雑想 2005年1月
2024/02/06
SINGLES and STRIKES 電気グルーヴ
このシングルコレクションアルバム、結構頻繁に聴いてます。
というか、これを手にしてからというもの、過去のアルバムはほとんど聴かなくなってしまった。
それほど、選曲がイイんですね。
耳タコの曲も、この順番で並べられれば、新たな発見があるし、全曲リマスタリング処理されているのも嬉しい。
電グル入門には最適でしょう。
というか、それほどファンじゃない人には、これ1枚(2枚)あればOK?!
鉛筆を削って心を落ち着かせる
忙しいとき、トラブっているとき、イライラしているとき。
大事なのは気分を落ち着かせることだ。
そわそわ&せかせかしていても、あまり良い結果にはつながらない。
では、どうするか。
私の場合は鉛筆を削る。
カッターで削る。
机の中にある鉛筆数本を丁寧にゆっくりと削る。
綺麗な形になるように集中して削る。
歪(いびつ)な形になるのは、まだまだ心が乱れている証拠。
だから綺麗な形になるように頑張る。落ち着いていないと綺麗な形には削れない。綺麗な形に削れれば少しは落ち着いてきたんだということが、鉛筆の形から実感できる。
もちろん100%これで解消されるわけではないが、これをすることによって、幾分か気分が落ち着いてくる。
写経が気分を落ち着かせるのには最適だそうだが、まさか、会社の机の上でやるわけにもいかないしね(笑)。
加えて、写経は時間がかかる。
インスタントな気分の落ち着け方として、鉛筆削り。
だまされたと思ってやってみなはれ。
鉛筆削りがイヤだという人は、鉛筆削りじゃなくても構わない。
とにかく、心の状態をカタチに置き換えて視覚化できるものを一つ持つとよい。
記:2005/01/16
ハンク・ジョーンズの日課
「私の日課は腕立て伏せ300回」
by ハンク・ジョーンズ
すげ~!( ゚Д゚)
紳士然とした物腰と、端正で上品なピアノを弾くジャズマン、ハンク・ジョーンズ。
イメージとは裏腹に、かなりの肉体派だったのだ。
Sandu ベースソロ
《サンドゥー(サンデュ?)》のベースソロが大好きなんです。
♪ボンボンボン……と、軽快、陽気に4ビートのウォーキングのベースライン。
テーマも明るい曲想のブルースで大好きなのですが、ジョージ・モロウのシンプルなウォーキングベースを聞くたびに、
今日も頑張るぞ!(午前中に聴いた場合)
今日もいい日だった!(夜に聴いた場合)
いずれも、今日が「いい日」になってくれるのです。
ラリー・ヤングの改宗後の名前
オルガン奏者、ラリー・ヤングがイスラムに改宗した後の名前は、
ハリド・ヤシーン・アブドゥル・アズィー。
長っ!
w(゚ロ゚;w
ア、アブドゥル?!
ストロード・ロード ブルー・セブン
最近の私のサキコロ鑑賞といえば、もっぱら、《ストロード・ロード》と《ブルー・セブン》の2曲聴きが多いかもしれません。
《セント・トーマス》や《モリタート》などは
⇒飛ばし聴き(嫌いだからという理由じゃないよ)
《ストロード・ロード》と《ブルー・セブン》。
この2曲を絞り聴きすると、なんともタフでハードボイルドな気分になれるのです。
(たまに《ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ》も混ぜると良い)
ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』は、《セント・トーマス》や《モリタート》のイメージがどうしても強いので、明るく開放的なアルバムという印象を抱きがちですが、
よ〜く聴くと、かな〜り、シリアスで重い演奏もある。
それが、《ストロード・ロード》と《ブルー・セブン》なんですよ。
いわば、このアルバムの「陰」の部分。
だからこそ、「陽」の部分である《セント・トーマス》や《モリタート》が、とても明るく感じられるのかもしれませんね。
6 Pieces Of Silver ホレス・シルヴァー
ホレス・シルヴァーの『シックス・ピーシズ・オブ・シルヴァー』は、まず、ジャケットが良い。
公園のベンチに座り、新聞を読むシルヴァー。
キマッてるね!(・∀・)b
コート姿もカッコいい。
次に、フロントが良い。
だって、アート・ファーマーにハンク・モブレイだもの。
いまひとつ「華」には欠けるかもしれないけど、たしかな実力と味わいを有する二人。
そして、この2人のフロントのアンサンブルが良いんです。
けっこう複雑なテーマもあったりするんですが、あたかも、子どもの頃から吹いていた口笛のようにサラリと吹いてしまう。
さらに。選曲、編集が良い。
管楽器がフロントばかりのナンバーが続くと飽きちゃうよ、という人も中にはいるかもしれません。
だから、ピアノトリオも2曲配合。
管入り5曲、ピアノトリオ2曲というこのバランスも、飽きずに最後まで聴き通せる工夫なのではないかと。
い〜いアルバムです。(・∀・)b
エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポット vol.1
もちろんドルフィーやマル・ウォルドロンなくしては、この双頭コンボの素晴らしさはあり得なかったんですが、
良い意味で、ドルフィーとは異なる個性を有するトランぺッター、ブッカー・リトルなくしては、このアルバムのこれほどまでの名盤にはなり得なかったことでしょう。
フレーズもさることながら、音色もゾクッとくるようなジャズっぽさ。
ドルフィーと合わさることで、それがさらに効果倍増なのです。
ブルース・ウォーク ルー・ドナルドソン
冒頭の数音で、そのアルバムのイメージを決定してしまうアルバムって、だいたい名盤なんですよね。
たとえば、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』とか、アート・ブレイキーの『モーニン』とか。
ルー・ドナルドソンの『ブルース・ウォーク』も同様。
バップ寄りで、勢いあふれる演奏の《ムーヴ》や、《コーリン・オール・キャッツ》のような曲もあるにもかかわらず、
1曲目の《ブルース・ウォーク》の冒頭の数音が強烈なため、アルバム全体のイメージが、このナンバーのカラーに染められてしまうという。
もちろん、悪いことではない。
これでいいのだ。
やっぱり、たまに聴くと染みてくるね、『ブルース・ウォーク』。
▼収録曲
1.Blues Walk
2.Move
3.The Masquerade Is Over
4.Play Ray
5.Autumn Nocturne
6.Callin' All Cats