【三文日記】2009年11月

      2022/01/30

11/1(sun)

息子の勉強机の椅子がガタガタよれよれになったので、バックメッシュの椅子を買ってあげる。

二人で組み立て20分。

座り心地が良いので自分の椅子と取り換えたくなったが、私が使っている椅子は、もう30年壊れず愛用し続けているので、もう少しこのまま使い続けようと思った。

11/2(mon)

丸の内の「コットンクラブ」にてピアニスト、マーカス・ロバーツ氏のインタビュー。

物静かで淡々と、しかし内に熱く秘めたジャズ熱をひしひしと感じるロバーツ氏が、ますます好きになった。

帰宅後、パスタ、ナポリタン500gを作り平らげる。

SANYO DIGITAL CAMERA

11/3(tue)

14回目の結婚記念日だったのだが、寒いし、互いに出かけるのが面倒だよね、ってことで自宅でワイン&寿司。

息子はあいかわらずバスケと『スラムダンク』に夢中。

吉原珠央『「また会いたい」と思われる人の38のルール』(幻冬舎)読了。

11/4(wed)

『ジャズ批評』の原稿書き。

気分が良かったので5分で書き上げる。

冬が近いというのに、我が家のウォーリー(オオクワガタ)は元気元気。

11/5(thu)

渋谷「J'z Brat」にて、西山瞳さん、橋本一子さんのライブ。

西山瞳さんバンドは、ギターとのデュオ、橋本一子さんのバンドは久々に登場!な「ub-x(ユビークス)」(今回はラウンジub-xとのこと)。

息子、井上雄彦の『バガボンド』に夢中。

11/6(fri)

渋谷にて久々にフリーの編集者として活躍されている、かつての大先輩・富永氏に会い、お茶。

積もる話。

湧き出る企画。

11/7(sat)

床にうずたかく積み上がり、埃をかぶったCDを整理。

黒糖焼酎と蕎麦。

日本のジャズばかり聴いていた一日。

11/8(sun)

終日自宅。

古本屋にいらない本を売りにゆく。

三木聡監督の『ダメジン』を観る。

11/9(mon)

気持ちの良い空の朝。

代官山周辺を散歩しながら、電信柱を撮影。

チーズバーガーとコーヒーのみの昼食。

11/10(tue)

TFMにて「快楽ジャズ通信」の収録。

ゲストは板橋文夫さん、アフターアワーズのセッションで盛り上がる。

息子に頼んでおいたお使い、果たされず。

SANYO DIGITAL CAMERA

11/11(wed)

息子の学校に行き、校長・副校長とお話。

1日中デューク・エリントン漬け。

フランチェスコ・アルベローニ(著)大久保昭男(訳)『他人をほめる人、けなす人』読了。

11/12(thu)

終日デューク・エリントン漬け。

先日のビッグバンドものに対し、本日はソロ、デュオ、トリオなどピアノ中心に。

ソニー・クラーク音源も集め始める。

11/13(fri)

「カフェ・モンマルトル」のジャズコンテンツのファイルの見直し作業。

翌日の収録のためのナレーション原稿下調べ。

古本屋にいらない本売り。

11/14(sat)

午後よりTFMにて収録。

ジャズライターの阿部等さんや、タイムドメインの方を招いて番組2本分、ポッドキャスト編2本分、ゲストを招いてのアフターアワーズ編など。

女房・息子と、近所のイタ飯屋で晩飯。

11/15(sun)

カフェ・モンマルトル内ジャズコンテンツのファイルの手入れ。

スーパーの文房具屋さんで買い物、書店で立ち読み。

おでんを食べながら「サザエさん」放送40周年記念特番を観る。

11/16(mon)

南佳孝の《スローなブギにしてくれ》のベースはシンセベースだったということに気がつく。

スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの『暴動』で朝からまったりと。

井上雅彦『バガボンド』20巻読了。

11/17(tue)

『スラムダンク』を座右の書にしている息子、同じ作者、井上雄彦の『バガボンド』に最近ものすごくハマっている。

友達のササキ君が佐々木小次郎好きなので、自分は武蔵になって剣術ごっこを学校でしているらしい。

音楽会の演奏前に行う寸劇お笑い担当に立候補したら合格したと喜んでいた。

11/18(wed)

