雑想 2010年2月

      2022/09/30

雪降る日にイン・ア・サイレント・ウェイ

東京は朝から雪です。

いま、これを書いている時点では(am6:00頃)白い雪が静かにどんどんと降り積もってゆく感じ。

この静寂のなか、しんしんと降り積もってゆく雪を見ていたらマイルスの『イン・ア・サイレント・ウェイ』が聴きたくなりました。

聴くと、シュールにマッチするんですね。

しかも、録音日を見ると、なんたる偶然か、
41年前の今日(2/18)に録音されているのです。

雪景色に『イン・ア・サイレント・ウェイ』。
是非、試してみてください。

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祝!50周年 ソウルステーション

本日、2010年2月7日は、なんと、あのハンク・モブレイを代表する名盤『ソウル・ステーション』50周年記念日なんですね。

今日から、ちょうど50年前の2月7日に、
ドラム:アート・ブレイキー、
ピアノ:ウイントン・ケリー、
ベース:ポール・チェンバース
という素晴らしいメンバーと共にブルーノートに吹き込まれました。

マイルドなテナーサックス。リラックスして聴ける、肩の凝りをほぐしてくれるような演奏。

今日のように、寒い休日には、暖かい珈琲とともに、暖かなテナーサックスのワンホーン・カルテットを聴きながら過ごすのも悪くなさそうですね。

なごみ&リラックス。
聴けば自然と優しい気持ちになれる本当に良いアルバムです。

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記:2010/02/07

Niels-Henning φrsted Pedersen & Sam Jones Double Bass

34年前の本日、2月15日に、北欧はデンマークのジャズレーベル、スティープルチェイスに、ハウス・ベーシストのニールス・ヘニング・エルステッド・ぺデルセン(ニールス・ぺデルセン)と、もう一人のベテランベーシスト、サム・ジョーンズ、2人のベーシストによる共演セッションが録音されました。

今日のような、しくしく寒い曇り空の日に、暖かい部屋で聴く《ア・ノーション》がじわりと染みる。

また、フィリップ・カテリーヌの哀愁ギターが、鉛色の曇り空を悲しくつらぬきます。

じんわりと味わい深いアルバム。
私、大好き。

ステップ・イット・アップ ザ・バンブース

ああ、なんて素晴らしいリズムセクションなんだ。

メルボルンを拠点に活動する
グルーヴしまくるゴキゲンなファンク・バンド、ザ・バンブースの2作目。

▼収録曲
1. STEP IT UP(feat.Alice Russell)
2. TIGHTEN UP(Album Version)
3. IN THE BAMBOO GROOVE
4. GOLDEN ROUGH
5. BLACK FOOT
6. TRANSCEND ME(feat.Alice Russell)
7. TOBAGO STRUT
8. ANOTHER DAY IN THE LIFE OF MR JONES
9. CROOKED COP
10. ELL OIL
11. VOODOO DOLL(Album Version)

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Live at Rocco

ピーター・アースキンとアラン・パスクアのコンビ、いいよなぁ。

アースキンもいいピアニストを見つけたものです。

しなやかなアースキンのドラムにメロディアスなパスクアのピアノが映える(・∀・)b

▼収録曲
ディスク:1
1. To Love Again
2. Riff Raff
3. Caribe (Intro)
4. Caribe (Body)
5. Life Today
6. Jerry Goldsmith
7. Greta
8. Bulgaria

ディスク:2
1. How About You?
2. Autumn Rose
3. Pure & Simple
4. All Of You
5. Children
6. Milagro
7. Taiowa

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サッチモ ヒービー・ジービーズ

今日のように、天気が曇りで、キリンと肌寒い日は、引きこもりが一番(笑)。

バーボンや焼酎呑みながらサッチモ聴いてます(笑)。

先日、奄美大島・サウンズパルのtakaraさんから送られてきた黒糖を齧りながらね。

takaraさん、どうもありがとうございます!

こういう日に、モダンジャズじゃないジャズを、なーんも考えずに聴くのもよろしいもんですね。

ジャズ以外には、カントリーブルースも大好きな私としては、ホット・ファイヴの《ヒービー・ジービーズ》のような陽気でおおらかな歌とラッパ、モダンジャズでは、ほとんど聴けないバンジョーの音色などが、時々聴くと、ぐわわ~と染みてくるのですよ。

さあ、みなさんも味わいましょう。

記:2010/02/11

バグス・ミーツ・ウェス

そこはかとなく漂う黒さ、絶品!
され気ない黒さ。
そこはかとなく匂うソウル。
決して露骨ではなく、じんわりと。

このフィーリングは、「出そう」と意識して出せるものではないです。

方言と一緒でさ、訛ろうとか、訛るのやめようなどと意識してお喋りしているうちは、グルーヴは出てこない。

そういうことを忘れて「いつもの感じ」で日常会話を楽しむからこそ生まれるグルーヴ。

それが、これです。

心地よい「訛り」がじんわりとにじみ出ている演奏。
全体的にリラックスしながら良い気分になれます。

もちろんリラックスムードだけじゃないよ。
《スティーブル・メイツ》で聴くことの出来る、フィリー・ジョー・ジョーンズのエキサイティングなドラミングも聴きものです。

あ、そうそう、書き忘れてました。
ピアノは、ケリーです。ウイントン・ケリー。
心地よいグルーヴを生み出す2人の名手に、ピアノがケリー。
もうこのアルバムのノリと品質は保証されたようなものですね。

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2月21日 バードランド

本日2010年2月21日からちょうど56年前の1954年の2月21日に、ニューヨークの「バードランド」にて、

アート・ブレイキー(ds)
クリフォード・ブラウン(tp)
ルー・ドナルドソン(as)
ホレス・シルヴァー(p)
カーリー・ラッセル(b)
の5人が熱いライブを繰り広げました。

この模様が収録されているのが、ブルーノートから出ている『バードランドの夜』です。

黙って聴き入り興奮するしかない1枚。

モダンジャズ好きの回帰地点。

これが嫌いな人とは一生話が合わないと思う。

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