ガルパン Ⅳ号戦車D型改(F2型仕様)あんこうチーム制作記

   

ガールズ&パンツァーのⅣ号戦車D型改(F2型仕様)を作りました。

まずは、箱です。

箱のサイズは、けっこう大きめです。
中の部品の量もかなり多いですからね。

この箱を模型店のレジに持っていくのは、さすがに照れる……。
しかも、けっこう大きな箱なので、手提げ袋からはみ出た箱の側面を人に見られたらちょい恥ずかしいと思う恥ずかしがり屋の私なので、ネットで買っといて良かったと思ってます。

箱の横、その1です。

箱の横、その2です。

箱の横、その3です。

箱の内側です。

箱の中です。

デカールとおまけ。

ランナー、その1。

ランナー、その2。

ランナー、その3。

けっこうパーツ数多く、年末から組み立てが遅々として進んでいなかったのですが、少しずつ組み上がっていくじれったさも、それはそれで楽しいのかもしれません。

で、履帯をはめて、タルみをつけているところ。

瞬間接着剤でくっつけてティッシュを間にかましています。

そして、車体にいろいろ部品をくっつけて、ようやく「残るは砲塔のみ」という状態に。

車輪の内側は後で塗り残しが出やすい箇所なので、つや消し黒であらかじめ塗ってあります。

いやぁ、ここまで辿り着くのに、結構時間がかかった、かかった。
なにしろ、タミヤのⅣ号と違って部品が多いのなんの。
タミヤの2倍くらいはあるんじゃないの?

そう考えると、タミヤ様は、部品の分割と金型の技術が凄いんだなぁと改めて思います。

そして砲塔を組み立てて完成。

いよいよ塗装です。

まずは下塗り。

黒とマホガニーを缶スプレーで吹きました。

なかなか減らないブルー(つや有り)や、青竹色をところどころに吹きました。

少しでも減らない塗料を減らしたいという思いと、ドイツ戦車独特の青みがかったジャーマングレーを表現したいという意図もあります。

ドイツ陸軍の指定色である「RAL 7021」は青みがかっていたようですし。
もっとも、光の反射が青みがかったグレー色に見えたという説もあるので、実際のところはどうなのかはよく分からないところではあるのですが、単純に黒っぽいグレーよりは、青みがかったグレーのほうが、シャープな感じがしますからね。

というわけで、今回は、タミヤの青みがかったジャーマングレーを使用したのですが、その前にタミヤのラッカー系塗料のハルレッドを陰になる部分を中心に軽く乗せてみて、その後にタミヤラッカーのジャーマングレーを吹いて基本塗装をしました。

青みがかったタミヤラッカーのジャーマングレーの色味は最高!
タミヤアクリルのジャーマングレーとは異なる色味、質感です。

そして、その上から明度を上げて、かなり薄めたグレイバイオレットを広い面となるところに吹きました。

クレオスのグレーバイオレットもカッコいいグレーなんだよね~。

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履帯周りにダークアース、フェンダー周りにレッドブラウンなど、いくつかの土・泥系の色を薄めて吹き付け、デカールを貼りました。

最初にアニメで観た時は、あんこうチームのマークにほんのり違和感を感じたものですが、今、こうして砲塔に貼られたピンクのあんこうマークを見ると、もうこの場所、この位置にしかあり得ん!と思うほど絶妙な位置とマークのデザインだと思えてきます。
単に見慣れただけなんだろうけど。

で、油彩で汚しをいれて、なんとか完成!

白、黄色、オレンジ、茶色などの油絵具を少しずつ表面につけて(ドッティングと呼ばれる技法)、テレピン油をつけた筆で伸ばしていきました。

デカールがあまり汚れていないので、違和感かもしれないけど、これでいいのだ。

上から見たところ。

最後の仕上げは、ホワイトの油彩を刷毛につけて、軽くドライブラシを施して立体感を出しています。

まあ、いかにも戦車!
いかにもガルパン主役車輛!と呼ぶにふさわしいルックスですね。

キャタピラ(履帯)は、かなりタルタルだったので、瞬間接着剤で上部の転輪に固定して弛みを表現しています。

もう少し派手に汚しても良さそうな箇所ですが、地味汚しでフィニッシュ。

接着剤が流れ込んでしまったので、砲身の上下ができないんですよね(失敗)。

しかし、改めてシェルツェン無しのロング砲身のⅣ号ってカッコいいと思いました。

なんだかんだいっても、機動力、攻撃力、耐久力などのバランスの良い戦車ですからね。
そのバランスの良さがシルエットにもあらわれていると思います。

あんこうチームのあんこうマークがやっぱり砲塔の形と絶妙にマッチしていますね。

キットの箱と完成した本体を並べてみました。

箱がデカいのか。
Ⅳ号が小さいのか。

いやいや、かなりの部品量があったので(余り部品も多いけど)、やっぱりこれくらいの箱の大きさは必要だったのでしょう。

カタチになってしまえば、どうということはないのですが、しかし、ここまでくるのには、けっこう時間がかったぁ!

しばらくはドイツ戦車(ドイツ車輛)作りたくないぞ症候群にかかってしまったかもしれない。とりあえず次はソビエト戦車作りたいと思っている私がいますから。

でも、ロシア戦車を作ると、今度はその反動で、またまた部品がやたら多いドイツ車輛に手を出したくなるんだろうなぁ。

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