雑想 2020年12月

      2022/11/24

レスター・ヤング 瞳

レスター・ヤングの瞳は緑色だったのだという。

白黒写真で我々が思い描くレスターのイメージよりも、実際の人物のほうがもっと物憂げな雰囲気をたたえていたのかもしれない。

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Serge Chaloff『Boston Blow-Up』のリマスター盤

サージ・チャロフの名盤『ボストン・ブロウ・アップ』のデジタルリマスター盤。
低音バリトンサックスの、ザクザクとした生々しい魅力がさらにアップ。

元より演奏内容も素晴らしい名盤なので、さらにリアルな音像となって蘇った本盤は、よりいっそう魅力がアップしている。

もうひとつの彼の代表作『ブルー・サージ』とともに、ジャズファンとしては傍らに置いておきたい作品だ。

▼収録曲
1. Bob The Robin (2006 Digital Remaster)
2. Yesterday's Gardenias (2006 Digital Remaster)
3. Sergical (2006 Digital Remaster)
4. What's New (2006 Digital Remaster)
5. Mar-Dros (2006 Digital Remaster)
6. JR. (2006 Digital Remaster)
7. Body And Soul (2006 Digital Remaster)
8. Kip (2006 Digital Remaster)
9. Diane's Melody (2006 Digital Remaster)
10. Unison (2006 Digital Remaster)
11. Boomareemaroja (2006 Digital Remaster)
12. Herbs (Long Take) (2006 Digital Remaster)
13. Herbs (Short Take) (2006 Digital Remaster)

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エラ・フィッツジェラルド コール・ポーター

エラが歌うコール・ポーター作の歌の数々。

さすがに力量の安定したヴォーカリストなだけあり、どの歌唱にもブレがないのが見事。
2枚組で35曲というヴォリューム、かつ値段も安く非常にお得なCDだ。

エラ好き必携、さらにはコール・ポーターのさりげなく陰影のある曲調が好きな曲も必携のアイテムだ。

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ジョンスコ アンルート

ジョンスコのリーダーで、ジョンスコのギターも良いんだけれども、地を這うようなスティーヴ・スワロウのベースがやっぱり素敵!

『アンルート』は、エレキベース4ビートの見本のようなアルバムでもあるのだぁあ!

グレッグ・オズビー=大五郎

アルトサックス奏者のグレッグ・オズビーは、大の日本通で、特に『子連れ狼』のファンなのだそうだ。
なので、一時期は自分のことを「伊藤大五郎」と名乗っていたうえに、自身の音楽出版社も「ダイゴロー・ミュージック」という名前で登記していたほど。

もちろんカラオケでの18番も「子連れ狼」とのことらしい。

地元を離れなかったエリス・マルサリス

ブランフォードやウイントンの父、エリス・マルサリスは、若かりし日は、トランペッターのアル・ハートのバンドのピアニストとしてツアーを繰り返していた。

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しかし、息子たちが大きくなるにつれ、地元のニューオリンズにとどまり、ホテルのピアニストとしての活動を主軸に据えるようになる。

彼のピアノの腕前は、かのジョン・コルトレーンからも誘いを受けていたほどだが、彼は息子たちや地元の子供たちへの音楽教育のこともあり、地元から離れようとはしなかった。

▼息子との心温まる共演

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目が違う

よく映画やドラマや漫画などでありがちな話として、「冴えない子が、髪型やファッションを変えたら目も覚めるような美少女に変身」というものがある。

しかし、これは違うんじゃないかと思う。
そういう場合もあるんだろうけれども、少なくとも私の過去の経験からだけで判断すると、光る子は最初から光っている。

普通程度に光る子は別よ。
そういう子は、メイクやヘアスタイル、ファッションをカッコよくするとかなり「変身」することもある。

しかし、とんでもなく光る子は、たとえ髪型がぼさぼさでも、ファッションが野暮ったくても、メイクがめちゃくちゃでも、というか、どんなにダサい装いで胡麻化そうとしても誤魔化せないものがある。

それは、目だ。

目が違う。
光る子は。

オーラが違う、存在感がある。
そういう表現がされることもあるが、そういうことを人に感じさせる源泉は、やはり目の輝き、目の力強さだと私は思う。

そういう子、本当にたまーにいるんですよ。

それこそ、5年とか10年に1回くらいのペースで。

だから、よくアイドルや芸能人がデビューする際に、「●●年に1人の美少女」みたいなキャッチフレーズがつくことあるじゃない?(たとえば、橋本環奈の「1000年に一人の美少女」のような)

そのキャッチをつける人の気持ち、わかるような気がするんだよね。
もちろん、広報・宣伝的な目論見が前提にあるにせよ。

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