枕はやっぱりソバ殻枕
2018/08/02
蕎麦穀枕のメリット
「枕は高め? 低め?」と問われれば、私の場合、たぶん普通の人よりは高めなのではないかと思います。
クッション系の枕って苦手なんですよ。
だから、ホテルに泊まるときとかは、深く沈んでゆくような反発のない枕だとどうしても安眠できないのです。
よくアニメやドラマなどで、「この枕じゃないと寝られない」というキャラクターが登場しますが、私の場合、そこまではいかなくても、その気持ちはよく分かります。
中国の故事「項王今咸陽に入って枕を高く食を安くする」の由来から「枕を高くして寝られない」という言い回しがありますが、私の場合は枕を高くしないと寝られない、ですね。
私が愛用しているのは、ソバ穀枕。
いろいろ試しましたけど、そばがら枕がやっぱり最高です。
蕎麦穀は、熱を拡散し、頭を冷やす効果がありますし、殻の間の空気が断熱材の役目を果たす上に通気性がよく、温度は体温より上がらないとのことです。
また、寝ている間の余分な熱を外に逃がし、汗などの余分な水分を吸収してくれるというメリットもあります。
もちろん、そんな蕎麦穀のメリットを知らない昔から、ソバガラ枕を愛用しているのですが。
ま、私にとっての最大のメリットは「蕎麦ガラ枕は安い!」ということかもしれません(笑)。
低反発枕
そうそう、枕といえば、そして「お値段」といえば、以前、祖母にテンピュールの低反発枕をプレゼントして喜ばれたことがあり、調子に乗って女房にも同じものをあげたら、やっぱり評判が良かったことを今、書いていて思いだしました。
けっこう高いんですよね、低反発枕って。
ひとつ2万か3万円くらいしたんじゃないかと思います。
高いぶん、きっとそのお値段のぶんだけ安眠が得られるのかな?そんなにイイものなのかな?と思って、一晩借りて寝たことがあるんですが、うーむ、なんか違和感。
やはり私にはソバ穀がいちばん良いようです。
この適度な硬さが良いのです。
硬くないとイヤなのは、枕だけではなく、布団もそうですね。
せんべい布団くらいの硬さが丁度良い。
だって、寝返りうちやすいでしょ?固いほうが。
逆にフカフカだと、身体が沈んで寝返りを打ちにくい。
寝返りを打てないと、ずっと同じ姿勢で寝ているわけだから血行が悪くなります。
血の巡りが悪くなると、翌朝、なんかボーっとダルいのです。
だから、私は海外旅行や出張でホテルに泊まるとき、あまりにベッドがふかふかだと、床に寝ることもあります。
高級なホテルになればなるほど、身体が優しく沈むようなマットなので、身体が沈む沈む、寝返りがうてないうてない、翌朝起きたときが、えらくダルい。
せっかく高い部屋に泊まっているのに、床に寝るだなんてモッタイナイことをしているのですが、やっぱり寝入り前の寝心地よりも、寝た後の血行や、起きた後のコンディションのほうが大事ですからね。
枕も、マットも固ければ硬いほうが良い私なのでした。