【三文日記】2010年9月
2024/07/25
9/1(wed)
iPodで音楽を聴きながらソウル市内を歩き回り、クレーン、電信柱、煙突など、個人的なツボ風景を撮影。
夜は梨泰院のカルビハウス「え~やんか(韓国語で牛小屋)」にて骨付きカルビやプルコギ、ユッケ、冷麺。
夜中から明け方にかけて台風襲来。
9/2(thu)
帰国。
仁川国際空港から成田空港まで約2時間。
成田空港から自宅までも約2時間。
9/3(fri)
四谷荒木町「ゆうむ」にて、ジャズ聴き会。
新宿の居酒屋にてサンマ、サンマ、サンマ。
アレクサンダー・ロックハート(著)弓場隆(訳)『自分を磨く方法』読了。
9/4(sat)
私にとってのホームページやブログは、ブログ以外のフィールドで成果や実績をあげるためのツールなのかもしれない(結果的に見ると、だが)。
本の出版、ラジオ番組のメインパーソナリティ、執筆仕事……etc. これらは、ネット上で自分の考えや呟きをアップし続けた堆積による賜物だと思う。
それだけに、ブログを続けつつも何もカタチになっていない人の「そもそもブログとは」的なウダウダ論を目にすると、実績欲しけりゃブログ以外のフィールドで勝負すれば? 仕事すれば? 作品や実績を残したけりゃ動いて、勉強して、働きなさいよと思わずにはいられない(きっと「そもそも、ブログとは?」等とうんちゃら語る書き手の後ろには「ヒマ」という文字が透けて見えるからかもしれない)。
9/5(sun)
ミュージックバードのプロデューサー、岩崎弥太郎、……じゃなくて、岩崎育郎氏より昨年いただいたオオクワガタのウォーリーが死んだ。
仰向けになっての大往生。
山崎豊子『沈まぬ太陽(四)会長室篇・上』読了。
9/6(mon)
オオクワガタのウォーリーを息子と一緒に埋葬。
つい先日までは元気だったのだが、その突然の死は晴天の霹靂。
下駄箱には残された大量の樹液ゼリーが山積。
9/7(tue)
野菜カレーが旨い。
白人による傲慢なアボリジニ政策時代の暗黒面を描いた『裸足の1500マイル』を鑑賞。
山崎豊子『沈まぬ太陽(五)会長室篇・下』読了。
9/8(wed)
西新宿に新しく出来た餃子&ビール屋で呑み。
終電時刻ゆえ、呑みは途中で断念したが、餃子とビールスイッチが入ってしまうと、なかなか「もっと呑みたい・喰いたい」を止めることは難しく、よって、帰宅後も一人飲み会を再開。
加藤諦三『だれとも打ち解けられない人』(PHP新書/PHP研究所) 読了。
9/9(thu)
コアコンピタンシー(中心的専門能力)の無い人は、とにもかくにもそれをカバーし、上回るほどに額に汗して働くしかないと思う。
資格を取り、心の後ろ盾を作るという方法もあるかもしれないが、学生でなく社会人であれば、まずはとにもかくにも目先の仕事の1つ1つを120%の力で完遂してゆこうという意気込みと、実際の行動を見せなければ、いつまでたっても人からは認めてもらえない。
しかし、それが必要な人ほど、そのことが分かっていないことが多く、また、分かっていないからこそ、能力の無さに蓋をして、楽をすることばかりを考えている。
9/10(fri)
午前中より鰹のたたきと更科蕎麦、そしてビールに枝豆。
平日の昼ビールは、やっぱり最高だ。
『沈まぬ太陽』のDVDを借りてみるが、原作を読んで予習していたためか、世間で言われているほど長くは感じなかった。
9/11(sat)
知人より、イタリア産炭酸入りのキツめの赤ワインをいただく。
リンダ・オーやエスニック・ヘリテッジ・アンサンブルをヘヴィローテーション。
森永卓郎『年収300万円時代を生き抜く経済学』読了。
9/12(sun)
元・外資系航空会社勤務の人と『沈まぬ太陽』の話題。
外資は日航ほどヒドくないでしょ?と訊くと、似たりよったり、もしくはそれ以上、とのこと。
ピンハネ、クレーム客の荷物を腹いせに別な便に載せること、運び屋、開封済みの免税ブランド品の機内販売などはアタリマエどころか、それを理由にクビにした社員から訴訟に持ち込まれると80%の確率で会社側が敗訴するというのだから驚き。
