【三文日記】2003年4月
2022/09/17
4/1(tue)
花見酒。
ベースの練習をいつもより少し多めに。
重茂達『35歳までに必ずやるべきこと〜運をつかむ人になれ』(かんき出版)読了。
4/2(wed)
肉が猛烈に喰いたくなったので、女房と息子を連れて焼肉屋。
喰っても喰っても満腹にならない。
村上龍『会社人間の死と再生~ダメな会社と心中しないための戦略とは?』(扶桑社)読了。
4/3(thu)
部署で“花見食事”。
TFMの最上階、会員制のクラブにて、満開の桜を見下ろしながらの“花見食事”はフランス料理、フォアグラ、尾長鯛など。
六本木に移動して再び飲み。
4/4(fri)
仕事で徹夜。
夜に降り始めた雨は、夜の街を静かにクールダウンさせていた。
別処珠樹 編・著『日本人の知らない地球環境汚染 -携帯電話がゴリラを追いつめている!?-』(宝島社新書)読了。
4/5(sat)
XTCを聴きながらカレーチャーハンを作る。
明日のスタジオ入りのため、ベースを練習。
高井信夫『朝10時までに仕事は片づける~モーニング・マネジメントのすすめ』(かんき出版)読了。
4/6(sun)
春用の上着として、テフロン加工でオリーヴ色のカバーオールを買う。
息子に仮面ライダー555の「デラックス・ファイズ・エッジ」とISSAが歌う『仮面ライダーファイズ主題歌「Justiφ's」[MAXI]』を買ってあげる。
恵比寿のスタジオにて、ベースのヘルプを頼まれているユニコーン・コピーバンドの練習をヴォーカルとキーボード抜きで。
4/7(mon)
先週から英会話の教師が変わったが、教え方がうまく1時間半があっという間に過ぎてしまう。
ヘルプで参加することになっているユニコーンのコピーバンドの最後の課題曲に取り組みはじめる。
大平光代『だから、あなたも生きぬいて』(講談社)読了。
4/8(tue)
先日のユニコーンバンドの練習の時に借りたユニコーンのライブ映像『ユニコーン・ワールド・ツアー・1989・服部』を観る。
息子が最近夢中になっている『ワンピース』の1話から4話までを観る。
深夜までベースの練習。
4/9(wed)
有楽町にて授賞式。
アマゾンに中古の買取りの希望を出していた、大好きなノルウェイのグループ、フラ・リッポ・リッピの『ドリームズ』が届く。
別冊宝島編集部編『元気がでるクスリ』(宝島社文庫)読了。
4/10(thu)
Webデザイナー嬢と表参道で飲み。
六本木に移動し、Y氏と飲み。
店を変えて、明け方まで飲み。
4/11(fri)
先日、ユニコーンのコピーバンドのライブにヘルプで出演することを承諾して以来、今まではいまひとつピンとこなかったユニコーンの世界に近づき、身も心もユニコーンに染まろうと、ベスト盤を買い、ライブのDVDを借り、毎晩それを見たり聴いたりしながら、別冊宝島の『音楽誌が書かないJポップ批評22ユニコーン&奥田民生の摩訶不思議』とユニコーン関連のWebサイトを読み漁り、朝の通勤、昼のティータイム、晩の帰り道にはウォークマンでユニコーンを聴き、飲み屋で歌うカラオケはユニコーン、飲みに行かない夜はパソコンに課題曲のコード進行を打ち込んで、自分なりのベースラインを考え、朝は6時に起床して1時間はかならずユニコーンの曲を通しで二回ずつ弾くという生活を続けていたが、今朝、ユニコーンバンドのリーダー格の人から、「ライブ出られなくなりました」というメールが届いた。
なんでも、キーボーディストが首の骨に異常がある事がわかり、2週間の絶対安静を病院から言いわたされ、ギタリストは気胸が再発し、練習とライブが不可能になってしまったのだとか。
仕事で徹夜、朝帰り。
4/12(sat)
帰宅後、すぐに寝ようとしたが神経が昂ぶっていたので中々眠れず、結局寝たのは昼から夕方にかけて。
晩飯は、鯛飯を作ってもらい、旨い!
