【三文日記】2019年2月
2021/10/27
2/1 (fri)
深田恭子主演の『初めて恋をした日に読む話』は、そのありきたりなタイトルや番宣を見たかぎりでは、それほど期待していたドラマではなかったので、毎週録画はされてはいるものの、『家売るオンナの逆襲』や『ハケン占い師アタル』など、他のドラマの録画を優先的に見てしまっていたため、結局観ないまま時間が流れていってしまった。
ところが、ちょっと時間が空いたので第一話を観てみたら、けっこう面白いじゃないの。
ものすごく面白いというよりは、なんか普通に面白いという、なんというかジャズで言えば歴史的大名盤を期待ムンムン状態で聴くというよりは、ハードバップの小作品を気軽に楽しむ感覚に近い状態で観れるので、結局4話まで一気に観てしまった。
2/2 (sat)
現在は大きな時代の変わり目の渦中であることは確かで、そのような中で生きていくためには、やはり生活の糧となるお金を稼ぐことも大事だし、それを得るための仕事を頑張ることはもちろん滅茶苦茶大切なことには違いないけれども、それ自体が生きる目的になってしまうことは、あまりにも悲しいことではないかと思うんだよね。
自己啓発系の書籍にしろ、雑誌の記事にしろ、YouTubeの動画にしろ、巷にはいかに稼ぐか、いかに仕事で儲けるか、いかに効率よく仕事をするかの情報で溢れており、そういう「ハウ・トゥ」に飛びつき、知識やメソッドで脳味噌の中が肥大化した人のことを最近の若者は「意識高い系」と呼ぶみたいだけれど、それはそれで別に構わないし、何とも思っていないのだけれども、「その先」に何を求めているのかが良くわからないし、ひょっとしたら生きる糧となる商品やサービスの交換券(=お金)をゲームのスコアのごとくゲットすることだけが最終目標になってしまっている人が増えているんじゃないかと思う今日この頃。
もちろん商品交換券は少ないよりは多いに越したことはないのは当然のことながら、混迷の時代だからこそ「人間」に必要なのは想像力と思考力だと思うわけで、だからこそ、目先の利害に拘泥して短期目線かつ視野狭窄に陥りそうな人ほど、ジャズを聴こう、文学を読もう、それにより具体的なことばかりではなく抽象的な思考力も育くみ、より豊かな人間らしい生き方を考えましょうよと僭越ながら提言したいんだよね。
2/3 (sun)
新宿のビックカメラで一瞬、ひよこまんじゅうに見えてしまったトリさん、ベタだけど分かりやすいネーミング、そして可愛かったので思わず撮影。
先日の「フリースタイルダンジョン」のFORK vs.我次郎MIC戦はなかなか面白かったので、思わず感想をさらさらっ書いて(喋って)記事をアップしちゃいましたよ。
⇒我次郎MICとFORKのバトルに笑ったフリースタイルダンジョン 5thSeason Rec7-5
晩飯は息子と近所の居酒屋にて鍋。
2/4 (mon)
近所の整体院に約1ヵ月近く通ったけれども、腰と脚の痛みはあまり軽減されなかったため、もう1軒近所にある別の整体院に行ってみる。
様々な動きをし、原因がどこにあるのかを特定してもらい、どうやら腰とお尻の辺りにある中臀筋ということろが奥までとてつもなくカチカチに凝っていることが判明。
さっそく痛みの元凶となっている筋肉のコリほぐしの治療をしてもらう。
2/5 (tue)
腰と脚の傷みが特定出来、それらの筋肉を集中的にほぐす治療に移行したため、かえってもみ返しというかリバウンドがひどい感じがしなくもない。
本日も診てもらったが、だいぶ筋肉の中央も柔らかくなってきてはいるとのこと。
ただ、自分自身では自覚のできない奥のほうにある筋肉が中心なので、あまり実感は湧かないのだけれど。
2/6 (wed)
YouTube運営のノウハウ動画を何本か見たんだけど、現在チャンネル登録者が数万のユーチューバーでも、1000人を超えるのに3年くらいは普通にかかっている人が多いということを知った。
もちろん動画のテーマやクオリティにもよるのだろうけれども、最初はコツコツ、ひたすらコツコツの繰り返しというのは、勉強やスポーツや楽器に限らず、YouTubeの世界においてもそうなのだな、と。
晩飯はここのところマンネリ野菜鍋。
2/7 (thu)
今日は暖かい日だと思ったら、週末は天気が崩れて雪になるのだとか。
『派遣占い師アタル』を毎週観ているけれども、占い師というよりかは、派遣メンター、もしくは派遣人生アドバイザーって感じだよね。
ま、相手の幼少期のビジョンを見せるところなどは、超能力者っぽいけど。
2/8 (fri)
スーパーヒーローには、ならない、なれない、なれません。
晩飯おでんで、でんでんでん、残り汁に余ったパスタを入れて煮込むと、これまたグー!
