雑想 2004年12月

      2022/11/01

エラとルイ 3枚組

エラ・フィッツジェラルドと、ルイ・アームストロングの共演盤は、ヴァーヴから、『エラ・アンド・ルイ』、『エラ・アンド・ルイ・アゲイン』、『ポーギーとベス』の3枚が出ています。

どれもが素晴らしい歌唱。

ユーモラスさが漂う歌もあれば、深くエモーショナルな表現を感じ取れる曲もあり、この3枚は、まさに「一家の家宝」にすべきアルバムだと思うのですが、べつべつに買わなくても3枚のセットになっているものを発見。

これで1000円しないんだから、3枚べつべつに買った者としてはイヤになっちゃうよ。

歌詞カードはついていないようですが、3枚とも持っていない人はセット買いもありでしょうね。

▼収録曲
disc 1
1. Can't We Be Friends
2. Isn't This A Lovely Day
3. Moonlight In Vermont
4. They Can't Take That Away From Me
5. Under A Blanket Of Blue
6. Tenderly
7. A Foggy Day
8. Stars Fell On Alabama
9. Cheek To Cheek
10. The Nearness Of You
11. April In Paris

disc 2
1. Don't Be That Way
2. They All Laughed
3. Autumn In New York
4. Stompin' At The Savoy
5. I Won't Dance
6. Gee Baby, Ain't I Good To You
7. Let's Call The Whole Thing Off
8. I've Got My Love To Keep Me Warm
9. I'm Putting All My Eggs In One Basket
10. A Fine Romance
11. Love Is Here To Stay
12. Learnin' The Blues

disc 3
1. These Foolish Things (Remind Me Of You)
2. Who Walks In When I Walk Out?
3. I Wants To Stay Here
4. My Man's Gone Now
5. I Got Plenty O' Nuttin'
6. The Buzzard Song
7. Bess You Is My Woman Now
8. It Ain't Necessarily So
9. What You Want Wid Bess?
10. A Woman Is A Sometime Thing
11. Oh, Doctor Jesus
12. Medley: Here Come De Honey Man
13. Crab Man
14. Oh, Dey's So Fresh And Fine
15. There's A Boat Dat's Leavin' Soon For New York
16. Bess, Oh Where's My Bess?
17. Oh Lawd, I'm On My Way

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ラウンド・ミッドナイト 映画

久々に再鑑賞。
名作映画の『ラウンド・ミッドナイト』。

うーむ、やっぱりイイですね。

今回は主人公のデイル・ターナー(デクスター・ゴードン)や
(レディ)フランシスよりもハービー・ハンコックに注目してみました。

うーむ、細かくいいピアノ弾いとるなぁ~。

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ジェリー・マリガン・ミーツ・ジョニー・ホッジス

タイトル通り、ジェリー・マリガンとジョニー・ホッジスの共演盤だ。

マイルドなアルトと、ふくよかなバリトンが醸し出す芳香豊な味わい。

ゆったりと寛げる大人のジャズだ。

じゃあ子供のジャズはなんなのさ?という突っ込みはナシね……。

▼収録曲
1. Bunny
2. What's The Rush
3. Back Beat Johnny Hodges
4. What It's All About
5. 18 Carrots For Rabbit
6. Shady Side

ジャケ写もいい感じ。

Gerry Mulligan Meets Johnny Hodges (Dig)
Verve

ノスタルジア リー・コニッツとファッツ・ナヴァロ

《アウト・オブ・ノーホェア》のテーマをジャズマンたちが自己流に改変したメロディの中では、個人的にはリー・コニッツのバージョンが一番好きです。

『モーション』に収録されているやつですね。もうほとんど、最初の音一発からアドリブなんですが、テーマのメロディの片鱗も上手に残していて、そのバランス感覚が好き。

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それと同じくらいに好きなのが、ファッツ・ナヴァロの《ノスタルジア》です。

タイトルは《アウト・オブ・ノーホェア》から《ノスタルジア》に変わっていますが、漂うムードは《アウト・オブ・ノーホェア》そのもの。

ゆらりゆらめく楽しく甘美な思い出。

誰もが時おりポロリと溜息をつくであろう「あの頃は良かったなぁ」的な感覚を明るく優しく彩ってくれるようなメロディが愛くるしいのです。

▼収録曲
1. ノスタルジア
2. バリーズ・バップ
3. ビ・バップ・ロンプ
4. ファッツ・ブロウズ
5. デクスティビティ
6. デクストローズ
7. デクスターズ・ムード
8. インデックス
9. ステアリング・トラッシュ
10. ハラーリン・アンド・スクリーミン
11. フラクチュア
12. コーリング・ドクター・ジャズ

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