会社を辞めたら、これほど身軽で、これほど自由
2019/08/24
毎日が楽しく充実
年末に会社を辞めて独立しましたが、それからというものの、毎日が楽しくてしょうがない(笑)。
1日24時間、全部、オレのもの。
この快感は、予想以上に大きいですね。
何をいてもいいし何をしなくてもいい。
うーん、フリージャズ的です。
寝る前には、明日は、何やろうかなぁ、
朝起きたら、今日は、何やろうかなぁ。
もう、ワクワク、ドキドキの連続。
だから、張り切って、
予定を今週も来週もいろいろと入れていたら、まるっきり1日が自由の日ってなくなっちゃった(笑)。
中には1日4~5本、アポやら行く場所を設定した日もある。
でも、ぜーんぜん、苦にならないというか、自分が立てた予定なんだから、楽しみで楽しみで仕方がない。
もちろん、編集部時代も、取材やらアポやら、出社時間や、帰社時間は、かなり自由に個人裁量させてもらってました(というより、勝手にやってた)。
やることなくて、時間が数時間空けば、「ちょっと映画でも観にいってこよっと」とか、「本屋に本を買いにいこ!」とか、「ジャズ喫茶に原稿書きに行こ!」ってことはしょっちゅうやってました。
でも、やっぱり会議だったりとか、何時までに何しなきゃいけないとか、総務だったり、経理だったりに提出しなきゃいけない書類だったり、返信しなきゃいけないメールの案件があったりと、微妙に縛られている感はありました。
付き合う相手も選べないし、ジョーシだって取り替えられない(笑)。
ま、そりゃアタリマエですよね。会社なんだから。
でも、フリーになったとたん、そういったシガラミが一気にスパッ!と消えた。
急に肩が軽くなり、目の前の景色の輝度が35%以上アップし、足取りが軽くなり、睡眠時間が短くなり、肉体的な疲れも心地よい疲れと感じるようになり、昼間の酒もうまくなり(笑)、子どもにじっくりと勉強を教えたり、遊んだりすることが出来、くだらないアイデアがバンバン出てきたりと、まるで、ヨロイを脱ぎ捨てた瞬間、身が軽くなったような感覚を味わっています。
そして、長年身に着けていたヨロイって、こんなにも重たかったんだ!と驚いています。
もちろん、ただ単にウキウキしているだけではなく、稼がなければならないので、今は、抱えている仕事や今後の予定はあるにはありますが、もっと仕事を増やさなければならない。
だから、ここのところ、毎日色々な人に会うことに重点を置いてます。
会いたくない人には会う必要ないってのがいい(笑)。
会いたい人だけに会える。
興味がある人だけに会える。
これから一緒に何かをやろうと思っている人だけ会えばいい。
アポを入れるのが楽しくて、楽しくて。
さらに、親しい友人が、そんなアホ状態な私を見かねたのか、居場所まで提供してくれた(感謝)。
「好きなときに自由に使っていいよ」と、自分の会社のオフィスの合鍵も作ってくれたので(感謝!)、仕事したければそこに行けばいいし、行きたくない日は、行かなければいい(感謝!)。
いやはや、このストレスフリー状態は、かなり心身ともにハッピーです。
ほんと、こんなに軽くなるとは思わなかった。
収入面を除けば、ね(笑)。
すごく無責任なことを言うけど、勤め先での重圧やストレスやプレッシャーに悩み、精神的重圧に耐えかねて心療内科に通う寸前状態の人がいたら、ためしに会社を辞めてみたらどうでしょう?
辞めないにしても、長期で休暇をとってみるとか。
生活の安定、安定した収入も大事ですが、やる気になれば、別なことでも取り返せる可能性あるじゃない?(無責任だなー)
でも、自分以外のもろもろに支配・抑圧されて、萎えた心、ボロボロになった心は取り戻せません。
やりたくないことをやって失った時間も取り戻せません。
両者を天秤にかけて、どちらが重要なのかは人それぞれでしょうが、少なくとも「会社を辞める」ということの効用は、「心が羽が生えたようにラクになる」ということは大いにあるでしょうね。
これって、やめてみて初めて分かった。
もちろん、私は仕事がツラくてとか、人間関係がヤでとか、そういった理由で辞めたわけではありません。
しかし、そんな私ですら、会社を辞めたら、こんなに心が解放されるのかと驚いているので、組織の中の重苦しい空気や人間関係に悩んでいる人は、もっともっとスゴい効果があるんじゃないかな。
ただ、人から指示されるのが好きな人、命令がないと、何をやっていいかわからなくなる人はその限りではありませんが……。
あ、会社勤めの人は、こういうバカなこと言う奴もいるぜ、と話半分に読み流してください。
でも、「辞めてみた人のホンネ話」ということで、頭の隅っこにでもちょこっとインプットしておいてくださいね。「辞めるとラク~にな~る。辞めればラク~になる~。」って(笑)。
あえて今の心境をジャズ化するなら、オーネットの《フェイセス・アンド・プレイセズ》ですかね。
自由自在に与えられた時間を自由にデザインし、飛びまわれっている感じが、オーネット的自由さというか軽さというか。
気楽に、かつ軽やかに頑張り続けたいと思います。
記:2008/01/17