飲んでました。

帰宅して、飯食って、風呂入って、酒飲んで、息子に堀部正史氏の『喧嘩芸骨法』を読んであげて、またまた酒飲んで、ひと段落したところで訪問しました。

特に約束をしていたわけではないんですけど、ミクシィで互いにマイミクに登録されている方が、どうやら11時まで私が来るのを待っていたらしく、ちょうど私が訪問する直前に帰られたそうです。ニアミスでした、残念。
なんでも終電ギリギリの時間まで粘ってくれていたそうなので、恐縮です。

カウンターで店からもらったアタリメをモグモグしながら、ジンを飲んでボーっとしていました。
いい気分です。

店にいたお客は一組のカップルのみ。
この2人、店のカラオケを歌う歌う、よく歌うわ。

これがまた、わりかし渋い選曲(ビートルズの《ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ》など)と、わりかし聴ける歌唱だったので、わりかし気分良くボーっと聴くことが出来ました。

興が乗った頃、私は三橋美智也の《古城》を歌い、ノッてきた店の雰囲気をブチ壊しにして、とどめに戸川純の《昆虫軍》を歌い、満足満足。

《昆虫軍》って、大好きな歌の一つです。

本当は、『玉姫様』の中では《諦念プシガンガ》が好きなんだけど、店のカラオケには入っていなかったので、ガマンガマン。
ああ、久々に《諦念プシガンガ》を聴きたくなってきたな…。

♪あの泥流の恩讐がもはやただ跡形もナシや…

▼これの2曲目です。

不愉快 沈黙

言いたいことを露骨に言葉や顔に出さず、とりあえず黙ってさえいれば大きなトラブルを防げることも多い。

特に表情よりも言葉。

表情が不愉快な気持ちを雄弁に語ってくれる。

しかし、言葉は出してしまったらもう最後。

証拠となってしまう。

表情に出すのもできればやめたほうが良いのだが、それは制御がつかないこともあり仕方がない。
それに、表情は無言な意思表明となることもあるので、無理して押さえようとしすりぎるとストレスにもつながる。

しかし、「沈黙は金」「口は禍の元」と昔の人はよく言ったもので、本当にそのとおりだと思う。

トラブルの9割は「言葉」なんじゃないかと思う。

ウディ・ショウ ソング・オブ・ソングス

ジョージ・ケイブルスの幻惑エレピがムズムズ気持ちよく脳みそと下半身をくすぐる《ラヴ:フォー・ザ・ワン・ユー・キャント・ハヴ》が良し!

ウディ・ショウ、2枚目のリーダー作、
『ソング・オブ・ソングス』。

真面目に熱い!

直球ストレートなど根性ジャズ、そして、ブラックな濃さがムンムンな熱血ジャズをご堪能あれ!

サイモン・ナバトフのピアノで、新鮮な《セント・トーマス》や《ジャイアント・ステップス》を味わう

「黒さ」をまったく感じることのない、「漂白」されたセロニアス・モンクの《エピストロフィ》や、ジョン・コルトレーンの《ジャイアント・ステップス》も、ときには悪くない。

それと、ソニー・ロリンズの《セント・トーマス》も。

これらの曲が持つ脂分が丁寧にアク抜きされ、そのかわり、曲の骨格を殺すことなく、再度、綺麗に肉付けがなされている。

微毒まじりの危険な曲が、丁寧に再構築されている様を追いかける作業は、それはそれで気持ちが良いものだ。

サイモン・ナバトフのピアノは、スタティックで、優雅ですらある。

たとえるならば、蒸留水のようだ。

蒸留水=まじりっ気なし

まじりっ気なし=ピュア

ピュア=純粋

純粋=無害

必ずしも、そうとはいえない。

蒸留水は、たしかに、まじりっ気のない水ではあるが、このまじりっ気のなさは、「安全」を意味するものではない。

それが証拠に、蒸留水を飲むと大抵の人は下痢をしてしまうのだから。

毒の無い攻撃力というのもあるのだ。

一聴、まじりっ気のないピュアさを感じるナバトフのピアノも、心してかからないと、やられてしまうかもしれない。

この危険度は、分かりにくいぶん厄介ではある。

タイトル曲の《スリー・ストーリーズ・ワン・エンド》などの演奏を聴けば、たしかに叙情的で柔らかなピアノを弾く人ではある。

一聴、攻撃力も殺傷力も低いピアノだと感じてしまう。

少なくとも、一撃でガツーンを聴き手のマインドを揺さぶるピアノではない。

しかし、水の浸食作用と同じで、我々のマインドの中に幾重にも張り巡らされたフィルターを、その無毒性ゆえ、やすやすとくぐり抜け、結果的に、いつのまにか我々の内部を彼のピアノの音が占拠しているという、なかなかにシタタカなピアニストでもあるのだ。

やわらかく突んのめるロリンズの《セント・トーマス》も、慣れてくるとちょっとアザとさも感じられるのだが、それはそれで面白いアプローチだと思う。

基本、私は50年代のハードバップを中心に聴くリスナーだし、そのあたりが自分の守備範囲だと思っているが、たまにこのような、まったくタイプの違うピアノをはさんで気持ちの流れにメリハリをつけるのも楽しい。

ハードバップ風なピアノに飽きたら、この1枚をどうぞ。

バップ風のピアノに慣れ親しんだ耳にこそ、かえって新鮮度が高く感じられるかもしれない。

記:2006/04/22

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>>スリー・ストーリーズ・ワン・エンド/サイモン・ナバトフ

日本で最初のジャズレコード

日本で最初のジャズのレコードは、昭和2年(1927年)に菊池滋弥がリーダーをつとめる慶應大学のレッド&ブルー・ジャズバンドによる「マイ・ブルー・ヘヴン(私の青空)」。

録音、発売したのは日本コロムビア。

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