雑想 2018年9月

      2022/01/03

水陸両用MSの手のような機械

このトラックの荷台の上の機械。

おそらく掘削用重機の先端なんだろうけど、
まるで、アッガイやズゴックのようなMS(モビルスーツ)の手に装着させるフレームのように見えてしまう。

ここのめくれた内部のフレームの一部の部品に見えてしまうんですよ。

隙間にアイアンクローのような白兵戦用の爪を仕込み、あるいは複数のマシンガンを仕込んでフレームをかぶせれば、ジオンの水陸両用MSになるのでは?

>>アッガイLOVE

綾瀬はるかと吉沢亮、ANA SUPER VALUEの広告ビジュアル

新宿駅地下のANA(全日空)の電光広告です。

吉沢亮と綾瀬はるか。

姉と弟という設定で、機内Wi-Fiインターネットサービスやハワイのキャンペーンなど、最近のANA一連の広告(宣伝)にもこの2人が起用されていましたね。

たぶん、ハワイのキャンペーンのときの広告デザインも同じデザイナーなのでしょう。

ざっくりとラフな感じのデザインでありながらも、力強さとインパクトを優先させた訴求力のある広告だと思います。

まるで、広告代理店のデザイナーが広告案をクライアントにプレゼンする際のラフデザインを、そのまま使用したようなザックリ感を逆手に取っているようなラフな感じがありつつ、その実、かなり緻密な計算もなされているという。

個人的にはなかなか好きなデザインです。

記:2018/09/08

セシル・テイラー ソロピアノ

セシル・テイラーの『インデント』収録の《ファースト・レイヤー》が好きだ。

常にうごめき続ける左鍵盤は、いつもぞわぞわ。心地よし。

ジャズマンの名前言い代え(?)便利表

エブラハム⇒エーブ
アルバート⇒バート
アレキサンダー⇒アル、アレックス、サンディ
アンドリュー⇒アンディ
アンソニー⇒トニー
ベンジャミン⇒ベン、ベニー
カルヴィン⇒カール
チャールズ⇒チャーリー、チャック
ダニエル⇒ダニー、ダン
ダグラス⇒ダグ
エドモンド⇒エド、エディ、ネッド、ネディ
セオドア⇒テッド、テディ
エマヌエル⇒マヌエル、マニー
ジェラルド⇒ジェリー(Gerry, Jerry)
ギルバート⇒バール、ギル
ジェームズ⇒ジム、ジミー
ケニス⇒ケン、ケニー
ローレンス⇒ラリー
マイケル⇒マイク
ミルトン⇒ミルト
スタンリー⇒スタン
シドニー⇒シド
ウォルター⇒ウォルト
ウィリアム⇒ビル、ビリー、ウィル、ウィリー
ヴィクター⇒ヴィック

ーカー、NY最初の仕事

チャーリー・パーカーがカンザスシティからニューヨークに「上京」してきた際の最初の仕事は、「モンローズ・アップタウン」でピアノを弾くことと、「ジミーズ・チキン・シャック」での皿洗いだった。

バップ・トゥ・クール

ビ・バップの喧騒は、戦後、だんだんと人心が安定するにしたがって、一転して、こんどは沈みきったクール・ジャズへと進展しました。ジョージ・シアリングや、リー・コニッツ、そしてスタン・ゲッツは、バップ・コードをそのまま用いて、ヴィブラートのない冷たい音を出してバップの喧騒に対立しました。

ジャズ史上、このバップからクールへの転換ほど、突然変異をきたした出来事はありません。前古未曾有の現象でしたから、さすがジャズ・ファンもアゼンとして、横山泰三のハリガネ的直線マンガや、蒼風宗匠の前衛生花をみたときのような表情をしました。そして次の瞬間には、「あんな心細い音ならオレにも出せる」と思いました。(油井正一『ジャズの歴史』より)

コルトレーンにとって最良のベーシストだったジミー・ギャリソンのベース

ジミー(ギャリソン)について
これだけは、はっきり言える。

ジミーの拍子の取り方と、
音の選び方は、
ジョン(コルトレーン)が使ったベース奏者の中で最高だった。

彼はどちらかというと表面に出たがらず、
それがまたジョンの望み通りでもあった。
(マッコイ・タイナー)

マッコイの証言をまさに裏付けるとおりの演奏が、
『ライブ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード』収録の
《チェイシン・ザ・トレーン》を聴けばよくわかります。

コルトレーンのテナーサックスと、
ジミーのベース、
それとエルヴィン・ジョーンズのドラムによる
ピアノレス・トリオの演奏です。

マッコイ・タイナーのピアノは参加せず、
ジミー・ギャリソンのベースだけで、
十分にコルトレーンのサウンドを彩っていることが
よく分かります。

少し長めの演奏ですが、
そんなことまったく気にならないほどの名演で、
時間が経つのを忘れてしまいます。

ちなみに、上記マッコイの証言を収めた本は、
『コルトレーンの生涯』です。

読みごたえのある名著!

堅実サポート、ソニー・ダラスのベース

リー・コニッツのピアノレストリオ名盤
『モーション』が好きです。

もう何度も書いたし、
ラジオでも喋ったかもしれないけど、
とにもかくにもソニー・ダラスの
「男なベース」を聴け!

一瞬のアドリブにかけるコニッツと、
武井壮も真っ青な百獣の王、エルヴィン・ジョーンズの猛ドラミングを最初から最後までストイックな低音で支えるソニー・ダラスのベースが滅茶苦茶カッコいいのです。

遊びをいれず、
ひたすら4拍4音を堅持。

コニッツの閃き、
エルヴィンの爆発の土台は
ダラスにあり!

ちなみに、ソニー・ダラスは、
学生時代はフットボールをやっていて、
シェイクスピア好きなベーシストなんだそうです。

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>>モーション/リー・コニッツ

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