雑想 2017年3月
2022/12/09
やっぱり染みるぜグラント・グリーン
夕方にひと風呂浴びて、冷えたラムや強炭酸のハイボールをキューッ!と喉に流し込みながら、少々気怠い気持ちになった時にかける音楽はやっぱりグラント・グリーンの『抱きしめたい』かな。
以前、そのような内容の記事を書いた記憶があるけれども、やっぱり気怠い夕暮れ時に、心地よくジンワリと臓腑にアルコールが染みてゆくときのジャズは、グラント・グリーンのコクのあるねっとりギターが一番!
記:2017/03月
ブログのアクセス数
人さまのブログはほとんど読まない私だが、先日、記事更新数の多そうなブログをランダムに選んで読んでみた。
20ブログ前後だけれども。
新しい話題や新商品を追いかけてレポートするのに一生懸命なブログも多いが、次いで多い話題は「アクセス数」。
へぇ、皆さんすごく自分のページのアクセス数(pv数)を気にしているんだなと思った。
私はほとんどアクセス数調べないからね。
それとも、「アクセス数」も記事数増やすためのネタの1つなのかもしれないね。
日々アクセス数を発表すれば、1年で365記事が増えることになるし、月に一回「今月のページヴューはいくつでした」と発表しても1年に12記事が増えることになる。
どうも、ブログ界(そんな世界があるかどうかは分からないけど)の暗黙の掟というか、ブロガーとしてのステイタスのようなものは、「記事数」の多い少ないが一つの指標になっているようだった。
「アクセス数」と「記事数」。
よくよく考えてみると、この2つは密接にリンクしていて、多くのブロガーが欲しいものはアフィリエイト報酬。
報酬はアクセス数に比例する(らしい)。
アクセス数を増やすためには、記事の更新回数を増やす。
更新回数に比例してアクセス数が増えるから(らしい)。
そうすると、日々、何記事を更新したかが一つの指標、というか目標になる。
要は、こういう構図ということのかな?
記事数増やす!
↓(そのためには)
更新回数増やす!
↓(そうすれば)
アクセス数(PV数)が増える!
↓(そうすれば)
報酬アップ
↓(将来的に)
ブログ飯(?)
特に、「Hatenaブログ」を利用しているブロガーにそのような傾向が強いと感じた。
そして、書いている人の属性というか年齢層は、就活を控えた学生や、就活中の学生。
あるいは、社会人1年か2年くらいで、早くも会社からの離脱を考えている新人サラリーマンが多いような気がした。
もっとも十数個のブログをザッピングした程度なので、なんともいえないけれど。
記:2017/03月
サー・チャールズ・トンプソン ロビンズ・ネスト
昨年、享年98(97?)歳で亡くなったサー・チャールズ・トンプソン。
1992年には日本人女性と結婚し、松戸に住んでいたとのこと。
1992年といえば、彼はチャーリー・パーカーやバド・パウエルよりも年上で、ハンク・ジョーンズと同い年の1918年生まれだから、74歳の時に結婚したことになる。
そして、結婚した翌年の1993年に録音されたのが『ロビンズ・ネスト』だ。
結婚した喜び? 日本で幸せに暮らす喜び? それとも純粋にピアノを思い切り弾ける喜び?
とにか、チャールズ・トンプソンのハッピー・オーラがほとばしった演奏を楽しむことが出来る。
乱歩の美食
『孤独のグルメ』好きはハマるはず。
ちなみに、乱歩は江戸川乱歩のことではなく、宇田川乱歩。
私立探偵です。
助手は明石智子。
調査中に立ち寄る店で食の知識を活かして
事件解決!(・∀・)b
腐女子彼女。 兼重淳
たしかに前半はBLに萌える腐女子の生態を描いてはいるけれども、後半は、ふつーの恋愛ドラマ的なふつーの恋愛ストーリーでした。
ドライ ココナッツ
プラスチックにも見えるほど、毒々しいほどの白のスライスココナッツ。
しかし、風味といい食感といい、これはクセになる。
キツめのウイスキーに合う!
便秘の人はお通じがよくなるかも?ですね。
マイルス・デイヴィス ビッチェズ・ブリュー/ジョージ・グレラ・ジュニア
ジョージ・グレラ・ジュニア・著の『マイルス・デイヴィス ビッチェズ・ブリュー』。
これを読みながら、実際に聴きなおすと発見だらけ!
おお、ここでテープ編集!
おお、たしかに、ここで延長繰り返し!
などなど、耳でおぼろげに感じていたことを、実際に秒数を用いて活字で説明されると漠然と感じていたことが、具体的かつ鮮明に頭の中に再刻印される!
ま、CDデッキの秒数と睨めっこすることにはなるけれど、普段、聴き慣れていた《ファラオの踊り》が、さらに新たな色と姿をもって浮かび上がってくるのです。
入門本ではなくて、研究本。
マニアが読むと面白いはず!
記:2017/03/11
きみはいい子 呉美保
児童虐待、学級崩壊、自閉症……。
高良健吾、尾野真千子、喜多道枝、池脇千鶴、富田靖子らがリアルに演じていることも手伝い、現代にっぽんの比較的ふつーな日常風景が、生きていくのも、生活していくのもメンドーな日常風景に様変わりして見えてしまう。
池脇千鶴が演じる、良い意味で鷹揚で少々野暮ったいぐらいの「おっ母さん」がイイですね。
これぐらいの感度と逞しさに自分をチューニングできれば、めんどーな現代ニッポンで子どもとともに元気に生きていけるのだろうね。
ベストソング DOTAMA
歌詞といい、曲調といい、一瞬、SMAPの新曲かと思ったよ。
(んなわけないけど)
このアザとさと、微ダサな匙加減は、日本のヒップホップ界においての、菊地成孔的な存在なのかもね、DOTAMAは。
恋愛寫眞 堤幸彦
松田龍平と広末涼子。
男女ともにカメラマン、そして彼女は海外へ。
そこらへんが宮﨑あおいと玉木宏の『ただ君を愛している』に似ているなと思ったら、じつは、『ただ君』の監督は、この作品に影響を受けたのだそう。
冒頭の松田龍平の稚拙な英語に、あれれれれ?
マッドな小池栄子に、ニヒヒヒヒ。