雑想 2006年7月
2024/02/26
第四回「音聴き会」無事終了しました!
昨日の第四回音聴き会は無事終了しました。
今回はテーマがテーマなだけに(チャーリー・パーカー)、選曲や下調べ、レジュメ作りにドタバタしてしまい、blogの更新もままなりませんでしたが、なんとか終了。
普段パーカーについて考えていること、感じていること、通説への疑問などの思いのたけのほぼ8割は、今回の音聴き会で喋ることが出来たと思います。喋りながら、どんどん言葉が浮かんでくる。最後は自分で喋りながら、「へぇなるほどぉ、そうだったのか」な状態に(笑)。
でも、私、喋り過ぎましたね。
今回は3時間を超える、これまでにない長時間な内容になってしまいました。ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
取り急ぎのご報告です。
▼今回おすすめした本2冊
ほかに、もうあと2冊あるんだけれども、絶版なのよ。
日本人は1週間に平均4回もカレー食べているか?
今朝は薄い紫のアサガオが咲きました。
濃い青紫のアサガオも良いですが、薄い色も良いですね。
昨晩は、早めに帰宅して、女房と息子でワイン飲んだりパスタを食べたりの晩飯でした。
で、日曜日の「音聴き会」の選曲をしているうちに、だんだん眠くなって、そのまま寝ていたという次第。
平穏な一日でした。
しかし、最近は暑いから、外歩いているとお腹減るね。
昨日は昼飯に渋谷で長崎皿うどんの超大盛りを食べて、横浜へ行ったんだけれども、夕方に横浜から戻ってきた頃には、既に超空腹状態。あわてて、渋谷の駅前のカレー屋にかけこみましたですよ。
センター街入り口の「リトルスプーン」というカレー屋です。
カレーを食べながらカウンター内のポスターを見ると、日本人はカレー好きで、さる調査によると、ライバルのラーメンは一週間に一回だけれども、カレーは一週間に4回食べているといったことが書かれてました。
私もカレーは好きですが、一週間に4食も平均して食べてないよなぁ。他の人はどうなんだろう?
さる調査っていったい?
サンプルはどこで取った調査なんだろう?
気になる。
今度聞いてみよう。
▼スパイスと人間の歴史全体を見渡す、食の文化史。なかなか読み応えアリ。
よぉ、ブースカ!元気か?
息子、ちょうど歯が乳歯から永久歯に生え変わる時期でして、現在、前歯2本が「歯っかけ」状態です。
ニッと笑って歯が出ると、いかにも間抜けというか、悪ガキって感じ。
近所の市役所の土木課に勤めるオジさんからは、「よぉ、ブースカ、元気か?」とブースカ呼ばわりされて、可愛がられています(笑)。
ま、ブースカは前歯二本のみの快獣なんだけどね。でも、うん、わかるわかる、ブースカっぽいは、確かに。正面の2本の歯ってかなりその人のイメージを決定しますね。
ビーバーとか、出っ歯であだ名の友達も小学生のときにはいたからなぁ。
篠原涼子が好演。『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』
『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』の試写会に行ってきました。
ちょっと長く、ラストのほうダレるけれども、それ以外はなかなか快活で元気一杯な映画でした。
原作は読んだことない人も楽しめる内容だと思いますよ。
主人公役の須賀健太が元気一杯、快活な演技で楽しませてくれます。
しかし、それ以上にお母さん役の篠原涼子の好演が光ってましたね。正直、期待以上だった。
最近はコミカルや役をやらせてもハマる彼女、演技の幅が広がってきたと思います。
そういった意味では篠原ファンも必見。
夏にオススメのテンポ良しの一本です。
8月19日より公開。
記:2006/07/15
野菜が身体に染みてゆく~野菜ラーメン
ありがたいことに、息子は「ちちうえラーメン大好き」と言ってくれます。
学校でも「ちちうえラーメンは旨い!」と言いふらしてくれてます(笑)。
私が作る「ちちうえラーメン」とは、要するにタンメン。野菜ラーメンですね。
四谷の「こうや」のタンメンにヒントを得、とにかく「こんなに食いきれるか!」ってぐらいに野菜を盛り込む、ただそれだけです。
インスタントラーメンをベースにすることもありますが、だいたいはスーパーの冷蔵品コーナーに並んでいる生麺タイプのものをベースに作ります。
