阿部ちゃん/ニース/食べ物/欲深/煩悩

      2019/09/01

asiantam

つれづれ雑記

阿部寛主演の映画が11月に公開されるようですね。

相手の女優は松下奈緒。

SMAPの草薙君主演の昨年のドラマ『ヒルズに恋して』……、じゃなくて『恋におちたら~僕の成功の秘密~』での出演が記憶に新しいですね。

私の周囲では、松下奈緒のこと好きな人と、嫌いな人が両極端。

私は、あの顔面がこわばったような“泣き笑い顔”に親しみを覚えますが、「えー、そんなに可愛いかなぁ?」とかなり攻撃的に嫌がる人も多いですね。

この2人が主演の映画は、『アジアンタムブルー』。

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細かいストーリーはまだ分かりませんが、なんでも舞台がニースだとか。

おお、ニース。私が将来、別荘を買って住む予定の場所ではないか(笑)←妄想&願望

ニースはいいところです。

地中海の海は青いな蒼いな静かだなぁ~です。

魚介類もうまいし、景色も最高。

こんなところに住めればどんなにいいだろう、と思わせる、いわゆる世界の別荘地ですね。

ショーン・コネリーや、エルヴィス・コステロ(&ダイアナ・クラール)の別荘もニースにあります。

私の夢は、この地で1年の半分を暮らし、残りの半分は日本で暮らすこと(笑)。

なんで1年の半分ずつかというと、ワインやチーズも好きだけど、やっぱり蕎麦や寿司も好きだからです(笑)。

日本が冬の間は、ニースで穏やかな地中海を眺めながらワインを飲んだり散策したりして過ごし、ニースが夏になって世界中から観光客が訪れるシーズンは、日本に戻り、蚊取り線香の近くで西瓜を食べながら花火を見る(笑)。

あ、うな丼、冷麦、冷やし中華の季節でもありますね。

あと、夏に食べる鍋焼きうどんも旨いし、とれたてのキュウリやトマトも捨てがたい。だから、夏は日本で暮らす(笑)。

私の思考&行動パターンは完全に食い物で左右されてますね……。

実際、そうなんだけど。

昔、2年ほど営業をやっていたこともあるんだけれども、営業ルートの設定は、完全に昼飯とオヤツを食べる場所を中心に設定してましたからね。

たとえば、中央線を回るとすると、昼には中村屋でカレーバイキング(カレー食い放題)したいから、新宿で昼を迎えるルートを組むという(笑)。

で、夕方から夜にかけて、会社に帰る前に減った小腹を埋めるために、そうだなぁ、吉祥寺のホープ軒に行こうか、となるので、吉祥寺で仕事を終えるようにする(笑)。

地方出張に行くときも同じ。

事前にうまそうなラーメン屋の情報を仕入れておいて、ラーメン屋中心にエリアを移動したり、あるいは蕎麦屋中心に営業訪問地域をルーティングしていました。

そんなことばっかりしているから、私の営業成績は…、

常に2位か3位でした(笑)。

食べ物の力は偉大です。

いや、もしかしたら、食べ物中心のルーティングをやめていたら、1位の座を射止めていたかもしれない。

……しかし、食べる楽しみのない1位よりは、

楽しく食べて2位か3位のほうが良いに決まっている!というのが、私の大袈裟にいえば人生観です。

何かを犠牲にして、何かを極める!って発想はあまりないですね。

何も犠牲にせずに、願わくば、すべてが満遍なく楽しく、おいしいほうが良い(笑)。

ちょっと前に飲み屋でベース弾いてたら、「君、こんなところで何やってんだ!なんでプロ目指さないんだよ!」と怒られたことがありますが(冗談半分でだと思いますが)、いうまでもなく、ベース一本で喰っていくのは、私のように才能の無い人間には一か八かの賭けです。

生活を犠牲にして、ベースだけに賭ける!という選択は、私には出来なかった。

いや、そもそもそのような選択肢、最初から思い浮かばなかったというほうが正しいかな。

だって、ベースやジャズは好きだけれども、海外旅行も好きだからです(笑)。

両方満たせるお金が欲しいし、それを稼ぐための手段のほうが魅力的に感じたのです。

大学4年生の頃の私は、早く結婚したかったし(とはいえ就職直後の結婚はカッコ悪いと思ったので、

会社勤め3年後に結婚するとイイと思い、実際そうした)、

家が欲しかったし(結婚3年後に手に入れた)、

子供も欲しかったし(家を買った1年後に生まれた)、

音楽演奏も続けたかったし(仕事しながらコンスタントにバンド活動してた)、

イイ音がする最高のベースも欲しかったし(少しずつグレードアップしていった)、

ジャズもたくさん聴きたかったし(中古屋で安いCDを探してこまめに増やしていった)、

おいしい食べ物もたくさん食べたかったし、……と、色々なものを万遍なく全部欲しかったのです。

「これらすべてを犠牲にするかわりに、何か一つの分野の頂点に君臨させてあげよう」

悪魔(神様?)が、このように囁いたとしても、きっと私は「いやだ、このままでいい」と断わるでしょうね。

そういう私のような人間が、一番欲深なのかもしれないですね(笑)。

たしかに、毎日楽しく煩悩にまみれて生きてます。

▼観る前に、原作読んでおこうか
アジアンタムブルー (角川文庫)
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記:2006/09/11

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