雑想 2017年4月
2022/11/06
フリー1/2指名
風俗や水商売の「指名」。
最近は一部の店で「フリー1/2指名制」ということを売り出しているところも多いのだそうだ。
店側が勝手にキャスト(嬢)をつけるのではなく、写真を2枚だけ提示してお客さんに選ばれせるというシステムだ。
指名料を取らないので、お客にとっては財布に優しい良心的なサービスに思われがちだが、逆に言えば、選んだのは客の「自己責任」ということにもなる。
つまり、「地雷」が多い日に、「地雷」をお客さん自信に踏ませれば、選んだのは客なのだから、文句も出にくいし、トラブルも少なくなる。
画像修正をしまくった写真をお客に見せて「この2枚の写真から、どちらかお好みの子をお選びください」と提示する。
客は、「じゃあ、こっちの子で」と選ぶ。
そして「こんにちは~、はじめまして~」と現れた瞬間、地雷のスイッチオン、発火、爆発!となるわけだ。
しかし、自分で選んだ客としては文句がいいにくい。
HPなどで、「無料!本日は1/2指名サービスデイ!」なんてことが掲示されている店は要注意だ。
いちばんやさしい楽譜の読み方
音楽は、譜面が読めないよりも、読めたほうが、より楽しみが拡がりますです。
(楽器やってる、やってないにかかわらず)
ジョージ・ケイブルス・トリオ
ジョージ・ケイブルスが敬愛するデクスター・ゴードンへの思い入れたっぷりのアルバムです。
《カタロニアン・ナイツ》に《チーズ・ケイク》!
デックスファンなら、必ずニヤリ( ̄ー ̄)
▼収録曲
1. Catalonian Nights
2. Three O'Clock In The Morning
3. Cheese Cake
4. Polkadots And Moonbeams
5. Tanya
6. Fried Bananas
7. Body And Soul
8. I Told You So
9. Who Can I Turn To?
10. LTD(Long Tall Dexter)
11. Round About Midnight
ジョンスコ オール・ザ・シングズ・ユー・アー
尖った《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》が好きなんです。
その最右翼は、自分の中ではリー・コニッツとジェリー・マリガンの演奏なんだけれども、ジョン・スコフィールドの『フラット・アウト』に収録された演奏もなかなかなのです。
ジョンスコ独特の少し歪んだ“あの”ギターの音色で、できるだけフレーズを節約して間を空けながらテーマを“語りすぎない”で奏でていく《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》。
この微妙な間と、イキそうでイカないじれじれなフレージングの合間からこぼれ出るたたみかけるような、テリ・リン・キャリントンのドラムが刺激的なんだな。
そして、だんだんジョンスコのギターも「ギザッ!」としてきて……。
ユラユラと身体が揺れてくるのと同時に、なかなか知的興奮も味わえるのがジョンスコ流《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》。
『フラット・アウト』の中では、一番聞いているナンバーかもしれない。
とはいえ、このアルバムは、テリ・リン・キャリントン濃度の高いアルバムともいえるかもしれない。
ジョンスコもいいけど、彼女の参加アルバムの中では、ベストに位置させてもいいんじゃないかな?
▼収録曲
1. シシー・ストラット
2. シークレット・ラヴ
3. オール・ザ・シングス・ユー・アー
4. イン・ザ・クラックス
5. ソフティー
6. サイエンス・アンド・リリジョン
7. ザ・ボスズ・カー
8. エヴァンスヴィル
9. フラット・アウト (Extra Bonus Track)
10. ロッキン・ニューモニア
ユニティ ラリー・ヤング
オルガン奏者、ラリー・ヤングのリーダー作ではあるのだけれど、ウディ・ショウのトランペットを聴きたいときによく棚から取り出しますね。
ウディ・ショウに、それとジョー・ヘンダーソンのテナーサックスも強力ですね。
グリグリと有り余る馬力を回転させながら力強く前進してゆくホーンとオルガンに加え、ドラムがエルヴィン・ジョーンズですから、もうパワフルさに、しなやかなバネと粘りまで加わって、完全無欠な隙のない名盤に仕上がっているのです。
▼収録曲
1. Zoltan
2. Monk's Dream
3. If
4. The Moontrane
5. Softly As In A Morning Sunrise
6. Beyond All Limits
テイルズ・オブ・アナザー ゲイリー・ピーコック
ゲイリー・ピーコックの『Tales Of Another』。
リーダーのゲイリー・ピーコック
⇒ベース
サイドマンはというと?
キース・ジャレット⇒ピアノ
ジャック・ディジョネット⇒ドラムス
あれ?
スタンダーズトリオ?
を
結成する前のトリオです。
おそらく、このときの感触が良くてスタンダーズ・トリオ結成にいたったのかも?
スタンダーズは、名前のとおりスタンダードを演奏するピアノトリオですが、この『テイルズ・オブ・アナザー』は、全曲オリジナル。
このアルバムで感じられる研ぎ澄まされた美しさをスタンダードを演奏することによって、若干マイルドになったのが、スタンダーズの演奏だと思います。
▼収録曲
1.Vignette
2.Tone Field
3.Major Major
4.Trilogy I
5.Trilogy II
6.Trilogy III