雑想 2011年6月

      2022/10/17

コンファメーション リン・ヘイテツ

格好のマイナスワン(ドラムもいないのでマイナス・ツー?)音源。
これに合わせてベースで《コンファメーション》を弾くて結構気持ち良いのです。

のめりこむようにピアノを弾く姿もなかなかツボ。

ブルース・イン・トリニティ ディジー・リース

滑らかでのびやかなトランペットの音色。

繊細でいて、思い切りのよいプレイ。

ジャマイカはキングストン出身、イギリスで活躍し、マイルス・デイヴィスやソニー・ロリンズに見いだされてニューヨークにやってきた異色のトランペッター。

聴きどころ満載のデビューアルバムだ。

created by Rinker
ユニバーサル
¥1,279 (2024/11/15 06:43:31時点 Amazon調べ-詳細)

遅い目覚めにアイラー

久々に遅い目覚めです。

なんか、午前9時以降に目が覚めると、1日の中の時間、滅茶苦茶ソンした!あちゃ~!と焦ってしまいます。

んで、目覚めのアイラー聴いています。

『ミュージック・イズ・ザ・ヒーリング・フォース・オブ・ザ・ユニヴァース』です。

くらくらと襲いかかる快感バイブレーション。

朝の目覚めには最適なにぎやかプリミティブサウンドです。

Town Hall NYC June 22 1945

ディジー・ガレスピーとチャーリー・パーカーの火の出るような熱いライブ演奏記録、『タウンホール NYC June 22 1945』!

この演奏が録音された時って、まだ日本とアメリカは戦争中で、戦艦大和が東シナ海に沈んだ2ヶ月半後、神戸大空襲の17日後に行われていた演奏なんですよね、

そう考えると、なんだか複雑な思い。

と同時に、ビ・バップとは、ずいぶんと古い時代の、とんでもなく新しい音楽だったのだということが分かります。

フォーエヴァー・ビギンズ 山中千尋

一曲目の《ソー・ロング》からツカみ抜群!
躍動感あふれる演奏が続く。

筒美京平作の《サマーウェーブ》に思わずニヤリ。

▼収録曲
1. ソー・ロング
2. ブルー・パール
3. サマーウェーブ
4. チェロキー
5. w.w.w.
6. グッド・モーニング・ハートエイク
7. 想い出と優しさ
8. フォーエヴァー・ビギンズ
9. ザ・ムーン・ワズ・イエロー
10. アヴァンセ

アンダー・パリ・スカイズ フレディ・レッド

輸入盤が長い間品切れだったフレディ・レッドの『パリの空の下』。

しかし、現在は寺島レコードインポートが発売元となり、寺島氏書き下ろしの日本盤ライナー付きで発売されているので、手に入れられずに中古ショップめぐりをしつつもなかなか手に入らず、地団太踏んでいた方にとっては嬉しい状況になったのではないかと思います。

これ、沈鬱で沈み込むようなピアノが好きな人にはたまらないアルバムなんですよね。

『サンフランシスコ・スイート』のような「快活+哀愁」のレッドもいいですが、年に2~3回は「憂鬱+哀愁」のレッドを聴くのも良いのではないかと思います。

グリーン・ドルフィン・ストリート ドド・マーマローサ

私の愛聴盤、ドド・マーマローサの『ドドズ・バック』は、聴きどころ満載の素敵なピアノトリオのアルバムだ。

良いところを挙げればキリがないんだけど、彼のピアノのタッチ、これがけっこう重たくてグー!

バド・パウエルを彷彿とさせる、ズシン!とくる重量感あふれるピアノの音色だ。

この音色と、ドドが持つ独特の揺れるようなタイム感。

この2つの特徴は、好き嫌いが分かれるところかとは思うけれども、好きな人にとってはたまらない要素なのだと思う。

この音色、このリズム感で疾走する、《グリーン・ドルフィン・ストリート》。

ドドが持つ独特のタイム感と音色が、もつれそうでもつれない感じを生み出しており、手に汗握るスリル。

超高速テンポどいうわけではないし、演奏内容自体に特筆すべきことはないのですが、決して流麗とはいえないゴツゴツしたニュアンスで力強く前進していく様は、「いつ聴いても“たまらん!」のであります。

created by Rinker
¥880 (2024/11/15 00:47:09時点 Amazon調べ-詳細)

ザ・ジョージ・ウォーリントン・トリオ&セプテット

いやぁ、ほんと、この人のバップピアノははじけていて、イイ!

マリガンのバリトンサックスも勢いがありますね。

ウォーリントン、そんなに熱烈なファンというわけではないし、それほどたくさんアルバムを聴いているわけではないですが、現在のところ1枚もハズレなしです。

▼収録曲
1. トゥインズ
2. ポルカ・ドット
3. 四月の思い出
4. ハイ・スコア
5. ヒヤシンス
6. ジョイ・ベル
7. 時さえ忘れて
8. ファイン・アンド・ダンディ
9. ノックアウト
10. イグルー
11. フェアリーランド
12. レイシング

In And Out James Blood Ulmer

ウルマーさん、いつまでたっても元気に捩れていてくれて、本当に嬉しいかぎりです。

時にギザギザ、
常にウネウネ。

ウルマー氏のギター、やっぱ好きだわ~♪

▼収録曲
1. No Man's Land
2. A Thing For Joe
3. Fat Mama
4. Eviction
5. Baby Talk
6. Maya
7. My Woman
8. High Yellow
9. I Believe In You
10. Backbiter

created by Rinker
In And Out
¥2,220 (2024/11/14 08:13:02時点 Amazon調べ-詳細)

 - 雑想 雑記