ジム・ロジャーズ (著)、大野和基 (訳) 『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』(PHP研究所)読了。
2/9 (sat)
都内は5センチ雪が積もるだろうという天気予報の予想は見事にハズレ。
まあ積もらないほうが嬉しいんだけど。
そのかわり、気温がいつもより格段に低く寒い寒い、しかし、この冷たい空気、嫌いではない。
2/10 (sun)
脚と腰の痛み、だいぶ治ってきたような感じはするのだけど、やはり寝起きと長時間椅子に座った後に立つと、脚に痺れと攣った感じが襲ってくるので、まだまだ完治するには時間がかかりそうだ。
現在、YouTubeのチャンネルで「JAZZ365日」というコーナーを作り、1年365日、それぞれの日に録音されたアルバムの解説を話すという無謀な試みをしているが、録音が殺到している日と、いろいろ調べてもまったくレコーディングがされていない日があるので、誰のどのアルバムを何月何日のジャズということで紹介するのかというセレクトの作業が結構大変だったりする。
晩飯は息子と近所の居酒屋。
2/11 (mon)
真夏生まれゆえなのか、昔から寒いのが苦手だったんだけれど、最近は年を取ってきたこともあるのか、寒さに対する「身体の感受性」みたいなものが変わってきたような気がする。
もちろん、相変わらず寒い日はウンザリなんだけど、昨日のような低湿度でヒンヤリとした「寒い」というよりは「冷たい」空気感の日は嫌いではないし、こういう日こそ暖かい部屋で喉に流し込むビールが最高に旨かったりする。
晩飯は息子と2日連続近所の同じ居酒屋にて鍋。
2/12 (tue)
確定申告の書類を提出に税務署へ。
そろそろグフカスタムを仕上げないとと思うんだけど、今回は、作業の進捗具合をすべて撮影して記事にアップしているため、最初は軽い気持ちでスタートしたものの、予想以上に作業量が多く、なかなかやる気が起こらない状態に陥ってしまっているんだよね。
その記事:たのしいグフ活。グフカス、グフカス、グフカスタム/HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
夜は野菜カレー鍋。
2/13 (wed)
いつまでも放置はアカンと思い、少々作りかけのグフカスいじり。
別な色で、もう1個作ろうかなという思いが頭をもたげてくるが、いかん、いかん、いつもの悪い癖でプラモが6~7割ほど完成すると、脳味噌が「もうわかった、次行きたい」となってしまい、目先のものを完成させようという意識がおろそかになっちゃうんだよね。
そうだ、ティエレンの地上型もまだ完成してなかったので、早く仕上げなければ。
2/14 (thu)
今月号の『スケール・アヴィエーション』、いいですねぇ。
フランカー特集なんだけど、流れるような美しい機体に魅せられている者としては、多くの作例を見れて大満足。
それに加えて、私が大好きな松本“改造しちゃアカン”州平氏によるTu-22ブラインダーの作例がカッコいいのなんの(改造してるけど)、氏が制作する模型はいつも重量感と美しさが共存しているので今回もカラーページを見入ってしまった。
2/15 (fri)
先月号の「雨ざらし」塗装の特集も良かったが、今月号の『アーマー・モデリング』の特集もそそりますな。
フィギュアなしのジオラマ特集なんだけど、フィギュアの塗装が大の苦手な私のようなモデラーには打ってつけのそそる作例がふんだんに紹介されている。
晩飯はひとり近所の居酒屋にて飲み。
2/16 (sat)
ギターは弾かないし、ギターアンプも持っていないけど(以前、女房がヤマハの50wくらいのギターアンプを持っていたけど埃をかぶっていた)、今月号の『ギターマガジン』のマーシャル特集はかなり面白い、というか興味深い。
マーシャルのアンプを愛用している様々なジャンルのギタリストのセッティングが手書きで載っているんだけど、本当にギタリストによって様々。
