【三文日記】2003年5月
2024/08/31
5/1(thu)
全身マッサージ、その後ベースの練習。
ビールをぐびっとやりながら読書。
ジェームズ アレン、坂本貢一『「原因」と「結果」の法則』(サンマーク出版)読了。
5/2(fri)
アゴの関節が再び痛み出す。
今月中旬の海外旅行から帰ってきたら、口腔外科でキチンとした診療を受けよう。
フォーカス編集部編『FOCUS スクープの裏側』(新潮社)読了。
5/3(sat)
行きつけの美容院で、微妙に髪をカット。
御茶ノ水のオールド・ギター・ガレージに行き、年末に買った黄色の安いプレシジョン・ベースを下取りに出し、65年製の白のプレシジョン・ベース(指板は当然ハカランダ)を、63万のところ、値切りまくって57万で購入。
リチャード・クック/著、前野律/訳、行方均/監修『ブルーノート・レコード 史上最強のジャズ・レーベルの物語』(朝日文庫)読了。
5/4(sun)
マンボウとシャチのショーを見に、女房と息子と鴨川シーワールドへ行く。
先日、アマゾンから家に届いていたCD、
ゲルニカ『ゲルニカ20周年記念完全盤・3枚組セット』(Baidis)
ハルメンズ『ハルメンズの近代体操』(invitation)
リー・モーガン『インディード!』(Blue Note)
を聴く。
特に、ゲルニカの完全盤は、当時のライブの音源や、戸川純の歌い方のニュアンスがまったく違う“デモテープ・バージョン”までが収録されていて、もう本当に嬉し涙の小躍り&ラジオ体操。
5/5(mon)
ベースの練習とショッピング。
女房、息子と一緒に内装とメニューが一新したいつものイタ飯屋で晩飯、真鯛のカルパッチョ、ホタテのグリル、マリナーラのピザ、マテ貝のパスタ、イサキとジャガイモを春キャベツで包んだもの、鴨肉のマルサラ・ソースがけなど。
キヨノサチコ/作・絵『赤ちゃん版 ノンタンじどうしゃ ぶっぶ~』(赤ちゃん版 ノンタン6/偕成社)読了。
5/6(tue)
気持ちの良い爽やかな天気。
昼下がりは喫茶店で気分よく紅茶を飲みながら読書。
石森プロ・東映監修『仮面ライダー SUPER BOOK』読了。
5/7(wed)
激務。
されど 我、無敵。
別冊宝島735『完全解説!現代戦争の最新兵器―最新兵器の全貌』(宝島社)読了。
5/8(thu)
相変わらず激務。
されど 我、屈せず。
阿刀田高『詭弁の話術~即応する頭の回転』(角川文庫)読了。
5/9(fri)
来週は海外なので、私の不在の間にも、抱えまくっている案件が滞りなく流れるための仕込みと引継ぎが大変なのよ、これがまた。
で、仕事長引き、徹夜。
雀がチュンチュンと鳴く、まぶし過ぎる日差しの中、帰宅。
5/10(sat)
朝の8時頃に家に帰り、シャワーを浴びて布団に潜り込んだが、身体は疲れているはずなのに神経が興奮しているせいか寝られず。
そういえば今日は椎名林檎の関西バンドオフ会の日だということを思い出し、「よし!大阪へ行こう!」と飛び起き、息子を連れて東京駅までタクシーを飛ばし、「のぞみ」に飛び乗り、大阪は本町のスタジオにて行われているバンドオフ会に、先週購入したばかりのオールドのプレシジョン・ベースを抱えて見参。
バンドオフ会は楽しかったが、夜に予定を入れていることを思い出し「よし!急いで東京に戻ろう!」と二次会には出席せずに急いで東京にトンボ帰りをするという、なんともライダーキックな一日だった。
break
5/11(sun)
旅行の準備、買い物。
女房・息子とイタ飯屋で鶏肉を中心としたコースの晩飯。
ダニー・ハサウェイの『ライヴ』を買う。
5/12(mon)
週末の疲れを取るために全身マッサージ。
息子と一緒にサンダーバードのLD鑑賞。
川井健男『ウェルチ的徹底経営~利益を上げる愚直なまでの手法』(宝島社新書)読了。
5/13(tue)
