雑想 2024年11月

      2024/12/02

ビリー・ボーイ アーマッド・ジャマル

うぉおぉぉぉ、レッド・ガーランドそっくり!

いや、逆なんだよね。

レッド・ガーランドの『マイルストーンズ』での演奏が、ジャマルそっくりなんだよね。

いかにマイルスがジャマルを欲していたのかがわかるよね。

代役(?)のガーランドに同じアプローチを取らせるんだから。

じゃあ、個人的にはジャマルのバージョンと、ガーランドのバージョン、どちらが好きか?となると、ガーランドの方を取りたい。

後出しジャンケンならではの「オリジナル超え」の気迫が凄いからね。

アプローチはパクリ(?)でも、パクっている自覚があるだけに、パクルからにはオリジナルを絶対に超えてやる!といった気迫が違うんだよね。

ガーランド、気合い120パーセント。

フェラガモブラック

先日、Amazonでフェラガモブラックの香水の在庫が1点だったので、あわてて注文、すぐに届き梱包を解くと、中には一瞬フェンダーの弦のセットか?と思うようなデザインの箱が出てきた。

さっそくつけてみると、いつも使っているブルガリのオードトワレよりキツくて露骨な感じもするが(よりオッサン的)、これも慣れれば気にならなくなるだろう。

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病院ドラマ 経営者

病院ドラマの大半は、いや、ほぼ全ての作品の主人公は「現場」だ。

現場の医師だったり看護師(看護婦)だったり、スタッフだったり。
院長のような病院の経営者が主人公のドラマや映画は私が知る限り見たことはない。

そして、病院の経営者は、主役側の立場からは「敵」「ヤな奴」として描かれることが多い。それは当然といえば当然だよね。医療現場に携わる者と病院を経営する者とでは視点が違うものだし、それゆえに考え方や行動にも違いがある。それゆえに軋轢や衝突が生まれるわけだ。たいていの場合、経営者は「金の亡者」「効率重視主義者」、ゆえに患者の心を理解できない冷酷非道な人間として描かれる。

『トラベル・ナース』にしろ『グッド・ドクター』にしろ、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」にしろ、『Get Ready!』にしろ、「DOCTORS 最強の名医」にしろ、そこで描かれる「経営者」は現場で活躍する主人公とその仲間から見れば「いやな奴」だ。

彼らが冷酷非道だったり金の亡者として描かれれば描かれるほど主人公側の正義っぷりと仕事への一途さが際立つので、それはそれで一つの演出なので悪いとは言わない。
また視点が主人公側なのだから、そう見えても、そう描かれても仕方のないことだと思う。

では、視点を変えて、経営者目線からするとどうだろう?

あいつら、スタンドプレーばっかりしやがって。
規律を無視してばかり。
「患者の命と病院経営どっちが大切なんですか?」なんて必殺セリフを錦の御旗にしやがって。
患者を救うために現場ルールを無視したスタンドプレーをするのは百歩譲って仕方ないことだとしても、それが他のスタッフに悪影響を与える可能性があるし、そうなると病院全体の運営が難しくなってしまうではないか。
病院は、医療を提供するのがもちろん第一ではあるけれども、一つの企業でもあるわけで、経営者としては、病院の経営状況を改善し、持続可能な医療を提供していく必要があるんだよ、なのにこちらの考えを無視して好き勝手動きまわりやがって。
医療の質を落とすことなく、いかに効率化を図るか、常にバランスを取ることが経営者の役割なんだよ。だから、一人の患者だけに肩入れ(エコひいき)し過ぎて、バランスを欠いてもらっては困るんだよ、他の患者さんはどうなる?

こんな心の声が聞こえてきそうだ。

だから私は病院経営者が主役のドラマを見てみたい。
視点を変えて、今度は現場で働くスタッフを演出的に悪っぽく描いた作品を見てほしい。

権利ばかりを主張してサボるスタッフ、
理想論ばかりを唱える無能なスタッフ、
ドラマの名医ごっこで自分に酔うヤブ医者、
気に入った患者ばかりに肩入れする差別スタッフ、
などなど。

このような言うことを聞かない現場の人々に翻弄され、日々悩む病院経営者が主人公のドラマって誰か作ってくれないかな。

でも、地味であまり絵にならないかな。

せいぜい、現場のストレスを酒でまぎらわすとか、カラオケで発散するとか、キャバクラで発散するとか、奥さんや浮気相手に愚痴をこぼすとか、家に帰っても冷え切った家族で娘は口もきいてくれないとか、唯一の心を許せる友は飼ってる亀しかいないとか…。

で、だいたい病院経営者って中年か高齢者だからね。
若いイケメンや、若い女の子ってことはほぼありえない。死んだ親の遺言で仕方なく院長に就任しましたってパターンはあるかもしれないけど。

いずれにしても、こういう切り口の医療ドラマを見たいと思う人ってそんなにたくさんいるとも思えないから無理か。

黒糖奄美

先日、よく行く居酒屋から「もうコレ、メニューから消えて出さないからあげます」ともらったのが、黒糖焼酎の黒糖奄美。

好きなんだよね、コレ。

やはり奄美のお酒ということもあり、地元の鶏飯や山羊汁に合うんだけど、東京には山羊肉料理や鶏飯を出す店ってないからね。

だけど、焼き鳥や焼き魚にも合うと思うんだよね。

あとは、シンプルに冷奴とかにも。

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