【三文日記】2010年7月
2021/02/25
7/1(thu)
ミュージックバードのプロデューサー氏より貰って、昨年より飼っているオオクワガタのウォーリー、元気になってきた。
ここのところ、カブトムシ用のゼリーの消費量が1日1パックのペース。
空知英秋『銀魂 2巻』読了。
7/2(fri)
午前中、大島第一小学校にてピアニストの中村尚子とともに1年生の音楽の時間を使って“音育”。
午後、速攻で半蔵門い移動し、TFMのスタジオにて「快楽ジャズ通信」の収録、ゲストはピアニストの松本茜ちゃん(大きくなっていた!)。
夕方、速攻で新宿に移動して、仕事をいくつか片付けたあと、夜、曙橋に速攻で移動し、「ゆうむ」にて第三回「高野雲のジャズ聴き会」。
7/3(sat)
一日中寝ていたような。
ベランダに出ると、磯の香り。
HPの「works」、ブログの「執筆参加本」を更新。
7/4(sun)
咳が出、喉がいがらっぽい。
モワモワと湿気が重強く、雨がまったり降る日はガンガン冷房をかけたくなるものだが、その冷房に当たり過ぎたせいなのだろう。
清水佑三『人は誰でもカリスマになれる』読了。
7/5(mon)
重苦しい湿気と、降ったりやんだりの雨。
折りたたみ傘、大活躍。
田口弘『日本で最高のサラリーを稼ぐ男たちの仕事術』読了。
7/6(tue)
昔は冷やし中華、それほど好きなメニューというわけではなかったが、ここ数年、無性に喰いたくなる瞬間が訪れるのは年のせいか。
氏家康二『経営がわからない幹部は辞めなさい!』読了。
齋藤孝『自己プロデュース力』読了。
7/7(wed)
ジャズライターの島田奈央子さんと、週末、アップルストアで行うイベントに関して、メールと電話で確認&打ち合わせ。
新宿の焼き鳥屋で呑み。
終電逃し、そのまま朝まで。
7/8(thu)
微妙に喉がいがらっぽく風邪の3歩半手前の感触。
全身に覆いかぶさる緩い倦怠感。
深夜『ルームメイト2(SINGLE WHITE FEMALE 2: THE PSYCHO )』を観ながら、フォアローゼスとチョコレート。
7/9(fri)
古本屋に本売り。
息子と新宿へ行き遅ればせなが『エヴァ』の「破」を観る。
出口治明『「思考軸」をつくれ ― あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由』(英治出版)読了。
7/10(sat)
銀座のアップルストアにてイベント出演。
「快楽ジャズ通信」ポッドキャスト編の公開収録で、ゲストは音楽評論家・DJの島田奈央子さん。
イベント終了後「辛鍋屋」で打ち上げ。
7/11(sun)
晴れてると思ったら雨が降ってきたり。
モワリとした重苦しい湿気。
勢古浩爾『ビジネス書大バカ事典』読了。
7/12(mon)
静かな1日。
煎餅、おかき、ビール。
ナポレオン・ヒル(著)田中孝顕(訳)『巨富を築く13の条件』読了。
7/13(tue)
穏やかな1日。
晴れてるかと思えば、夜は突然の雨。
古いサイトの手入れと破棄。
7/14(wed)
社会で揉まれず、子供や親から「先生、先生」と言われ続けて20年、30年と生活を続けていると、どうしようもない「子供中年」が完成する。
中年以上、老人未満の卑小なナルシズムは自我が芽生えはじめた中高生レベル。
村上龍『最前線』読了。
7/15(thu)
ウスバカゲロウを薄馬鹿下郎と当て字したのは、どくとるマンボウの北杜夫だったか。
山盛りキャベツの千切り+ウインナーにキンと冷えた缶ビール。
薄葉美江『「販売の現場力」強化プロジェクト~収益を倍増するブランド教育のすすめ』読了。
7/16(fri)
半蔵門TFMにて番組の収録。
ゲストはトランサイトのお二人、フルート奏者のMiyaさんとピアニストのスガダイローさん。
収録後、新宿に移動し、急ぎ、曙橋、荒木町の「ゆうむ」にて「高野雲のジャズ聴き会」。
7/17(sat)
本日も半蔵門TFMにて番組の収録。
ゲストはピアニストの中村尚子さん。
先日、江東区の小学校で行った「音育」現場の音源を交えた「大人のための音楽教室」。
7/18(sun)
悲しくなるほど明るく心地よい夏の日差し。