藍田たまき・紫龍千尋・西方晴・工藤果愁音・中澤和恵・北大路直・海東凛『伽羅の部屋にて』(扶桑社リアルロマンス文庫)読了。
4/13(sun)
息子と一緒にゴールドメッキパーツのバージョンの1/144スケールの百式のプラモと、今月の『テレビマガジン』の付録のアバレブラック・パーフェクトなりきりセットを作って遊んだ。
晩飯は女房、息子とイタ飯屋へ行き、鴨肉の燻製やトマトのゼリー、プロシュートに、エビとインゲンのパスタ、鳥の香草焼きに、牛のグリル。
てれびくんデラックス『愛蔵版 仮面ライダークウガ超全集〔最終巻〕』読了。
4/14(mon)
息子と一緒に、今月の『テレビマガジン』の付録の「超ダッシュ!仮面ライダーカイザ・サイドパッシャー」を作って遊んだ。
たかだか子供雑誌の付録と馬鹿にするなかれ、けっこう凝った作りで、工作するのも難しいのだ。
鼻水が出て、少し風邪っぽい。
4/15(tue)
元気が有り余った息子が疲れるまで、仮面ライダーごっこ。
こっちが先に疲れちゃうよ。
別冊宝島716『激闘!日露戦争~日本人がもっとも輝いた戦い』(宝島社)読了。
4/16(wed)
東京プリンスにて、授賞式。
後、ホテルのバーで飲み。
後、神楽坂の蕎麦屋に移動し、生ビールジョッキ10杯のお伴は、穴子の白焼き、そら豆、ざる豆腐、つなぎ無しのハンペン、生ゆばの刺身、鴨肉、味噌サザエと、活穴子・めごち、ホタテ・車海老・鮎・飯だこ・ぜんまいなどの魚介類と春野菜の天麩羅、仕上げに10割蕎麦とざるうどん。
4/17(thu)
高校時代からの愛聴盤、そして10年以上レコードを友人の家に置きっぱなしだったイーノの『アナザー・グリーン・ワールド』を猛烈に聴きたくなったので、アマゾンより輸入版を取りよせる。
しかし、やっぱり、ジャケットのあの美しいアートワークは、CDサイズだと全然伝わってこず、LPを手許に置いておきたいものだと思った。
藤田紘一郎『寄精虫博士の がんばれ!精子』読了。
4/18(fri)
終電にて帰宅。
一人淋しくコンビニのから揚げ弁当と、カップ麺の醤油味。
キヨノサチコ『ノンタンほわほわほわわ』(偕成社)読了。
4/19(sat)
野外演奏時にアンプを積んで移動するためのキャスターを買い、息子に仮面ライダー555が乗るロボットに変形するバイク、“オートバジン”と555の人形のセットを買ってあげ、機動戦士Zガンダムに登場するパプティマス・シロッコが制作&搭乗の最後のモビルスーツ“ジ・オ”の1/144のプラモと、“バトルワン”という名前に惹かれたのでシチズンの目覚まし時計を衝動買い。
午後は、表参道へ行きコスモス青山ビルの脇の遊歩道で「たふたふ」の野外演奏をしたが、途中から雨が降ってきてしまったので、同ビル内の青山ブックセンター本店の隣にある読売カルチャーホールというレンタルスペースを借り、そこで演奏。
子供を連れて、アンプとベースを担いだ繁華街の中の移動は、さすがに体力を消耗してしまい、帰宅後は爆睡。
4/20(sun)
息子と仮面ライダー555ショーに行く。
雨の中、一番乗りで、一番良い場所を確保することが出来た。
実家で晩飯。
4/21(mon)
六本木にて飲み。
若手Webデザイナー氏と「一蘭」と「真希蕎麦」。
ノエル・レディング・著/高見展・訳『ジミ・ヘンドリックス-リアル・エクスペリエンス』(宝島社)読了。
4/22(tue)
寸暇も無いほどの激務。
問題無くこなす。
疲れていたので、帰宅後すぐに寝る。
4/23(wed)
