スポンジ汚しにチャレンジ!「ガンダムバルバトス」1/100を速攻工作!
スポンジ汚しにチャレンジ
機動戦士ガンダム『鉄血のオルフェンズ』のガンダムバルトス1/100。
これは2日で作ってしまいました。
いつもは楽しみながらダラダラと作るのですが、今回は目的が決まっていたから。
スポンジ汚し。
そう、YAHOOブログ「おっさんのガンプラ」の管理人、らいだ~JOEさんのインパクトある「汚し」を真似したくなったので、汚し甲斐がありそうなきっと・ガンダムバルバトスで実験してみようと思ったのですね。
ですので、内部フレームや、外装パーツの裏側とそうなど、本来ならば時間をかけていた仕込みの部分は適当に済ませてしまい、メインはあくまで外装を汚すことに注力しました。
漫画的な画期的な手法
らいだ〜JOEさんの芸術的な「汚し」の秘密はスポンジ。
そう、キッチンようのスポンジに水せい塗料を染み込ませて、ポンポンと叩くように模型の表面にドットをつけていくやり方なんですね。
筆で模型の表面をこすりながらメリハリをつけていた私にとっては、目からウロコというか画期的な手法でした。
キッチンスポンジの「ゴムピカ」というものを「100均」で買い、3層に分かれているうちの青の箇所のスポンジを千切り、水性塗料を染み込ませるのです。
染み込みすぎた塗料は、ファーストフードなどで使われているペーパータオルで拭き取り、模型の表面にポンポンとハンコを押すような感覚で、色を乗っけていくんですね。
そうすると、エッジの部分などの輪郭がよりいっそう強調されて立体感が強調されるんです。
あるいは、このメリハリを出す手法は、楳図かずおや漫☆画太郎が単純なデッサンのアウトラインに多数の線を書き込むことによって妙なリアリティを醸し出す発想にも似ており、ある意味、漫画チックな表現とも言えるのですが、それはそれでなかなかのインパクトがあります。
そう、漫画家たちが試みている、あの立体感は、影をつけることによって、二次元を三次元っぽく見せている手法です。
『北斗の拳』の原哲夫氏も、影をうまく使って、筋骨隆々のケンシロウやラオウを描いていましたからね。
ガンプラに立体感を施す手法は、影ではなく、「汚し」をスポンジでつけるわけです。
私も楽しんで、スポンジを模型の表面にポンポンと叩きつけたのですが、加減がわからず、やり過ぎてしまいました。
しかも、エッジを中心に情報量を増やしてやるべきところを、スポンジを叩きつける面白さから平面のところまでをも執拗にポンポんと叩きつけてしまったので、単に汚い仕上がりになってしまったのが残念。
でも、このバルバトスはスポンジ汚しの練習台キットの第一弾。
今後、2作、3作と作っていくうちに、少しずつ勘所をつかんでいこうと思っています。
早速、鉄血のオルフェンズのキットの第二弾グレイズ指揮官機も先ほどアマゾんから届いたばかりだし。
記:2016/10/18