雑想 2009年7月

      2022/07/10

超ブルーノート入門 完結編 ―4000番台の至福

資料としてよりも、読み物として面白い(興味深い)。

与えられた文字量、それもアルバムごとにすべて同じ文字量の中で過不足なく、キチッと等しいクオリティを保つ技量。

これは、ジャズを知らなくてもライターを目指す人にとっては格好のお手本になるはず(・∀・)b

妹尾美里 Rosebud

華奢でとても可愛く美しく、ネコが超大好きで好奇心旺盛で、控え目だけれども情熱的な方でした。

同じミシェルはミシェルでも、ペトルチアーニの影響はすぐに感じたけど、カミロのほうは盲点でした!

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『毛の生えた拳銃(若松孝二傑作選外伝7) 』発売!

鬼才・若松孝二の、毛の生えた拳銃!

発売!

▼参加ミュージシャン
中村誠一(ts)
森山威男(ds)

60年代後半のアンダーグラウンドシーンの荒涼とした幻想的フリージャズの傑作!!
映画用音楽テープから最新リマスタリングで収録!

音楽監修・相倉久人インタビュー掲載。

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寺井尚子 プリンセスT

目玉は、なんといってもギタリストのリー・リトナーの参加だろう。
また、このアルバムのプロデュースも彼。

ハービー・ハンコックの《カンタロープ・アイランド》のヴァイオリン・ヴァージョンが、なかなか。

ヴァイオリンならではの音の立ち上がりを微妙にコントロールした奏法で、従来のカバーものとは一味違うニュアンスを出している。

▼収録曲
1. ベイジョス
2. プリンセスT~亡き王女のためのパヴァーヌ
3. ブラック・マーケット
4. シャドウ・プレイ
5. ヴェニス・アヴェニュー
6. セント・トーマス
7. ザ・チャイルド・ウィズン
8. カンタロープ・アイランド
9. ミスティーク~ジムノペディ
10. バンゴ・タンゴ
11. トゥルー・ブルー

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サイレン アジカン

2曲収録されている。
オケは同じ。
しかし、メロディが違う。
歌詞が違う。

1曲目は男性。
2曲目は女性
の言葉で、歌われている。

女を救おうとする男の視点。
悲鳴を上げる女の視点。
双方の視線が合わさり、立体的な一つの世界。
なるほど、中々面白い試みだ。

もちろん面白いのは試みだけではなく、楽曲としても充実した内容。

うちのバンドのヴォーカルの子が、この曲、歌いたがってます(笑)。

ジャケットのイラストも、趣あって良いよね。

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夏にニョキニョキ元気なクレーン

江東区、砂町付近。

いやあ、さまざまなタイプと大きさのクレーンが、いろいろな方向を向いて、あっちにニョキニョキこっちにニョキニョキ、なんとも素晴らしい配置とバランス。

いつまでも工事が終わらず、このままの状態が続けば良いのに、と思ってしまうのであった。

浅野忠信、chara 夫婦の共作

先日、離婚してしまいましたが……、

私、浅野忠信とchara 夫婦の共作とでもいうべき、手作り感漂う《ミシン》という曲が好きだったんですね。

シンプルで印象的なベースラインの反復に、バシャバシャと妙に元気の良いドラムがかぶさる。
この稚拙ともいえるし、子供が無邪気にはしゃいでいるような叩き方は、妙に、この曲の気分を映し出しているような気がして、クレジットを見たら、なんとCHARA本人だった(笑)。

ついでにクレジットを見続けると、作詞は、CHARAと浅野忠信。夫婦揃ってのこの共作、なかなか良いアルバムの中のアクセント、です。

もちろん、《ミシン》のみならず、ジェームス・イハとのデュエットの《ボクにうつして》など、おススメ曲多し、なのが、charaの『マドリガル』だったわけですが。

記:2009/07/26

Imagina: Songs of Brasil

やはり出ましたか、カーリン・アリソンにボサを歌わせる企画。

でも、すごくシックリとくるんですよね。

企画倒れに終わらず、彼女の音楽性を拡張したともいえる秀作。

▼収録曲
1. A Felicidade (Happiness)
2. Correnteza
3. So Tinha De Ser Com Voce
4. Medo De Amar (Surrender the Soul)
5. O Morro Nao Tem Vez (Favela)
6. Estrada Branca (This Happy Madness)
7. Outono (Stay)
8. Double Rainbow
9. Imagina
10. Desafinado (Slightly Out of Tune)
11. Pra Dizer Adeus (Time To Say Goodbye)
12. Vivo Sonhando (Living On Dreams)
13. Estrada Do Sol
14. E Com Esse Que Eu Vou

3回観ちゃった『キューティハニー』

いや、特別深い理由はないんですが、ただなんとなく、コンビニのおにぎりをバクバクと食べまくるサトエリの姿が見たかったりとか(食べるの大好きな女性が大好きなのです)、ミッチーの踊りと歌を見たくてとか、村上淳の片足上げて手を広げた「~なのさっ」のポーズを見たかったりと、いろいろと細かいところがツボにハマってしまったようです。

それはそうと、この映画のテーマソング、現代版にアレンジされた倖田來未の『ハニー』も悪くないですね。

イントロのベースの音が気持ちいいですね。

アナログシンセで言えば、VCOが矩形波っぽい、プラスティックな光沢を放つこのベースの音色が気持ちよい。

このベースが始まった途端、おー、はじまる、はじまる、と期待感がいやがおうにも高まります。

パンチが効いて、なおかつ適度にハスッぱな倖田來未のヴォーカルももちろん曲の良い部分をさらに増幅しておりまする。

このバージョンをバンドで演奏したら面白そうと、思わせるスピード感あるキャッチーかつキッチュなサウンドはなかなか。

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