雑想 2009年4月

      2023/06/05

夕日にクレーン

昔から、なぜかクレーンと電信柱には妙な郷愁を覚える私。

あ、あと鉄塔も同様ですね。

だから、たまに心の琴線に触れるクレーンや電柱を発見すると
ついつい写真を撮る癖がついちゃっているんですね。

で、デジカメに残っていた画像、
夕日にクレーン。

もう1枚、同日の別テイク。

デカいぜ太陽。
沈むな太陽。

クレーンがお前を引っ張りあげるぞ。

いやぁ、クレーンウォッチングって本当にいいですねぇ。

クレーンガール・岡田舞子さん

今週号の『L25』。

「働くL25世代の現場をちょっと拝見! お仕事mode」というコーナーで今回取り上げられている職業は、「クレーンオペレーター」。

おお、思わずページに引きずり込まれる。

紹介されているのはクレーンオペレーターの岡田舞子さん。

メディアファクトリーから『クレーンガール』という本が出ているので、ご存知の方も多いことでしょう。

クレーンガール

オビのキャッチコピー「建設現場の紅一点、天空で働く」がイイね。
特に「天空で働く」の箇所が。

148センチの小柄な岡田さんが、購入すると億単位というクレーンを自在に操る!

かっけぇ~!

そのクレーンはOTA-600Nという機種で21トンもの荷物を扱えるとのこと。

すげ~!

しかも、運転室までの40mはハシゴで10分以上もかかるという。

そんなにかかるんだ!
下見られませんな……

彼女が手がけた有名な建物は、東京入国管理局庁舎。
これまでに9棟の高層建築を手がけたという。

入社9年目で、教習所に通いクレーン運転士の免許を取得したとのことだが、クレーンの教習所に通えば、資格をとることとは別にUFOキャッチャーもうまくなるのかな? 

だって、クレーン作業ってミリ単位で荷を操作する腕前も要求されるそうだから。

クレーン作業は1日10時間。

クレーンの運転士は、1日中1人で運転室にいられるので気楽とのことだが、1人になるのも好きな私にとっては、なかなか羨ましい職種だ。

でも、大雑把で細かい作業が苦手な私には無理な職業だな~。

やっぱり、クレーンは見ているのが楽しい。

でも1度は運転室の中にはいってみたいです。

神戸屋 焼きカレーパン

私はカレーパンが好きでよく食べるが、ときとして、カレーパンがイヤになることもある。

その最大の理由が、パンの周囲のカリカリに挙げられたコロモ。

油っぽいのよね。

1個ならおいしくいただけるのだが、3つ目、4つ目になると、さすがに、油のクドさにまいってきて、ゲップ状態になってくる。

ま、一度に何個も食おうとする神経からしてオカシイですかね(笑)。

しかーし、ファミリーマートで売られている、「焼きカレーパン」 110円(挽き肉を使用した食べ応えのあるカレーフィリングを包んで油で揚げずに焼き上げました)は、これは何個でも食える。

そう、表面を油で揚げていないからだ。

デニッシュロール的なしっとりとしたパン生地にくるまれた、マイルドな焼きカレーの具もなかなかの味わい。

甘いカレーは大嫌いな私でも、これなら何個でもいける。

しかし、願わくば、辛口も出して欲しいものだ。

油で揚げたカレーパンならとっくに満腹になってしまうところ、このカレーパンならば、満腹一歩手前の状態で、「うん、食った食った、今日はこのへんでヤメにしておこう」という心地よいストップを自らにかけることができるのだ。

製造元は、神戸屋。

神戸屋さん、辛口バージョンもぜひ!

記:2009/04/11

この電柱、真下からのアングルもたまらん

直角!

この配線っぷりがたまらん(笑)。

白いマンション、水色の空。
グレーの電柱、
美しい調和。

2009/04/24

ジャズ喫茶 ワーク・アウト

本日、スタジオで番組収録と、今後のちょっとした打ち合わせを終えた夕方。少し火照った頭をクールダウンさせようと、四谷の「いーぐる」にコーヒーを飲みに行きました。

店でかかっていたのが、ハンク・モブレイの『ワークアウト』。
レコードでかかっていました。

久々に聴くな~。

これ、モブレイのテナーのみならず、グラント・グリーンのギターも光る好盤です。
持ってはいるし、昔は何度も聴いたアルバムではあるのですが、最近はご無沙汰。

こういう予期せぬタイミングでかかると、なんかすごく新鮮ですね。

いつもラジオで何をどういう順番でかけるとリスナーに分かりやすいだろう?と考えてばかりいるので(とはいえ、一生懸命考えているわりには当日の喋りの勢いや思わぬ閃きで事前に作っておいた選曲リストが無駄になることのほうが多い)、自分でかけるよりは、人様に選曲してもらったものを受け身の気分で「ええなぁ~」と聴くのって、とても気分がいいものです(笑)。

ジャズ喫茶好きの方の多くはそういう傾向があるんじゃないでしょうか?

家に帰ると何百枚、あるいは何千枚もアルバムがあるにもかかわらず、いまひとつ自分で選んで聴くとなると、「さて何を聴こうか?」と頭を悩ます日ってありませんか?

なんとなく手近なアルバムを選んで聴き始めても、「やっぱ、気分じゃないから、やーめた。なにか他のないかな?」と途中で再生をストップさせてしまったりとか。

これを繰り返し、気分は半煮えのまま1日が悶々と終わる(笑)。

そういう日が1年に何度かあるジャズファンの方もいるんじゃないかと思いますが、それって私だけ?(笑)

でも、ジャズ喫茶に行けば、たとえ流れている音源がよく聴いているアルバムでも、途中で「やーめた」というわけにはいかないから、とりあえず耳を傾ける。

で、気がつくと夢中になっている。

そうすると今まで気付かなかった発見をすることもある。
これこそが、人がかけてくれるジャズを聴く楽しみであり醍醐味だと思います。

ときに受け身姿勢でジャズに身をゆだねるのも心地よいものです。

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ハートに火をつけて 着メロ

携帯の着信音で目立つコツ(?)は、《ライト・マイ・ファイヤー》のイントロフレーズを入れること。
単音だけのシンプルな入力でも、すっごく目立てますよ。

って、まぁそんなことやって目だっても仕方がないのだが、それぐらい、この曲のイントロのメロディは印象的です。

煌びやかさと、若さ特有の翳りが絶妙に同居する《ライト・マイ・ファイヤー》、邦題《ハートに火をつけて》は、永遠に名曲。

中盤の長尺オルガンソロが大好き。
ひょこひょこと、ちょっとヘタウマっぽくて味があるのです。

もちろん、この曲のみならず他の曲も良く、一曲単位の好き嫌いというよりは、このアルバム一枚が持つ全体的な“気分”が好きになれば病みつきになってしまう世界なのだ。

一曲目《ブレイク・オン・スルー》の冒頭のリムショットを聴いた瞬間から、背筋がゾクッとし、同時に内臓がカッと熱くなるのを感じる私って……。

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