マイルスはグラサン似合うよね。
2017/12/25
Paul's Mall, Boston, Sept 1972
安ものグラサン、よく壊す
私はよくサングラスを壊す。
昨日も、両耳の間に柄を挟み、ぶらぶらさせながら渋谷を闊歩していたら、いつのまにか、レンズと柄をとめるネジが無くなっていて、使用不能になっていた。
これで3つ目だ。この夏の間に壊したサングラスは。
なぜか、私はサングラスをよく壊す。
というより、知らぬ間に、勝手に壊れてしまっていることが多い。
きっと安いものしか買っていないからだろう。
タンスには、サングラスだけの引き出しがあって、その中はおもちゃ箱よろしく、衝動買いしたサングラスがごろごろと眠っているのだが、そのどれもが、めがね屋の店頭や、カジュアルな洋服屋で500円とか750円とか、高くても2000円ぐらいで買ったものばかり。
安かろう、悪かろうは、まさに安いサングラスのためにある言葉だなぁなんて思いつつも、なんというか、あまり高いグラサンを買う気がおきないんだよね。
安いと、色々冒険が出来るし、似合わなくても諦めがつくし、人にあげちゃっても後悔しないんだけれども、高いブランドモノのサングラス買って、似合わないときのことを想像すると、ついつい買うのを躊躇してしまう。
本当は、グッチとかポリスのもので欲しいなーと思うものがあるんだけれども、ついつい躊躇ってしまう。
私が過去に買ったブランドものは、15~6年前に、グアムで必要に迫られて買ったティアドロップ型のレイバンのみ。
当時の日本円にして1万円の買い物だったが、かけ心地が良く、ずいぶん長く愛用していたが、急に、いらなくなって弟にあげてしまった。
それ以来、安くてヘンなカタチのサングラスを面白がって買う習慣が身についてしまったというわけ。
そのぶん、乱暴に扱うのかもしれないし、あるいはそもそものつくりが安物ゆえよくないのかもしれないけれども、買っては壊し、買っては壊しの連続になってしまったというわけ。
でも、レイバンもポリスも1万か2万ぐらいで、けっこういいもの買えるんだよね、「キムラヤ」のような安ショップへ行けば。
それを思えば、引き出しの中いっぱいにゴロゴロしているサングラスを買うお金をそちらに回せば良かった、ということにもなるんだけれども、ま、いいや。
マイルスのサングラスがカッケぇ!
それはそうと、サングラスがキマるジャズマンといったら、なんといってもマイルス・デイヴィスだろう。
私が、一番「お~、カッコエエ~、インパクトあるぅ!!」と思ったのが、なんといっても、『ゲット・アップ・ウィズ・イット』のジャケットだな。
欲しい~!ですが、絶対オレかけても似合わないだろうな(涙)。
エレクトリック路線になりはじめた頃のマイルスのサングラスは、かっこいいものが多いね。
なんだか書いているうちに、安いやつではなく、しっかりした本格的なものが欲しくなってきた。
マイルス目指して、いっちょ派手でファッショナブルなサングラス、探してみようかな(笑)。
記:2009/03/14