成田発のルフトハンザ航空でフランクフルトまで12時間弱、フランクフルトより同ルフトハンザに乗り継ぎ、約1時間30分でニースのコートダジュール空港に夕方着。
空港に比較的近いホテル、「ボスコロプラザ」にチェック・イン。
後、ホテル裏通りのレストランにてスズキのグリル&飲み。
5/14(wed)
早朝に目が覚め、目も覚めるようなブルーの海を見ながら海岸を散歩、朝食後にバラ園、シャガール美術館、旧市街の朝市でショッピング、海岸近くのレストランにてロゼ、白、タラのムニエルなどの昼食、インターネット・カフェの日本語フォントのインストールされているパソコンで掲示板のチェック。
夜はネグレスコ・ホテルにて、ニースで唯一の二つ星レストラン「chanteclear」にて、リッチな夕食。
ジェフリー・アーチャー(著)、永井淳(訳)『十四の嘘と真実』(新潮文庫)読了。
5/15(thu)
午前中は飽きることなく青くて美しい海(コート・ダジュール)を見ていた。
午後はニース市内をぶらぶらと散策しながらお土産中心のショッピングとホテルで読書。
夕飯は「特盛り」なんて言葉も生ぬるいほどの滅茶苦茶な量の新鮮な魚介類の暴力的な盛り合わせを90%近く平らげる。
5/16(fri)
バスでモナコ公国。
静かで美しい景色を楽しむも、カジノ惨敗。
ヘンリィ・スレッサー(著)、高橋泰邦・吉田誠一・志摩隆・川口正吉・川村哲郎・宇野輝雄・深町眞理子・常盤新平・永井淳(訳)『〈アルフレッド・ヒッチコック編〉ママに捧げる犯罪』読了。
5/17(sat)
朝にコート・ダジュールを飛び立ち、再びフランクフルト→成田のルートで機上の人。
機内では睡眠、食事、読書の繰り返し。
神田昌典(監修)、起業家大学(著)『「非常識に儲ける人々」が実践する成功ノート』(三笠書房)読了。
5/18(sun)
朝に成田着。
成田からそのまま会社に直行し、一週間不在中の仕事の進捗を確認。
海外に行くといつもお腹か腸にガスがたまり気味になり、しょっちゅうオナラがプスプスと出てしまうが、それは野菜不足だと思われるので、メタリカの『ライド・ザ・ライトニング』(※)をかけながら、野菜たっぷりのカレーとサラダを作り、夕飯に食べたら、あっという間に体内でくすぶっていたガスが解消、スッキリとしたいつもの調子に戻った。
※フランス旅行中は無性にメタリカが聴きたかった。おそらく機内やビーチで読んでいたラヴクラフトの影響かと思われる。
…クトゥルフ。ラヴクラフトは、初代ベーシストの故・クリフ・バートンの愛読書だったようだし、実際、クトゥルフの曲も彼は作っているしね。
5/19(mon)
村上開心堂にてパーティ。
またしても、フランス料理……。
とはいえ、村上開心堂といえば、洋式接待が急務となった明治3年に、宮内省の大膳所に勤めていた村上光保(みつやす)氏が、横浜の外人居留地に派遣され、3年間フランス人シェフからフランス菓子の作り方を学んだ経験を生かして皇居の近くに明治7年に創業したという、日本では由緒正しきフランス料理の店で、ここで作られるお菓子は三ヶ月前から予約しないと手に入らないし(小さな缶でも優に5,000円は超える・大企業の取締役クラスの人たちへの土産として利用されることが多い)、昼間は有閑マダムたちが5,000円以上もするランチコースを食するような、フランスで言えば確実に3つ星がつきそうな高級&美味なレストランなので、出てくる料理はもちろん天下一品、日本人の舌に合うようにアレンジされた料理に舌鼓を打ち、口の中でとろけるようなローストビーフには大感動、熟成されたワインの微妙な味わいも飲み込むのが勿体無いほどで、なんとも至福なひと時ではあった。
5/20(tue)
またしても野菜不足を感じたので、女房&息子とサラダバイキングへ行き、野菜を食べまくる。
季節外れの雷と大雨。
H・P・ラヴクラフト〔著〕大西尹明〔訳〕『ラブクラフト全集1』読了。
break
