雑想 2003年7月
2022/12/04
若き青年マイルスのポスター
アマゾンを見ることなしに見ていたら、なんと、ポスターも販売しているのね。
で、見つけたのが、若かりし日のマイルスのポスター。
素晴らしい角度からの、とても良いショットです。
マイルス青年の姿、めっちゃウイウイしいですね(笑)。
後年の「ちょいワル」どころか、「超ワル」な雰囲気をまき散らかしていた人物とは、とても同一人物とは思えませんが(苦笑)。
若かりし日のマイルスは、チャーリー・パーカーのビ・バップに圧倒され、パーカーに追いつけ追い越せで頑張ってはみたものの、やっぱりパーカーの圧倒的な技量を目の当たりにして「こりゃ無理っすね」と悟り、だったらパーカーとは違う手法で、「オレだけの新しいジャズをやるぞ~!」と、日々研鑽にはげむ、ストイックでひたむきな若者の姿をうまく捕らえたショットだと思います。
これを眺めながら、ブルーノート盤『マイルス・デイヴィス・オールスターズ』の《アイ・ウェイテッド・フォー・ユー》なんか聴くと、すごくいい気分になりそう。
記:2003/07/10