アドセンス広告とピーナッツブロックチョコ
レジ前のピーナッツブロックチョコ
ここのところ、コンビニやスーパーで買い物をすると、レジのすぐ近くにピーナッツブロックチョコが置いてある店が多いことに気が付いた。
買うものを買い物カゴに入れて、あとはお会計をするためだけにレジに並ぶ。
しかし、そこでピーナッツブロックチョコが視界に入ると、思わず手にとってカゴの中に入れてしまう。
ファミレスや焼肉屋のレジにはガムやキャンディが売られているのと同じ「ついで買い」をしやすい商品なのかもしれない。
かくいう私も、チョコが好きということもあるのだが、ついつい店側の策略(?)に乗せられて、めちゃくちゃ食べたいわけではないのだけれども、ついピーナッツブロックチョコをカゴの中に入れてしまう人間の一人だ。
外でも飲むし、家でも飲む私は、とくにウイスキーやバーボンを飲むことが多いので、このような一口サイズのオツマミ的なものは、あったらあったで食べるし、時には一袋を平らげてしまう日も少なくない。
意外な商品の組み合わせ
ここで思い出すのが、アメリカの大きなスーパーマーケット。
商品のデータ管理が徹底しているアメリカのこと、意外な商品と商品を組み合わせることで売れ行きを伸ばす研究もなされているようだ。
詳しいことは忘れたが、ワインの近くには歯磨きを置くと良いとか、ハムやベーコンの隣にはバターやマーガリンを置くと良いとか、なんかミシンとこうもり傘ではないが、意外な組み合わせをすることで、相乗効果の売れを出しているという話を何かの本で読んだ記憶がある。
もちろん、ワイン、歯磨き、ベーコンなどの商品名はオボロゲな記憶ゆえ、そのような組み合わせではなかったかもしれないが、「アレを買う人はコレも買う」というデータやノウハウが、かなり研究されまくっているということは事実だ。
そして、もしかしたら、ピーナッツブロックチョコにも、そのような戦略がこめられているのかもしれない。
もっとも、そう考えているのは私が深読みしているだけで、単にピーナッツブロックチョコが売れる季節だからレジ近くに置いているだけなのかもしれないし、キャンペーン中だからそうしているだけなのかもしれないが……。
グーグルの自動広告
このサイトにはGoogleのアドセンス広告を貼っている。
先日、グーグルから「新しいAdSense 自動広告のご紹介」というメールが届いたので、そのメールのリンク先のナビゲーションに従って「自動広告」のプログラムを挿入した。
そうすると、面白いことに手動で記事内に広告を貼る必要がなく、グーグルが勝手に文章の切れ目やスキマを見つけて広告を表示してくれるのだ。
時にはヘッダーの下やサイドバーの空きスペースに大きな広告が表示されることもある。
この自動的に思わぬ場所に表示される広告の内容は、グーグルがサイトや記事ごとの属性やターゲットを自動的に判別して、適切な広告を表示してくれるのが特徴だ。
たとえば、美容やエステに関しての記事であれば、エステサロンやサプリ、ドリンクなどの広告が表示されるし、不動産に関しての記事であれば、土地やマンションなどの広告が表示されるというわけだ。
では、この「カフェモン」のようなゴチャマゼサイトは?
ジャズのことを書いたり、映画のことを書いたり、また最近ではハシカにかかったかのようにガンプラばかり作ってガンプラのことばかり書いているような気がするので、そういうメチャクチャかつランダム、気ままにコンセプトを決めずに記事をアップしているサイトの場合、サイト運営者の私自身ですら、どのような広告を貼ればよいのか、さっぱり分からない。
もちろん、ジャズ、音楽に関してならオーディオ、楽器、ライブなど音楽に関する広告、ガンプラに関してならアニメやオモチャの通販関係の広告がターゲットに合うことぐらいは分かるのだが、では、それ以外には、どのような広告がターゲットに訴求するのかは、まったく分からない。
ジャズを聴く人、ジャズに興味がある人は音楽関係以外のどのようなことに関心を示すのか?
ガンプラを作る人、ジャズに興味がある人はアニメ系やオモチャ系以外のどのようなことに関心を示すのか?
いちいち考えている暇があるくらいなら「粗製乱造斉」としては、もうひとつ別な記事を書いたほうが良いと考えてしまうのだ。
アドセンス広告の表示内容
そんな中で、グーグルの自動広告の表示内容が面白い。
最近は、映画やドラマやガンプラの記事が多いこのサイトでは、どんな広告が表示されるのが多いのかというと、クルマなんですね~。
それとマンション、あと転職。
どれもが、とりあえず10代の人はあまり関心を持たない、というかほぼ無縁なジャンル。
20代の人でも学生だったら、興味を持ちにくい分野ですね。
あと、たまにだけど、審美歯科や矯正歯科の広告が表示されることもあるんだけれども、それは、過去に何度か「親知らず」についての記事を書いているからでしょう。
あとは、「お名前.com」や「クラウド」のサービスは、定番的に以前からよく表示されている。
それ以外だと、期間限定キャンペーン的な広告ばかりが表示されている日もある。
じゃあ、このサイトの属性は?というと、うーん、かなり大雑把にしか判断できないけれども、少なくとも、グーグルはこのサイトに訪問される方のターゲットは成人以上とみなしているようだ。
逆にいえば、それくらいしか、このサイトの属性に合った広告がないのかもしれないし、あるいは、アメリカのスーパーマーケットのマーケティングのように、非常に緻密な分析の上で表示する広告を峻別しているのかもしれない。
そのへんはよく分からないけれども、表示される広告のことをあれこれ考えず、記事をアップした後に、「なんでこの内容にこの広告?!」と驚くことのほうが楽しい今日この頃。
記:2018/03/14
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