雑想 2024年12月
2025/01/31
プレシジョン レリック加工
先日ヤフオクでレリック加工のプレシジョンベースを格安で落札することが出来た。
届いたベースの梱包をとくと、おお、思っていたよりも結構かっこいいしリアル。
昔ダメージジーンズが流行っていて、私はそれに否定はだったけど、つまり履いているうちにだんだん自然にボロくなっていかなければならない、人工的にウェザリングを施すのはプラモだけでいいと思っていたんだけど、今回のレリック加工はなかなかリアルなので、それこそ出来のよいプロが作った戦車プラモを眺めているような心地よさがあるね。
それにしてもかなりボロボロに見えるように加工されてるなぁ。
私も以前、フェンダーのヴィンテージといえば、65年と74年のジャズベース、57年と60年、62年のプレシジョンベースを持っていたけれど、これほどまでにボロボロじゃなかったからなぁ。ただ、見た目は50年前から存在する歴戦の勇姿のように見えることは確か。
ただ、制作されてまだ日が浅いのだろう、まだ塗料の匂いが取れていない。ちょっとだけペンキくさい、というかタミヤのエナメル系塗料の匂いがほのかに漂っている。
「随分、年季が入ったベースですねぇ」
「いや、まだ出来立てのほやほやですよ」
セッションの時などに、そういうやりとりがあると面白いかもね。
ただし、今のところ弾きにくい。
というか身体が軽いボディにアジャストしきれていない。
現在メインで使っているプレシジョンに身体が慣れてしまっているせいか、どうにも軽く感じる。というより、今使っているプレシジョンが重たい部類なのだろう。
ボディの材は(おそらく)アッシュなので、結構重心が低くゴリッとした音がする。
それに比べて今回手に入れたプレベは、塗装が剥がれて剥き出しになった木肌を見る限りだと、おそらくはバスウッドだと思う。
学生の頃私が使用していたフェンダージャパンのフレットレスベースがバスウッドだったのだが、それに近い触感を感じる。
とにかく軽くて良いのだが、やはり重量のあるボディのベースのように重心の低い音は鳴らない。その代わりブライトとまでいうと言い過ぎかもしれないが、明るくてハッキリとした輪郭の音が出る。
どちらが良いかは好みの問題だろうし、演奏する音楽のテイストによっても違ってくるんだろうけれど、おそらくはライヴだったら分かりやすくブライトな今回のレリックベース、レコーディングするんだったら深みのある低音が出る重たいプレシジョンってことになるのかもしれない。
とにもかくにもしばらく弾きながら身体を新しい(外見は古い)ベースにカスタマイズしていこう。
チャンネル登録者数 ゾロ目
YouTubeチャンネルの登録者数がゾロ目になっていた。
なんか嬉しい。
2024年は自分にとってどういう年だったのか
今年、2024年はどういう年だったかというと…。
体内に色々なものを突っ込まれる年だった(笑)。
こんなこと今までなかったということを経験しましたね。
何を突っ込まれたのかというと、一つは、膀胱鏡。
また尿管結石になっちゃったんですね。
一度尿管結石になった人は、再度尿管結石になる確率が高いと言われているようだけど、調べてみると、一般的に、5年以内に30~40%、期間を限定しなければ80~90%の人が再発すると言われているそうです。
で、泌尿器科に行って「本当に尿管結石かどうか調べてみましょう、カメラ使って調べてみますか?」とお医者さんに言われたので、「はい」と答えてしまった私。
そしたら、ぶっとい棒をティンコの先に突っ込まれて悶絶。
いや、思ったほど痛くはないんだけど、精神的には、かなり参った。
えー、こんなの先っちょから突っ込まれるの??!!って。
まあ今思い返せばそんなに太い棒が突っ込まれたというわけでもないんだけど、太くて怖い棒に見えたのは、やはり初めてのことだったので、そしてその膀胱鏡が恐怖ゆえに巨大に見えてしまったのでしょう。
で、尿管の中を棒をグリグリしながらお医者さんは結石を探すわけです。
「ありませんねぇ」
ぐりぐり。
「いや待てよ、この辺はどうだろう?」
ぐりぐり
「あ、奥の方に、あったぞ、あったぞ!」
ぐりぐり
「ほらほら、見てくださいよ、この隙間にあるでしょ?」
ぐりぐり
「ほらほら、見てくださいよ!」
と、モニターを指しながら、ぐりぐり
なんだか結石を発見できた先生はとても嬉しそう。
私は「はい、わかりました。あるのはわかったので早く抜いてください〜」
「わかりました、結構大きいですねぇ」と、再びぐりぐり。
そしてようやく棒を抜いてくれました。
もう尿管結石になりたくないので、食生活を見直すぞぉ!
そしてもう一つが、胃カメラと腸の内視鏡。
これもまた…、大変でした。
口から管を突っ込まれたり、肛門から管を突っ込まれたり。
尿管結石のカメラ同様、これらも初めての経験。
嫌だったなぁ。
でも、やって良かったのが、胃にポリープが見つかったところ。
胃カメラの先端にはカメラだけではなく、先端からワイヤー状の器具をポリープの根元にかけ、高周波電流で焼き切る機能があるそうだ。これによりポリープは切除、回収された。
そして、回収された肉片は、2週間かけて組織検査が行われた。
結果は、これをもう少し放置していたら悪性腫瘍になるものだったことが後の検査で分かった。
おお、やっといて良かった!
「もう年なんだから、いつまでも若い気分で無茶やってないで、検査に行きなさい!」
そう昨年から何度も何度もうるさいくらいに忠告してくれたビジネスパートナーに感謝、感謝です。
今年は、とにかく初めて体内に棒状のものを突っ込まれまくった年でございました。
あと、N-NOSEという線虫がん検査もやってみたんですが、こちらの評価は「A」だったので一安心。
そろそろ健康に気をつけて、無理をしない生活を心がけなければいけない年齢になってまいりました。