雑想 2003年5月
2022/08/17
乾巧 仮面ライダー555
「仮面ライダー555」に変身する俳優は、子どもよりもお母さんからサインや握手を求められるというほど、奥様人気を獲得している。
スポーツ紙には「歴代最高の“イケメン”との声も出ている」とカラーページを使って取り上げられていたほどだ(※)。
555に変身する役を演じるのは半田健人。
木村拓哉を不機嫌にしたようなルックスだが、たしかに同性の私から見てもイイ男だと思う。
今年の6月でようやく19歳になるが、この年齢の若さも、歴代ライダーの中では最年少だ。
あと、ライダー史上、免停を喰らった初のライダーだとも思う。
この半田健人が演じる、仮面ライダー555に変身する役の名は、平仮名でかくと“いぬい・たくみ”。
漢字で書くと“乾巧”。
乾巧は、旅先でひょんなことから知り合った男(菊池啓太郎)の実家のクリーニング屋で住み込みで働いている。
ん?クリーニング屋?
洗濯を「乾」かすのが「巧」い?
まさか、乾巧のネーミングはそこらきていたりして…。
※日刊スポーツ(2003年2月8日)
・〔見出し〕今時のライダーは顔が武器
・〔サブ〕半田健人はクウガ アギト 龍騎につづく4代目イケメン仮面
記:2003/05/11
円盤戦争バンキッド
たしか、小学校2年生か3年生の時のこと。
日曜日の午後6時半頃になると、毎週テレビの前で釘付けになるようにしてみていた特撮ヒーロー番組が『円盤戦争バンキッド』だった。
いわゆる「戦隊モノ」といえばそうなのかもしれないが、石ノ森章太郎(石森章太郎)原作の『ゴレンジャー』を原点とするバリエーションというわけではなく、東宝制作のオリジナルだった、ような気がする。
長年、なぜ、この戦隊の名称が「バンキッド」なのか考え続けているのだが、これはたぶん、「円盤」の「バン」と、子ども達が変身して戦うから「キッド」をくっつけた名前なんだろうね。
もっとも、5人の子ども達が変身するわけだから、本来なら複数形の「キッズ」で、「バンキッズ」のほうが適切な感じもするのだけれど。
それはそうと、この番組ではバンキッドを狙う理由は、20年後にブキミ星が滅ぶから。
そして、20年後に彼らの手下となるべき未来の大人たちは、現在の子どもたちだから。
そういう理由で、ブキミ星人たちは、なぜか子ども達ばかりを狙う。
そんなブキミ星人たちに戦いを挑ものがバンキッド。
子ども達が中心の戦隊だ。
では、なぜ地球制服をたくらむブキミ星人と戦うのは子ども達なのか。
(バンキッド・ペガサスに変身する奥田英二演じる天馬昇は、もう子どもという年齢ではないが)
これに関しては、当時の解説本や『テレビ・マガジン』や『テレビランド』などの雑誌にも書かれていたと思うが、「ブキミ星人が狙うのは子どもだから⇒だから子どもが戦う」という理由になっていたと思う。
この答えになっているのかどうか分からない理由には納得できなかったことを覚えている。
子どもが狙われていようが、大人が狙われていようが、常識的に考えれば、ここは大人が率先して子どもたちを守るべきではないだろうか。子どもたちの未来が脅かされないためにも。
あるいは、近い将来、子どもたちが大人になっても宇宙人の奴隷にならないための自立宣言と意思表示をあえて子どもたちにさせるのが意図だったりとか?
なーんてことも、長年考え続けていたものだ。
ま、面白いから全話観たけどね。
歯痛 耳痛 鼻痛
歯が痛くなると何がイヤなのかって、連動して、耳や鼻の奥も痛くなること。
特に、鼻の奥の痛痒さは鼻血が出てきそう。
ついでに、耳の奥からも耳血が出てきそう。
プレベ? ジャズベ?
●プレシジョンベースを好きな理由
・他の楽器とアンサンブルをしたときの存在感が素晴らしい
・きちんと弾けば、かなりの音抜け
●ジャズベースを好きな理由
・弾きやすい(弾きやすすぎる)
・音作りに幅がある
・汎用性が高い
●なぜ悩むのかというと、
・ネックは絶対プレシジョンが良い⇒弾いているときの触感
・ボディは絶対ジャズベースが良い⇒弾いているときのバランス
●お菓子に例えるなら?
プレシジョンベースは虎屋のようかん
・中域ねっとり・腰がある。
ジャズベースは萩の月
・ふわりと広がる感じ。
・甘いけど、虎屋のようかんほどではない甘さがある
・ふわりとしていて、拡散型な食感
その時々の気分、そして「プレベしか弾きたくない時期」と「ジャズベしか弾きたくない時期」が交互に訪れる私。
どちらか1台に絞るならどちら?
迷う。
困る。
1本には絞れないなぁ。
Real Quietstorm ジェームス・カーター
初期の暴走特急っぷりは多少収まったものの、奔放なテクニックはそっくりそのまま、いや拍車がかかっているかもしれない、な、ジェームズ・カーターの円熟期。
彼ほどのテクニシャンだから、何をやっても曲が踊りだすのだが、このアルバムでは比較的有名なスタンダードを中心に料理しているので、ジェームズ・カーターの入門盤には最適だろう。
フリークトーンや、めまぐるしい音の跳躍が、まったくもってノイジーかつ耳障りに感じないのは、彼のキャラのせい?
とにかく、テクニックのみならず、歌にも溢れた人なのであります。