雑想 2019年4月

      2023/02/14

プロフェット5

子どもの頃からずーっと欲しかったシンセサイザー(キーボード)は、なんといってもプロフェット5!

ジャパンの音色、坂本龍一の音色。
彼らのトレードマーク的な楽器だったからね~。

で、やっぱりいいなぁ、プロフェット5。

『左うでの夢』の《ぼくのかけら》がチラリと登場するのも微笑ましく、教授(坂本龍一)の「うで」を見事に果たした名機だということが伺えます。

私が好きなエヴァンスアルバム3枚

令和元年はビル・エヴァンス生誕90年。

最新刊のジャズ批評の特集はエヴァンス特集。

「私が選ぶビル・エヴァンス3枚」に寄稿させていただきました。

以下、選者の方々(敬称略)

相澤榮/青野浩史/IKUMI/伊佐津和朗/石井健/太田“AHAHA”雅文/大塚義将/奥川一臣/ 神尾孝弥/川島育郎/楠瀬克昌/久保国吉/小島良太/小針俊郎/坂本涼子/佐藤伸行/白澤茂稔/ 杉田宏樹/Suzuck/瀬川昌久/関口将/曽根麻央/高井信成/高木信哉/高橋久美子/田窪寛之/津下佳子/永野敦史/行方均/バディ・みなみやま/濱田翼/藤岡靖洋/まつもとたくお/ 宮崎研二/武藤勇樹/茂木 亮/矢羽佳祐/山下裕/山下正博/和田知行

あなたが選ぶ3枚は?

うつ病 薬漬け

うつで1年数か月もの間、病院から処方される薬を飲み続けている人の目はかつてのバイタリティのカケラもなく、うつろで動きもスローモー、そして時に頭痛に苛まされ、低い声で頭を押さえてうなり声を上げたりもするので、セカンド・オピニオンとして他の心療内科も勧めてみるも、「君の心の病気をガンのようなもので、もう一生治らないから、一生私が処方する薬を飲み続けなさい」ということを言い、クスリ漬けにしている可能性も感じられる医師のいうことを信じ、言われるがまま、今日もクスリを飲み続ける知人の姿は見るにしのびない。

電子メトロノーム

電子メトロノームや、スマホのアプリのペトロノームは、速度を「1」までに落とせるのだそうだ。

つまり、「1」とは、1分間に1回だけ「ピッ!」と鳴る設定だ。
(だから、BPM/Beats Per Minuteと呼ばれているんだよね)

テンポを「1」に設定して練習している人っているのだろうか。
いたとしたら、どのような練習方法なのだろうか。

サーチ・フォー・ザ・ニュー・ランド リー・モーガン

ジャケ写は、不敵な面構えのリー・モーガン。

ヒット作『ザ・サイドワインダー』の録音から二カ月後の作品ですが、さらに新しい試みがなされており、当時の勢いづいていた彼の姿が、ジャケットのみならず、音からも伝わってくるかのよう。

ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターが参加しているうえに、ギターにグラント・グリーンも参加しているというところが素敵な布陣だ。

CD/サーチ・フォー・ザ・ニュー・ランド (SHM-CD) (解説付)/リー・モーガン/UCCQ-3001

ブルーノートのミルト・ジャクソン

ブルーノート1509番の『ミルト・ジャクソン』。

これ、なかなか良いのですよ。
モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)での彼のヴァイブとは一味違った魅力を味わえます。

ピアノがアクと個性の塊のセロニアス・モンクでも、なんの違和感なくサウンドが共存してしまうミルト・ジャクソンのヴァイブラフォンプレイは懐が深い!

リラックス気分でなごやかに聴ける名盤です。

「古き良きジャズ!」というムードをむんむんに醸し出すジャケットも良い感じです。

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ウェスト・サイド・ストーリー オスカー・ピーターソン

オスカー・ピーターソンの『ウェスト・サイド・ストーリー』は、個人的には、長らく「地味ぃ~なアルバム」として、それほど好んで聴いていたわけではなかったんだけど、この一ヶ月間、毎日何の気はなしに聴き続けていたら、少しずつ良さが染みてくるようになってきたのだから不思議なものだ。

他のピーターソンのアルバムでは、グイグイとドライブする華やかなピーターソンのピアノを追いかけていれば、それなりに楽しいんだけど、このアルバムのピーターソンのピアノは、少々華やかさには欠けるかもしれない(少々、だけど)。

しかし、リズムセクション、とくにエド・シグペンのじつに、じつに気配りの行き届いたドラミング(伴奏者に徹しながらも、絶妙な箇所で地味に自己主張して盛り上げてるんですわ)の面白さに気づいた瞬間から、全体の視野(聴覚?)がドワワ~ッ!と広がってゆく感覚に気づき、このアルバムが持つアンサンブルの一体感ときめ細やかさに開眼しましたです。

これに気づいて以来、このアルバムを鑑賞することが楽しくなってきましたね。

ピーターソンの定番なので、お持ちの方も多いと思うんだけど、このアルバムを所有され、かつ棚の隅で埃がかぶっているぞ~という方は、今一度引っ張り出して、リズムセクション中心にいまいちど聴いてみてください。

聴き飽きているはずの、このアルバムの新たな魅力を発見出来るかもしれませんよ。

ビューティフル・ラヴ 独演

すいません、最初、ヴィジュアル見た瞬間、「怪しいおばさんがピアノ弾いてる」と思いました……。

しかし、けっこう良いんですよ。

基礎がしっかりしているので、アドリブの展開にはぎこちないところが感じられるものの(えらそうでスイマセン)、けっこうこの動画の演奏にあわせてベースを弾くと気持ち良いのです。

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