2代目べムスターと進撃の巨人
二代目べムスター
久々にウルトラマンタロウの「逆襲! 怪獣軍団」を観ました。
異次元超人巨大ヤプールと、宇宙怪獣ベムスター(改造バージョン)と、サボテン超獣サボテンダー(改造バージョン)と、ミサイル超獣ベロクロン二世が登場する話ですね。
怪獣に超獣に異次元人と、なかなか豪華な組み合わせの回です。
……といっても着ぐるみは、けっこうショボイんですが、特にサボテンダーが……。
蘇ったヤプールが操る二代目べムスターに、海野青年が戦いを挑む!
ロープを角にひっかけてべムスターの顔に上り、ナイフで目をグサッ!
べムスター、痛がる、苦しむ。
昔は、この戦いのための特訓を神社でおこなう海野青年を見て、まるでターザンみたいだなと思ったものです。
しかし、今、改めて観直してみると、あれ? この戦い方、どこかで見たような気が。
進撃の巨人
そうだ、進撃の巨人の戦い方に似ている。
ワイヤーで移動し、刃物で首の皮をサクッ!
ロープ(ワイヤー)を用いて接近し、刃物でとどめ。
紐と刃物。
人間が巨大生物に挑み、戦うときには、パワーでは絶対かなわないぶん、ピンポイントで急所を直撃。
やはりこの方法が一番有効なんでしょうかね?
ちなみに、アニメの『進撃の巨人』は、なかなか面白いです。
絵はいまひとつな感じはしなくもないのですが、とにもかくにも作品世界の登場人物たちが、デッカイもの(=巨人)に対して抱く恐怖の感情が、ヒリヒリとリアルに伝わってくる作品なのです。
超大型巨人の迫力と怖さは、ベムスター以上かもしれませんね。
基本、ベムスターも超大型巨人も無表情なことには変わりはないのですが、同じ無表情であれば、怪獣の無表情よりも人間の無表情のほうが怖いですからね。
記:2013/06/08