BASSをマックスにしている人や、TREABLEを全開にしている人もいれば、すべてのツマミを絞り気味にしているギタリストもいて、私の場合はベースアンプのセッティングは、すべてのツマミをだいたい12時向けのフラットにしているので(だって面倒だから)、もっと冒険してみてもイイんだなという気分になる。
2/17 (sun)
井上芳雄、肘井美佳の『おのぼり物語』(監督:毛利安孝)を観る。
腰と脚の痛みがあいかわらず続く日々であります。
晩飯は息子と近所の居酒屋。
2/18 (mon)
三浦貴大、キタキマユの『花蓮』(監督:五藤利弘)を観る。
ストーリーはべつにそれほど、それほどだったんだけど、本筋とは関係なしにレンコン農家の大変さは伝わってきた。
夜は一人で野菜鍋。
2/19 (tue)
発作的にズゴックを作りたくなったので、HGUCのズゴックを購入(シャア専用のほう)、「これでいったい何個目だ?」なんて考えながら、とりあえず全パーツの切り離しまでは完了。
晩飯は息子と近所の居酒屋。
角田光代『坂の途中の家』(朝日文庫/朝日新聞出版)読了。
2/20 (wed)
本棚の奥のほうに整然かつズラリと並んだ昔の『ジャズ批評』のバックナンバーをぱらぱらと読み返している。
最近の『ジャズ批評』に慣れてしまっていると、20~30年前のバックナンバーの圧倒的な情報量、活字の多さに圧倒されてしまう。
久々にワインを飲みたくなったので、近所のスーパーでいちばん辛口のチリ産の白ワインが安かったので買って帰り、軽く2~3杯飲もうとチーズとともにテレビを見ていたら、あっという前にボトル一本を空けてしまった。
2/21 (thu)
デビューした頃のカーディガンズのライブ映像を観るが、
懐かしいけれども、ぜんぜん古くないし、時流とは関係なしに刺激とセンスに満ちたバンドだよね、と改めて思った。
晩飯は息子と近所の居酒屋で。
週刊東洋経済『感情労働の時代』を読む。
2/22 (fri)
松雪泰子、橋本愛、成海璃子の『古都』(監督:Yuki Saito)を観る。
最近、Googleのアルゴリズムに変動があったのかな?
妙にこのページへのアクセス数が増えている。
2/23 (sat)
「断捨離」とか「ミニマリスト」といった単語は、自己啓発の匂いがぷんぷんと漂っているため、あまり好きではないが、「最適化」という言葉は嫌いではない。
そろそろ人生最適化、というのは大げさなので、生活の最適化をはかっていかなければならない時期なのかもね。
とかなんとか言いながら、相変わらず、ガンプラに色を塗り、YouTubeにアップする動画の音声をちょこまか編集(というかカット)したり、いらなくなったプラモをヤフオクに出品したり、酒飲んだり、録画したドラマを見ながらダラダラ鍋をつついたり、昔のジャズ雑誌を読んだりしているんだけれども、ある意味、こういうノンビリした感じが最適化された状態なのかもしれない。
2/24 (sun)
吹石一恵、吉田羊、津田寛治の『六月燈の三姉妹』(監督:佐々部清)を観る。
じょじょに収まってきた脚と腰の痛みが復活。
早ぉ治らんかのぉ。
2/25 (mon)
YouTubeの視聴者からのメッセージに触発されて、現在ズゴックをゴッグ色塗装バージョンを制作中。
整体院で電気とコリほぐし、ホッカイロを腰に当てるのを怠けると、すぐに腰が痛くなる。
晩飯は近所の居酒屋で一人焼き鳥。
2/26 (tue)
先日原稿を書いて送った『ジャズ批評』最新号の見本誌が届く。
それを近所の居酒屋で日本酒と焼き鳥とともに読む。
昨年の「マイベスト」は、ドルフィーの3枚組を挙げた方が多いですね(自分もそうだけど)。
2/27 (wed)
呼吸はなるべく深く、長くと意識しているつもりでも、気がつくと、いつも忘れている。
晩飯は『フリースタイルダンジョン』の録画を観ながら野菜鍋。
丹羽宇一郎『仕事と心の流儀』 (講談社現代新書)読了。
2/28 (thu)
新宿にオープンしたトンコツ100%不使用のとんこつラーメン屋に行ってきた。
参照:トンコツ不使用とんこつラーメン「一蘭」西新宿店に行ってきた
冬の寒い雨の一日。
晩飯は息子と近所の居酒屋。