カフェモンマルトル

ジャズと映画と本の日々:高野雲

ボンクラ男・冬の時代

      2016/03/15

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alone

何を今さらアタリマエなことを、と思われるようなことだが……。

昔はどんなにボンクラやダメ男でも、一応は女性が男性を立ててくれるような社会や家庭環境だった。

だから、無能な男でも、一応はそのシアワセなお膳立てに乗っかって威張っていられたし、自信と沽券を保てたのだと思う。

ところが、昔ほど女性が男を立てることもなくなった現在、

自信の無い男は元気を無くし、

馬脚を表わしたものは嘲られ、

無能な男は馬鹿にされるか相手にされなくなり、

鬱積した暗い情念を制御出来ない男はキレて犯罪に走るなど、

少なくとも「優秀」「イカした」「カッコいい」「出来る」とは形容しがたい男たちは、惨めなザマを曝している。

私の周囲を見渡しても、仕事をしている女性のほうがむしろ元気で奔放でアクティブに活動しているし、優秀な人も多いので、「ボンクラ男・冬の時代」はすでに随分前から始まっているのだと思う。

男が沽券を保てた「古きよき時代」の価値観をいつまでも持ち出して、このような現状を嘆いたり負け犬の遠吠えを繰り返しているヒマがあれば、男よ、もっと自分を鍛えろ、男を磨け、強くなれ、ウカウカするな、と思う。

誤解無きよう断っておくが、私は、べつに女に勝て、男中心の社会を取り戻せ、と主張しているのではない。

私の場合に限っての話なのかもしれないが、なんだかんだいっても、女性から頼りにされた方が気持ちがイイし、カッコいいと思うから。ただそれだけの理由だ。

ヒモのように、その逆の立場にいた方が、ラクだし、気持ちいいという人も多いのかもしれないが、オレは、そんなの、絶対にヤだね。

記:2001/05/24

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