9/13(mon)
大量の挽肉とトマトソースをからめ、パスタ500gを一気喰い。
あわせて、先日いただいたイタリア産ワインと、ビールと、パイナップルのリキュール。
安田佳生『下を向いて生きよう。』読了。
9/14(tue)
渋谷の「J'z Brat」にて、橋本一子さんのライブ。
今回はヴァイオリニストの金原千恵子ストリングス・カルテットとのコラボレーションで、変幻自在なアンサンブルが心地よく、改めて一子さんの音楽性の広さと深さを実感した。
安河内哲也『できる人の勉強法』読了。
9/15(wed)
ラーメンと野菜炒め、「すき家」で牛飯。
ビールと寿司。
桑原晃弥『スティーブ・ジョブズ名語録 人生に革命を起こす96の言葉』(PHP文庫)読了。
9/16(thu)
終日「雑想」の手直し。
筑前煮。
007の『カジノ・ロワイヤル』最近のほう。
9/17(fri)
午後、TFMに行き「快楽ジャズ通信」の最終回の収録。
西新宿に移動し企画書作成、荒木町に移動し、かつて勤めていた出版社の“脱藩浪士”同士で作戦会議、そのまま「ジャズ聴き会」に突入。
久々の「こうや」で打ち上げ、ジャズ喫茶「いーぐる」に移動し、コーヒーで締め。
9/18(sat)
岩手の祖母が入居している老人ホームを移動。
新しい場所は、駅からタクシーで新幹線の半額近くの場所。
少し遠いが、設備は充実し、広い場所になった。
9/19(sun)
呑み。
イカの七輪焼き。
ビールと日本酒。
9/20(mon)
晴天。
涼しいのに汗がダクダク。
頼朝『あなたはナンバーワンになれる』読了。
9/21(tue)
iPhoneが届く。
使えば使うほど便利で、一日中アプリをダウンロードしたりとiPhoneで遊ぶ。
柳田理科雄『空想科学読本3』読了。
9/22(wed)
ジェレマイア・チェチック監督、シャロン・ストーン主演の『悪魔のような女』鑑賞。
なんというか、う~むいまひとつ。
iPhoneの「メモ」を重宝している。
9/23(thu)
寝ている間に蚊に食われたようで、腕が痒い。
ついでに太腿も痒い。
島田紳助、東国原英夫『ニッポンを繁盛させる方法』読了。
9/24(fri)
椎名林檎の《すべりだい》を聴きながら、自ら命を断った友人たちを思い出し、そして偲ぶ。
彼らは死に、私はまだ生きているということは、彼らが弱く、私は強いのか?
否、彼らは「生きた」が、私は「ただ生きている」だけという、僅かな違いにしか過ぎない。
9/25(sat)
椎名軽穂『君に届け・1巻』読了。
神田昌典『あなたの会社が90日で儲かる!』再読了。
『STUDIO VOICE』(INFAS)の1992年12月号「特集・YMO環境以後~すべてはここから始まった COOL EARLY 80'S」再読了。
9/26(sun)
新宿の「天狗」で呑み。
それにしても、日曜日の新宿の居酒屋はラストオーダーが早すぎる。
村上龍『私は甘えているのでしょうか?〈27歳・OL〉』読了。
9/27(mon)
雨。
iPhoneの「メモ」は、かなり便利で重宝はしているのだが、メモが溜まると漢字変換が出来なくなるのが痛い。
椎名軽穂『君に届け・2巻』読了。
9/28(tue)
両親にはもっと感謝せなあかんと思った。
これはもう、単純素朴に、嘘偽りない正直な気持ちとして。
椎名軽穂『君に届け・3巻』読了。
9/29(wed)
信じられないことに、40を過ぎても返事も出来ない、相槌も打てない、呑みの席では何も喋れない、酒はほとんど飲まずに、食べ物だけを一人でバクバク喰い、それでいて十数年の間、紳士服売り場の第一線で仕事を続けてきた営業マンでござい、という痛い中年がいる。
椎名軽穂『君に届け・4巻』読了。
城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来』読了。
9/30(thu)
ラジオのパーソナリティを勤めた2年の間は喉や声が壊れないようにカラオケは控えていた。
なので、今回は久々のカラオケ、しかも朝まで、そして、案の定、喉がつぶれた。
なにをやっているのだか。