大もり冷やし中華2杯の昼飯。
最近視力低下でメガネを作った息子のメガネ姿が、インドか東南アジアの小学生のよう。
7/19(mon)
ギラリと熱い日差し、暑いが悪くない気分。
深夜『不倫の残り香』を観る。
クリフォード・ストール(著)倉骨彰(訳)『インターネットはからっぽの洞窟』読了。
7/20(tue)
若き日のダイアナ・ロスやマイケル・ジャクソンが出演している『ウィズ』を観る。
黒人版「オズの魔法使い」のミュージカル仕立ての映画だが、あまりのチープさに仰け反る。
なんたって、あのマイケルが、カラスにいじめられるカカシなんだもんな。
7/21(wed)
先日観た『ウィズ』の続きだが、なにせヒロインのドロシーが、当時、既に30を過ぎたダイアナ・ロスが少女役を演じているところがキッチュで「すげ~」。
歌と踊りはいいんだけれども、あと、曲によってはベースラインもイカすのだが、全体的に漂う安っぽさが、グサグサと笑いのツボを突きまくるのだ。
リチャード・プライアーがオズ役だというのにも仰け反るし、オズ・ロボットが若き日のアート・ブレイキーの顔をロボットにしたようなアフロモアイチックなデザインにも仰け反った。
7/22(thu)
先日観た『ウィズ』の一部を息子に見せるが、息子も「すげ~!」と仰け反り気味。
息子も先日の学芸会の映像を記録したDVDを学校で買ってきて、自分のアドリブだらけの演技の映像を観て「すげ~!」と仰け反り気味。
息子の演技はけっこう小学校とPTAの間では語り草になっているのだ。
7/23(fri)
実家に行き昼飯。
ツイッターで呟く回数に比例して、自分の暇さ加減を自覚し、いやな気分になる。
北海道直送巨大タラバガニを喰う。
7/24(sat)
音楽業界と無関係、プロデューサーでもなければ、マーケッターでも企画者でもない人間が、ジャズや出版の低迷を嘆き、もっと売れるためにはどうしたらいいのかを考えるまでは罪はないし、妄想中年の戯言として笑って済ませることも出来る。
しかし、現実の数字(つまりは実売)を把握することなく、せいぜい半径3m程度の交友関係のみの現状認識と、本人の野暮ったき青春の思い出がミックスされた思い付き程度の戯言を、真剣にネット上で論ずる姿は、滑稽さを通り越して、哀れですらある。
趣味が高じてくると、自分はその世界(ギョーカイ)の中にいるものと勘違いしてしまうのかもしれないが(そう錯覚する時点で、かなりヤバいのだが)、しょせん受け手は受け手、趣味は趣味、シロートはシロートであり、個人の好き嫌い程度の思い付きが、厳しき商売原理の中の現実に通用すると思ってしまうこと自体、人間、年をとると傲慢になり、誇大妄想に陥りがちなことの証なのかもしれない。
7/25(sun)
暑い。
太陽ギラギラ。
水ガブガブ。
7/26(mon)
実家に行き昼飯。
新宿のうどん屋。
その後、蕎麦屋。
7/27(tue)
今日も実家に行き昼飯。
久々にてん屋に行ったら、カレー天丼なるメニューが。
もちろん普通の野菜天丼。
7/28(wed)
最近、よくおだてられます。
最近、よく拍手されます。
最近、少し怒りっぽいです。
7/29(thu)
値下げセールをやっていたということもあり、久々に吉野家の牛丼。
ここのところ近所の「すき家」を利用することが多かったためか、久々にしょっぱい「すき家」よりも、アッサリ目の味の吉野家の牛丼を食べているうちに、なんだか懐かしい気分になった。
微雨が降ったりやんだり。
7/30(fri)
TFMにて「高野 雲の快楽ジャズ通信」の番組収録、今回のゲストはジャズ喫茶「いーぐる」マスターの後藤雅洋氏。
収録後、新宿に移動。
山崎豊子『不毛地帯 第一巻』読了。
7/31(sat)
『不毛地帯』、平幹次郎が主演の1979年・毎日放送バージョンをレンタルして観る。
最近の唐沢バージョンに見慣れているためか、79年バージョンの『不毛地帯』を観ていると、2009年の『エヴァンゲリヲン:破』を観た後に1977年の『宇宙戦艦ヤマト』を観ているような、話のテンポ、速度感の違いを感じる。
夜、息子と散歩をしていたら、下駄が縦に真っ二つに割れてしまったので、裸足で歩く。