ドナルド・エドワーズの『ダックトーンズ』ばかりをiPodでヘヴィローテーション。

このドラムはスピーカーよりもポータブルオーディオで聴いたほうが気持ちが良い。

井上雅彦『バガボンド』21巻読了。

11/19(thu)

若い頃の風吹ジュンが出演している『探偵物語』第21話「欲望の迷路」を見なおす。

六本木「ALFIE」にて、『スイングジャーナル』誌の取材も兼ねて、ベーシスト・井上陽介氏のライブ鑑賞。

井上雅彦『バガボンド』22巻読了。

11/20(fri)

中目黒の「串若丸」にて焼き鳥を御馳走になりながら打ち合わせ。

久々にスタバに行き打ち合わせ。

帰宅後、ニンニクたっぷりラーメン2玉。

11/19(sat)

息子の学校の音楽会を見に行く。

いつもは午前中か午後イチに当日に放送される番組の同録音源が宅配便で届くのだが、本日は、番組が終わりかける時間に届く。

企画書のコンテンツ5分間に30個のアイデア出しに挑戦するが、21個で断念。

11/22(sun)

飯島真理がリン・ミンメイに扮して録音した『ミス・DJ』を久々に聴く。

「おたく」という、現在では人間のカテゴリー分けに使われている言葉の由来は、マクロス艦内に12日間閉じ込められた一条輝とリン・ミンメイが互いを呼ぶ際に使われた、相手との微妙な距離感を保つ、曖昧かつ便利で安全な2人称から転じたものだが、『ミスDJ』を聴きながら思わずニヤニヤしてしまう絶妙にゆる~い感触は、「おたく」の巣窟・秋葉原の「いもうと喫茶」や「コスプレ・リフレルーム」で、相手の女の子と何をするでもなく、ゆっる~い会話をしているときに感じる、なんともいえぬ、緊張感ゼロのまったり&デレレ~な感触に近いものがあり、この感覚をすでに25年以上も前に先取りしていた『超時空要塞マクロス』は改めて偉大なるアニメだと思った次第(というより、この感触そのものが、現在はビジネス化されているというべきだ)。

チャールス・マクファーソンとドン・フリードマンのデュオをヘヴィ・ローテーション、この二人の演奏も微緊張と微ラックスが入り混じり、マクロスやメイド系カフェからミルクと砂糖を抜いた感じの感触。

11/23(mon)

原朋直の硬派なアルバム『ピノキオ』をヘヴィ・ローテーション。

熱く分厚くマイルス・ナンバーをトランペット1本で勢いよく解き放つ演奏。

オリジナルの《フォー・マイルス》という曲は、キース・ジャレットがマイルスを追悼したナンバーとは同名異曲だが、キースと違い、追悼オリジナルがアルバムの中で最上の演奏というところがサスガ。

11/24(tue)

夕方に100円マックチキン1つという質素な昼飯。

青木雄二プロダクション『親・ナニワ金融道』1巻読了。

井上雄彦『バガボンド』23巻読了。

11/25(wed)

そろそろ年賀状の季節だということ、ポツポツと届きはじめた喪中はがきで実感する。

同時に今のところ親族全員が元気・健康であることに感謝する。

井上雄彦『バガボンド』24巻読了。

11/26(thu)

既に女房の足のサイズを超えた息子のバカでかい足。

足裏をツボ押ししてあげたら、「いて~!」。

その「いて~!」が面白いので調子にのってツボ押しまくり。

11/27(fri)

曙橋にて打ち合わせ。

ある人にある人を紹介できて、満足満足。

後、新宿三丁目で呑み。

11/28(sat)

今週放送分の同録が届けられたのでチェック。

ゲストの阿部等さんのお陰で、非常にスムースな番組の流れになっていることが嬉しく、2度聴き返す。

井上雄彦『バガボンド』25巻読了。

11/29(sun)

古本屋に散歩に出向いた以外はずっと家の中。

新巻鮭の頭を丸ごと突っ込み、どっくり煮込んで頭の原型がくずれかかったところで「いただきます」。

井上雄彦『バガボンド』26巻読了。

11/30(mon)

朝の肌寒さが染みる季節になってきた。

J.マーフィー/大島淳一[訳]『マーフィー 眠りながら成功する(上)』読了。

井上雄彦『バガボンド』27巻読了。

 - 三文日記