【三文日記】2014年11月
2022/07/30
11/1(sat)
朝カレー、時々旨し。
その後の苦~い珈琲も旨し。
でも、最近、朝にこの2つを同時に満たせる喫茶店がめっきり減少傾向で、寂しいんだよね。
11/2(sun)
秋深まり、デヴィッド・シルヴィアンのソロアルバムをじっくり鑑賞できる空気になってきた。
デヴィッド・シルヴィアンのソロといえば、『ブリリアント・ツリーズ』に収録されている《レッド・ギター》が有名だよね。
たしかに坂本龍一のピアノが冷たく冴えている上に、乾いたシルヴィアンのギターも物憂げな秋を発散していて大好きなんだけど、個人的には、その次に発表された『遥かなる大地へ』のほうに思い入れがあって、高校時代はクロームテープに録音したこの音源をウォークマンで聴きながら、秋の上野公園や不忍池周辺を歩き、彼女との待ち合わせ場所に嬉しい気分に憂鬱な気分をブレンドしながら向かい、秋香るブルーな青春を自己演出していたものです。
11/3(mon)
午前中はスーパーで細々とした生活備品の買い物、夕方から夜にかけて、ジャニス・ジョップリンやレニー・クラヴィッツばかり聴いていたような気がする。
夜、息子と近所の焼きトン屋で晩飯。
夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』(光文社新書)読了。
11/4(tue)
茹でたサトイモ、ほくほく旨し。
茹でる前の姿は、けっこうグロテスクなのにね。
塩のみをつけて食べるのが吉。
11/5(wed)
先日新調したパジャマ、生地が気持ちよく暖かい。
よって熟睡、熟睡、気持ちよく深い眠りに落ちることが出来る。
なので、朝の寝覚めが良い。(・∀・)b
11/6(thu)
『パパとムスメの7日間』、もう7~8年前に見ていたドラマだけど、今見ても面白いね。
ガッキー可愛く、舘ひろしダンディで、八嶋智人は今とまったく変わらないキャラだし。
結局、全話見直してしまったではないか。
11/7(fri)
iPhoneで親指ばかり使っているせいか、右手の親指が妙に動くようになてきているので、最近、ベースを弾くときは親指弾きのことが多い。
細かなフレーズは無理だけれども、音が人差し指に比べると格段に太くなり、かつ音にパンチが生まれるのです。
野菜入れまくりの煮込みラーメンの晩飯。
11/8(sat)
冷え雨の一日。
おやつに蕎麦&かき揚げ丼を食べに行く。
『アイ・アム・レジェンド』のDVDに収録されている別エンディングを観る。
11/9(sun)
やっぱりセシル・テイラーはどの時期の作品も好き。
いや、正確にいうと名盤とされているファーストの『ジャズ・アドヴァンス』のようなカチコチ4ビートものよりも、より柔軟さを獲得し4ビート超えをはじめた時期の『カフェ・モンマルトル』以降の作品がスケールが増しているので好きかな。
本日のお休みミュージックは『ルッキング(ベルリン・ヴァージョン)』の《Part Three》でしたが、これ、ベースもパーカッションもセシルのピアノに俊敏に反応しているので、激しいところもあるんだけど、けっこう楽器同士の一体感とつかず離れずの関係がとても心地よいので、気持ちよく眠れましたよ。
11/10(mon)
息子の学校に行き進路相談の三者面談。
息子と美容院に行きヘアメイク。
このホームページのレイアウトをリニューアルする試行錯誤の作業が楽しい。
11/11(tue)
世間はポッキーの日のようだが、個人的には昔の坂本龍一のラジオ番組の録音を聞きまくっていた一日だった。
「サウンドストリート」や「不思議の国の龍一」などなど。
中学生、高校生だった頃に耳の穴をかっぽじって聴いていたんだけど、今聞いても面白い&懐かすぃ~!
11/12(wed)
久々に「松屋」に牛めしを食べに行ったら、「牛めし」ではなく、焙煎七味つきの「プレミアム牛めし」になっていたので、それを食べてみた。
というより、「プレミアム牛めし」が販売されている店舗では、普通の牛めしは販売していないのね。
『アメイジング・スパイダーマン2』のDVDを観る。
11/13(thu)
息子の英語の発音、オーストラリアに2年間留学していたという英語教師よりも“英語っぽい”とクラスメイトからは評判らしく、反対にその英語の先生は「留学していたわりには発音ばザンネン」と失笑されているのだそうだ。
家では、まったく英語を話さないので、息子はどう英語を話しているのかは分からないけど、おそらく気に入った洋画や洋楽(ラップ)を真似ているうちに、「L」とか「R」の細かな発音の良し悪しではなく、フレーズ全体のウネリとかアーティキュレーションで“それっぽく”発音しているのだろう。
そういえば、外国人アーティストのインタビューや、映画のセリフを見ながら、「あの人の喋り方はかっこいい」とか「トークがグルーヴしている」というようなことを最近よく話しているので、言葉としてよりも音楽として英語の音声を捉えているのかもしれない。
▼調べてみたら、こういう教材が出ているのね。なるほど
11/14(fri)
義憤で戦うのは良いが、私憤から発するものはみっともない。
もっとみっともないのは、己の信念を翻すこと。
明らかに信義に反する行いであらば、たとえ学校の教師であれど徹底抗戦しても構わない。
11/15(sat)
音楽には、色々な分け方があるけど(「スイングするorしない」とか)、以下のような3つの分け方はどうだろう?
