雑想 2003年1月

      2022/04/26

ジャズピアノ ビル・エヴァンス インタープレイ

ビル・エヴァンスのリーダー作でありながらも、この『インタープレイ』は、トランペッター、フレディ・ハバードの名演アルバムとしても人気があります。

特に1曲目の《あなたと夜と音楽と》は、このバージョンを聴いて、このスタンダードナンバーを好きになった人も多いのではないでしょうか?

ジャズ入門者は、とかくピアノトリオばかり聴きがちな傾向があると感じていますが、もちろんそれも良いのですが、時にはホーン入りのジャズピアノも良いのではないかと。

トランペットやサックスなど、管楽器のバックで伴奏をつけるピアノに耳を傾けるのも、ジャズピアノの愉しみのひとつです。

ピアノトリオだと、どうしてもピアノが主役なので、ドラムソロ、ベースソロ以外の箇所は、ほとんど前線に立って頑張りまくる場面しか聴くことが出来ません。

しかし、ホーン奏者のバックで伴奏をつけるのもジャズピアニストの役割であり、センスが出る箇所でもあるのです。

もちろん、トランペット奏者、フレディ・ハバードのバックを支えるエヴァンスの伴奏はピカイチ(もちろん、ピアノのアドリブもピカイチですが)。

ぜひ、「伴奏をつけるジャズピアニスト」にも注目してみましょう。

楽しみが広がること請け合いです。

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プリングルス ウインターソルト

ポテトチップスだと、ここのところ、プリングルス(Pringles)の冬季限定ウインターソルトが、うまい。

薄めの塩味。

味的には、ナビスコのチップスターのしお味に似ているが、厚みがプリングルスのほうが丁度良い。

チップスターのほうは、一枚あたりの厚みが足りなく、ちょっと薄いのだ。

もっとも、「重ね喰い」をするには適しているかもしれないが。

また、カルビーからも期間限定商品として伯方の塩を使用した“ア・ラ・ポテト・うすしお味”が出ていて、これもなかなか旨いが、形が不定形なのと、量が少ないので、すぐに食べ終わってしまうので、こちらもよく食べるが、やはり個人的にはウインターソルトのほうに軍配があがる。

私は、昔からポテトチップスやいちごポッキーを食べながら読書をすることが習慣となっているが、ここのところ、プリングルスのウインターソルトが夜の読書の良いお供となっている。 “ア・ラ・ポテト・うすしお味”もうまいが、やはり、形がピシッとそろったポテトチップスのほうが読書をしやすくて良い。

ウイスキーやバーボンのロックを片手に、ディレクターズ・チェアに腰掛けて、まったり読書。

塩加減が丁度良いので、酒もポテトチップスもどんどん進む。 ウインターソルトの缶が空になった時点で、酔いもいい具合に回ってきて、そろそろ寝ようか、ということになる。

記:2003/01/03

アート・ペッパー ストレート・ライフ

後期ペッパーの快作、ギャラクシー移籍第二弾の作品『ストレート・ライフ』。

トミフラ、ミッチェル、ヒギンズらリズム隊が素晴らしい。

▼パーソネル
アート・ペッパー (as)
トミー・フラナガン (p)
レッド・ミッチェル (b)
ビリー・ヒギンズ (ds)
ケネス・ナッシュ (per) #5

1979年9月21日録音

▼収録曲
1. サーフ・ライド
2. ネイチャー・ボーイ
3. ストレート・ライフ
4. セプテンバー・ソング
5. メイク・ア・リスト
6. ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ (ボーナス・トラック)

仮面ライダーシザース

仮面ライダー『龍騎』には、たくさんの仮面ライダーが登場し、しかもそれぞれのキャラクターが多彩なので、中にはワルいやつもいたりするため、一気に「仮面ライダー=正義の味方」という概念が崩壊した。

もちろん、「王蛇」のように徹底的に悪な奴は、それはそれで魅力はあるのだが、どうも半煮えな感じが否めないシザースが、なんだか好きになれないんだよね。

表の顔は「刑事」なんだけど、裏では悪い。しかも、仮面ライダーの「力」を得た理由というのは、「殺人の隠蔽」でしょ?
ちょっと、セコいというか、コスいというか。

外見もモンスター的で、とても仮面ライダーっぽくない。
というより、『龍騎』に登場する「仮面ライダー」と定義されるモンスターと契約を結んだ人たちが変身した姿は、一様に仮面ライダーっぽくないけど。

ま、かろうじて、主役の龍騎の赤くて楕円形な垂れ目が仮面ライダーの伝統的なデザインルール(?)を踏襲しているに過ぎないといった感じですね。

良くも悪くも、ライダー出しまくり、ということは、変身する人出しまくり、ということは、イケメン出しまくりで、子どものお母さんも大喜びという図式が成立した番組ではある。

ストーリーはメチャクチャなような気もするが(苦笑)。

このシザーズに返信する刑事、須藤雅史だって、外見はヤサオトコ風で、刑事というよりはホストクラブの指名ナンバー5くらいの地位のホストっぽさもあり、役柄には関係なく、一部のお母さんからは人気だったのだそうな。

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