パソコン、衝動買いしちゃいました
2016/11/12
友人の何人かが、薄型のVAIOをもっていて、常々カッコいいなぁ、と思っていました。
その一方で、VAIOは故障しやすい、ソニーのサポートはよくない、対応は木で鼻をくくったようだ、という噂もよく耳にします。
とくに、価格.comで、ユーザーからの書き込みを見ると、評価している人も多いですが、それ以上に、故障した、サポートが悪いなどの書き込みが多いのです。
アップルとソニーの製品には、さんざん痛い目にはあいながらも、それでも、フラれるって分かっていても貢物を繰り返してしまう飲み屋の客のように、私の「痛い目にあってもいいから、買っちゃおうかなぁ」ゴコロがウズウズしていたんですね。
でも、やっぱり、ほしいんだけれども、壊れたらやだなーとも思い、だったら、今のPCをもう少し使うか！ってことにしていたのです。
私は、パナソニックが初めて発売したバージョンのレッツノートを外では持ち歩いて使っているのですが、もう、これはタフで頑丈。
バッテリーが弱まってきて、最近では１時間しかアダプター無しでは使えない状態になってきているので、新しいバッテリーパックに買い替えるか、それとも新しいPCに買い替えるか、と昨年末から漠然と考えていました。
レッツノートの良さって、１にも２にも頑丈なところだと思います。
レッツノートを持って海外には数回行ってるし、実生活では、ほぼ私のカバンの中には入れっぱなし。
かなり乱暴に扱っているにもかかわらず、故障一つしない。
だから、次の買い替えも、マトモに考えると、堅牢性という面ではレッツノートが一番なんですが、でも、最近のレッツノートって、デザインがちょっと野暮ったいのよ（笑）。
もちろん、あの膨らみをみれば、より一層堅牢度が増していることはわかるんだけれども、なんか私的にはアカ抜けない匡体なんですね。
じゃあ、私が愛用している初期型のレッツノートは？ といえば、今のものよりもカクカクしていてカッコよかった（笑）。
だって、購入の動機が「ロボコップ、あるいは宇宙刑事ギャバンみたいなルックスだから」だもん（笑）。
膨らみの要素が今ほどではなく、もっと直線的でカクカクしていた。
特に違うのがキーボードで、今はずいぶんイイ材質になっているけれども、当時は、きっと低予算で作られていたんだろうなぁ、薄いプラスチックの上にインスタントレタリングのようにな塗装がほどこされていて、すぐに塗装が剥げた（笑）。
だから、今、私が使っているレッツノートのキーボードは、塗装が剥げ、黒いプラスチックの地肌が出ているキーが結構ある（笑）。
ま、使い込まれた感じが出ていて、なかなか味わい深いんですけどね。
おまけに、キーボードが軽いゆえ、フェザータッチと呼ばれるキーの軽さ、慣れるのに時間がかかりましたが、慣れると、かなりのスピードで打てる。
だから、打つ。だから、塗装がますます剥げる（笑）。
見るからにオンボロなパソコンに変身してしまっているのですが、それだけ愛着も増していました。
しかし、バッテリーの問題や、USBの差し込み口のグラつきなど、そろそろ第一線で使うにはキビしい状態になってきた。
だから、とうとうついに昨日買い換えたんですが、半分、衝動買いのようなもんでした。
だって、昨日はパソコンではなく、プラモを秋葉原に買いに行ったのだから。
ほら、ヨドバシのアキバ館のホビー売り場って、プラモに使う道具類や、筆とか塗料などが充実しているではありませんか？
ここのところ、ラッカー系の塗料をメインに使っている私ですが、中学生のころはタミヤノアクリル系塗料をメインに使っており、たまには、現在作りかけのプラモをアクリル塗装をしてみるか、と思い立ち、ヨドバシにアクリル塗料と溶剤、さらには、アクリル塗装に使う筆や塗料皿やスポイトなどを買いに行ったのですね。
しかし、帰りにPC売り場に立ち寄ると、ムクムクと物欲が芽生えてきた。
VAIOのコーナーで、やっぱカッコいいデザインだよなぁ、富士通のコーナーで、あららLOOXってこんなに小さくなっちゃったの？なんか使いずらそう、レノボのコーナーで、あいかわらずIBM時代から堅牢そうなデザインは変わらないなぁ、パナのコーナーで、うーん、使い勝手がいいのはわかっているんだけども、このデザインじゃ触手がわかないなぁ、東芝のコーナーで、ダイナブックを見ながら、うーん、薄い！ でもオフィスのはいっている機種はちょっと高いなぁなどと物色しているうちに、店員さんにいろいろと質問している自分がいた（笑）。
で、私の漠然とした用途や希望、好みが話しているうちに、だんだんとフォーカスされてきて、どうも、今の私が欲しいのは、富士通のFMV-BIBLO MG75Yだということに気付いた（笑）。
で、衝動買いをしてしまった。
嗚呼、また散財……。
記：2008/01/07