赤塊完成！／HGUC 1/144 MSM-04 アッガイ (機動戦士ガンダム)
2021/01/31
ずいぶん前から、パテ盛ったり、赤塗ったり、粉をこすりつけたり、エナメル流し込んだり、ドライブラシったり、あーでもない、こーでもないとイジくり倒していた赤いカタマリ、赤塊（あっかい）ですが、そろそろこのへんで完成ということにします。
そろそろこのへんにしたら？
赤塊も怖い顔でこちらを睨んでますし。
はい、それでは手を止めます。
モノアイを中央に戻すと可愛いんだよね。
後姿。
モビルスーツとしてではなく、怪獣というか生物というか、よくわからん物体というか、昔の円谷プロっていうか。なんかそのあたりのレトロインパクトをイメージしたのですが、私の技量ではまだまだ技量が足らん！
もっとグワシャッ！と荒れた質感を出したかった。
その昔、バスキア展で、生のバスキアの絵を前にして、その激しい絵の具のデコボコのインパクトに眩暈がしそうになったのですが、そのインパクトの十分の一でも出せればなあ。
まあいいか。
今度は悪そうなイメージの「悪塊（あくかい）」とでも題して、もっとグジャグジャ＆ベジョベジョなインパクトのアッガイを作ろうかと一瞬思ったのですが、赤塊の顔も十分悪そうだな。
やっぱりモノアイの位置で表情がずいぶんと変わりますね。
いずれにしても「アッガイ＝かわいい」という図式がずいぶん前から定着してまっている世の中ではありますが、「かわいいだけがアッガイじゃないんだよ～ん」というペイントを今後も機会があったらしてみたいな、と思っています。
あ、もちろん「可愛いアッガイ」を否定しているわけではありませんよ。
今度は真っ白に塗装して冬季迷彩というよりはアルビノ・アッガイというような設定で塗ってみたいですね。
もう最近、完全にガンプラは立体キャンバスだと思っている私……。
記：2018/10/16