ほら、3玉ぐら麺がはいっていて、200円か300円ぐらいのラーメンのセットあるでしょ?あれです。
作り方は超簡単。
フライパンで玉ねぎ、にんじん、白菜、しいたけ、まいたけ、きゃべつ、ニラ、ニンニクなどの野菜を炒めて、野菜がしなってきたところで、お湯と、ラーメンセットについているスープの元を混ぜる。
これが、ラーメンの具とスープになるのです。
ちなみに、肉類は一切つかいません。そのかわり、スライスニンニクやニラは多めに入れるかな。場合によっては、ほうれん草やニンニクの芽もいれます。
コツは、フライパンからはみでるぐらいの量の野菜をブチこんで、徹底的に炒めること、ただそれだけ(笑)。
塩コショウ、紹興酒は適当。その日の気分(笑)。鷹の爪はちょい多め。
初めて見る人にとっては、ちょっと信じられないぐらいの量の野菜をぶち込みますが(サラダだったら5人前ぐらい?)、とにかく、これらの野菜に徹底的に汗をかいてもらう。野菜から出てくるエキスがスープの旨みを醸し出し、なおかつ身体の奥底まで浸透してゆくのです。
あとは、沸騰したお湯に生麺を入れ、2~3分したら湯切りをして(この湯切りって結構重要・湯切りの甘いラーメン屋が旨かった試しがない)、フライパンで徹底的に炒めつけたスープと野菜に混ぜるだけ。
我が家は超特大ドンブリをつかっていますが、このドンブリからもスープと野菜がはみ出るぐらいの量になりますね。
だから、ドンブリが熱くて熱くて、持つのが大変(笑)。
これを、一気に喰う!のです。
もう汗だくです。身体の内部が徹底的に掃除され、老廃物が汗になってドクドクと流れ出る感触がたまりません。
夏にクーラーかけないで食べると、それこそバスタオル全体が汗でグジョグジョになるぐらいダクダクと出てきますから、ホント岩盤浴並みというか、身体の内部の大掃除って感じがします。
息子はこの感触がたまらなく好きらしいのですね。
そういえば、先日、息子をバルチックカレーに連れていったのですが、ここのカレーも「うまい、うまい」といって食べていました。
バルチックカレーって、水を一切使わないでルーを作るそうなのです。
カレーの水分はすべて野菜の「汗」。
味は違うが、身体の中に野菜の汗が浸透してゆく感覚は息子にとっては一緒なのかもしれません。
で、スパイス効果も手伝って、汗とともに身体の老廃物が流れ出す。
この感触はけっこう病みつきです。
ただし、タオルがないとツラい(笑)。
記:2006/07/17(from「趣味?ジャズと子育てです」)
第6回「音聴き会」は、坂本龍一特集
早くも第6回を迎える「音聴き会」のお知らせです。
音聴き会とは、 音楽好きが集まる、音楽を大音量で浴びる会です。
毎回テーマがあり、そのテーマに即した選曲を、ワタクシ高野 雲が行い、曲や演奏の解説をいたします。
次のテーマは「サカモトリュウイチ」。
題して『アーリー・坂本龍一 1978-83』でいきたいと思います。
たまには、ジャズ以外の違うテーマでやってみます(笑)。
最近の教授(坂本龍一)ではなく、初期の教授。
YMO散解前後ぐらいまでの音源を中心に流そうかと思います。
「あの頃の教授は尖っていてカッコ良かったよね」という方、
あるいは、
「今の教授は好きだけれども、昔の教授もこれを機会に知りたいな」という方も、この際、参加してしまいましょう!
わくわく刺激的、かつ来て良かった!と思っていただけるような選曲、頑張ります!
ブラック・ファイヤー アンドリュー・ヒル
カッコいいなぁ、やっぱりアンドリュー・ヒルのピアノは。
重くて、黒くて。
しかも不穏な空気を常にたたえた重さ。
ギザッ!と尖っていて、
それでいて鈍器のように重くのしかかる感じ。
アンドリュー・ヒルのアルバムはどれも好きなんですが、今日は『ブラック・ファイヤー』の《パンプキン》を聴いてます。
ついでにオルタネイトテイクも聴いてますが、やっぱり美味しいです。
重くて不穏な感じ。
このテイストは、そっくりそのままジョーヘンにも当てはまるんですよね。
特に、このアルバムでは、ジョー・ヘンダーソンとヒルの相性はバッチリ。
世間はもう少しでハロウィンで、ハロウィンといえばカボチャで、カボチャといえばパンプキンで、……なんですが、うーん、このパンプキンはお祭りムードなハロウィン・カボチャじゃないぞ。
蛇行を繰り返しつつ、迷宮の奥深くに誘われるかのような不安感、しかし、その不安が同時に快感でもあるんです。
こんな気分にさせてくれるピアニストは、やっぱりアンドリュー・ヒルをおいて他にいませんね。