発表されてから年月が経った後、当時聴いた印象が「ますます輝きを増す」ものと「色褪せ・劣化する」ものと「まったく変わらないもの」という個人的印象による分類だ。
輝きを増すものは、発表が早過ぎ時代が漸く追いついてきたものや、自分の感受性が未熟だったため当初は理解できなかったものが多く、劣化するものはヒット曲が多く、変わらないものは自分の中では、初期~中期までのYMOだったり山下達郎だったりする(30年以上経ってもリアルタイムで聴いていたときの印象と遜色ないというのは、かなり凄いことだと思う)。
11/16(sun)
もう冬なんだけど、なんかカキ氷を食べたい。
イチゴかブルーハワイ、いや、マンゴーラッシーかな、なんてことを考えながらも、まっ、どうでもいいやと思い、味噌ラーメンを食べる。
苫米地英人『全速脳~脳は鍛えると100倍加速する』(宝島社)読了。
11/17(mon)
息子の学校に行ったり、塾に行ったりと。
あと実家にも行ったりと。
息子と餃子屋さんで餃子晩飯。
11/18(tue)
高倉健さん訃報のニュースに驚く。
まだ70代かと思ったら、もう83歳だったんですね。
うちの親父と同じ世代だと思っていたら、一回り上の世代で、親父と同世代はウルトラセブンの森次晃嗣だった。
11/19(wed)
奄美のソムリエ高良さんのテキスト(⇒【戦前ブルースの歴史】ブラインド・レモン・ジェファスン編)を読みながらレモンのベストを久々に再生。
スクラッチノイズの向こう側から聴こえる伸びやかな声とギターの音が深夜、呪文のように頭の中をぐるぐると回る。
ツイッターのフォロワーが14万人を超えた。
11/20(thu)
夜になるとよく飲みに行く居酒屋が近所にあるんだけど、そこの店員の方々は、なんと埼玉県や横浜のほうから出勤しているのだそうだ。
地元だとなかなか採用してくれる職場がなくて、結局、東京下町の居酒屋に就職せざるをえなかったということだったんだが、そうするとラストオーダーや閉店の時間から考えると、いつも終電ギリギリで帰ってるんだなと思った。
本日も、その飲み屋で息子と晩飯、もちろんラストオーダー後は、なるべく早めに帰りました。
11/21(fri)
ブッカー・アーヴィンの《枯葉》が入っているアルバム、えーと、確か『クッキン』だったっけな?
そこでサイドマンを勤めるホレス・パーランがイイですね。
洗練という言葉とはおよそ無縁なズブズブな魅力をかもし出すアーヴィンとパーラン、良いコンビです。
11/22(sat)
『リーガルハイ』のスペシャルを観る。
相変わらず堺雅人のキレは素晴らしいが、今回は大森南朋と吉瀬美智子のコンビが中々味があって良かったですね。
いつものごとく元気にはじけるガッキー&古美門コンビとは対照的に、人生の辛酸を嘗めてきました感が漂いまくる2人が醸し出す2人のやるせない雰囲気に共感を覚えた視聴者も少なくないのでは(40代以上にならないとわからない?)。
11/23(sun)
出雲に行き蕎麦を食べたい。
ついでにワインも飲みたい。
奄美に行き、鶏飯食べながら黒糖焼酎を浴びるように呑みたい。
11/24(mon)
15分の昼寝のつもりが、気付けば午後9時で、オーマイガッ!w(゚ロ゚;w
なんかヘンな夢をいっぱい見たぞ。
杉村太蔵『バカでも資産1億円:「儲け」をつかむ技術』(小学館)読了。
11/25(tue)
柿を大量にいただく。
外は寒いので部屋に篭ってサロンミュージックの中期から後期を集中的に聴いていた。
息子と近所の焼き鳥屋で飲み。
11/26(wed)
こういう寒い日の雨はこたえるね。
だから、夜は釜揚げうどん。
プラス野菜たっぷり。
11/27(thu)
歯が痛い。
というか、歯が染みる。
知覚過敏だわ、こりゃ。
11/28(fri)
高倉健追悼ということで金曜ロードショーでは『幸福の黄色いハンカチ』がオンエアされていた。
何度か観ている映画なのだが、テレビをつけた瞬間、途中からにもかかわらず、結局ラストまで観てしまった。
息子と野菜たっぷり鍋をつつきながら。
あの頃映画 幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010 [DVD] 幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010
11/29(sat)
晩飯食べながら『アメリ』を観る。
観るのは10年以上ぶりかもしれない。
関係ないけど、もし自分が映画監督だったらグリーンダカラちゃん(しずくちゃん)主演で、『地下鉄のザジ』の日本版を作ってみたいと思った。
11/30(sun)
祖母の訃報。
容態が悪いことは聞いていたが、小康状態を取り戻したということも聞いていたため、突然の連絡に戸惑う。
小雨が降ったりやんだりの妙に生暖かい一日だった。