着物好きが嵩じて、着物姿で出社したことが数度あるという(羨ましい!)ほどの女性と新宿の中華料理屋で飲み。
のち、彼女が行きつけの店で飲み。
ほんのり甘い味と香りのディタが染みる夜。
4/24(thu)
肩がパンパンに凝っていたので、マッサージ屋。
オロチョン付け麺を食っていたら、スープが撥ねて目の中に入ってしまったので、痒い痒い。
別冊宝島751『ぼくたちの好きなウルトラマン2 ウルトラセブンvs侵略宇宙人編』読了。
4/25(fri)
帝國ホテルにて授賞式。
飲みの誘いが二件あって、気分次第でどちらかに参加する予定だったが、仕事長引き、結局どちらにも顔を出せず終電で帰宅。
鈴木志保『ちびっき』(マガジンハウス)読了。
4/26(sat)
5年近く前にヤブ歯医者の治療を受けたことがあり、その若い歯医者は手がデッカく不器用で、ウガイなどのインターバルなども設けずに十数分も私の口の中にデカい手を突っ込みっぱなしで治療をしていたのだが、治療が一段落したらアゴの関節が外れたらしく、私の口が塞がらなくなり、慌てた医者と看護婦が力まかせに私の口を押し、ようやく口が閉じたという苦い経験がある。
以来、どうも歯の噛み合せが悪く、それでも気になるほどでもなかったので数年間放置したまま生活していたが、つい一週間前ほど前から右顎が痛み出したのに加え、噛む時も“コリコリ”と骨の音がするので、本日、整体院に行って関節の治療を受け、現在アゴの関節を固定するために顔を包帯でグルグル巻きの状態。
アゴの動きが制限された状態でモノを噛むと痛みが走るので、本日の食事はコーヒーと野菜スープ、そして酒を栄養補給源とした。
4/27(sun)
連休初日のためか、大混雑している渋谷へ息子と行くが、私の出で立ちが顔面包帯男、ミリタリー色の上着に作務衣に下駄、そして巨大なリュックとベースを担いでいたこともあり、人が避けて道を空けてくれたおかげでスムースにセンター街を闊歩することが出来、ABCマートへ行き息子に靴を買ってあげ(ついでに自分のぶんも)、宇宙百貨で息子が持っている仮面ライダー555の変身道具&武器一式を入れるための黒い鞄を買ってあげた。
のち、スタジオへ行き、久々に「ぱぴヨンズ」の練習、やっぱり可愛い女の子たちとぴーぴーきゃーきゃー言いながら練習するのは楽しいね。
のち、手作り豆富(豆腐ではなく“豆富”の表記だった)やアボガドと湯葉の料理の旨い飲み屋にて打ち上げ。
4/28(mon)
再びアゴの治療で接骨院。
女房と息子と、パスタ屋で晩飯。
九丹(ジュウ・ダン)『ドラゴン・ガール(鳥鴉-我的別類留学生活)』(アーティストハウスパブリッシャーズ)読了。
4/29(tue)
女房&息子と女房の実家へ遊びに行く。
行きと帰りの電車で寝、女房の家でも寝、帰ってきてからも寝と、飲んで寝てばかりの一日だった。
八木田宜子(文)・長新太(絵)『くいしんぼらいおん』(らいおんえほん4/徳間書店)読了。
4/30(wed)
六本木にて飲み。
カラオケにあわせてベースを弾いたり歌ったりした曲は、最近ライブをやることになって結局中止になったユニコーンのナンバーや、演っててもつまらないからバンドでやるのを止めようということになったラブ・サイケデリコのナンバーなど、俺の心の中では「やりかけ強制終了」の感が強い、ある種「残骸」な曲ばかり。
夏原武、花田歳彦、岩崎勇、田中一、後藤豊、小川隆行、北野誉、中山憲二、原田直樹・著『ザ闇市場 大麻から戸籍売買まで[ニッポン]の地下取引のすべて』を読了。