5/21(wed)
新婚ホヤホヤのY氏と六本木に行き、ラーメン、飲み屋、飲み屋。
マンボウとサメとクジラとコイとカニと昆虫と電車について爆笑を繰り返しながら語り合う。
タクシーにて帰宅、車を降りたらスズメがちゅんちゅん。
5/22(thu)
フランス熱が醒めないうちにフランス語の勉強をしようと思い立ち、書店でNHKのフランス語講座のテキストを買う。
現在、週一回のペースでベルリッツで英語のレッスンも受講しているので、英語と仏語がゴッチャにならなければ良いが、などと思ってもみたが、まだまだそんなレベルじゃないことに気付く。
式田ティエン『沈む さかな』読了。
5/23(fri)
仕事で徹夜。
始発電車にて帰宅。
米原康正〔撮影〕『どこでもスナップ2』、高橋浩子『「メルマガ」成功のルール』、近藤珠寛〔監修〕島田宣子〔著〕『ことば美人』読了。
5/24(sat)
いらなくなった本をブックオフで処分。
ついでに以下の中古CDを買うが、レッド・ガーランド以外は既に持っていたものの買い直しだ。
森高や小野リサのアルバム群は、妹が嫁ぎ先に持っていってしまったからなぁ。
森高千里『TAIYO』(Warner)
森高千里『Peach Berry』(Warner)
森高千里『今年の夏はモア★ベター』(zetima)
レッド・ガーランド『キーストンズ!』(Xanadu)
土屋昌巳『ライス・ミュージック』(Epic Sony)
小野リサ『ナナン』(Midi)
大沢誉志幸『フレンジー』(Midi)
5/25(sun)
横浜の祖母の家に行く。
三渓園の池の鯉や亀に餌をやって遊ぶ。
小浜逸郎『頭はよくならない』読了。
5/26(mon)
英会話教室でしごかれる、というか上達のしなさっぷりに恥ずかすぃ~。
帰宅後、NHK教育テレビの『フランス語会話』を見てみる。
本日の食事、昼も夜もパスタ。
5/27(tue)
女房体調悪し、早めに帰宅し、近所のパスタ屋で晩飯。
息子とカラオケ屋に行く。
『釣りバカ日誌12』を見るが、あまり面白くなかった。
5/28(wed)
世界を股にかけて活躍し、テレビドラマの番宣をいくつも手がけているデザイン事務所の社長さんと意気投合し、朝まで飲み。
銀座で、この界隈では有名なママが経営しているという日本料理屋で食事をした後、六本木に移動し、バックステージでカラオケをやり、バックステージ閉店後は、六本木で一番美人が揃っていることで評判のキャバクラで盛り上がり(本当にレベルの高い子ばかりだった)、キャバクラ閉店後はおでん屋で飲み。
時間が経つのが早いこと、早いこと、翌日に仕事が無かったらきっと昼まで飲んでいたことだろう。
5/29(thu)
渋谷のタワーレコードで、以下のCDとDVDを購入。
椎名林檎『賣笑エクスタシー』(東芝EMI)
ハービー・ハンコック『ミスター・ハンズ』(Columbia)
ズート・シムズ『ズート・シムズ・カルテット』(Prestige)
ウェザー・レポート『アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック』(Columbia)
ヘンリー・D・ソロー(著)真崎義博(訳)『森の生活-ウォールデン-』読了。
鈴木眞哉『鉄砲隊と騎馬軍団~真説・長篠合戦』(新書y/洋泉社)読了。
5/30(fri)
仕事はどうせ徹夜になるだろうから、夜に3時間ほど空き時間を作るようなスケジューリングをする。
で、タクシーで六本木に行き、遊んでから再び会社に戻り仕事。
昼飯も晩飯もラーメン。
5/31(sat)
息子と一緒に原宿のラフォーレミュージアムで催されている「林檎博」へ行くが、地下まで続く行列にウンザリし、結局「林檎博」は見ずに、秋葉原に移動。
ソフマップにて、シンクパッドのメモリ増設してもらう。
『仮面ライダー龍騎〔スペシャル 13RIDERS〕』のビデオを借りて観る。