ブログの時代が完全に終わったわけではないと思うが、SNSにも最近は少しずつ注力しています

   

スマホとツイッター中心生活

数週間ほど前から、ツイッターに費やす時間を意識的に増やしています。

最近までの私は、数年もの間ツイッターに関しては、たまに投稿することはあるにせよ、ほぼ放置を続けていました。
ただ、定期的につぶやいているように見えたのは、BOTにあらかじめ「つぶやき原稿」を登録しておき、ランダムに投稿させていたからです。
あとは、日記や記事を更新したときのみ、「更新しました」とか「アップしました」とつぶやくのみ。

だから、今までは、ほとんど自発的につぶやくことはなかったし、フォロワーのツイートを見る(読む)こともありませんでした。

しかし、ひょんなことからツイッターに時間を割くようになり、タイムラインに流れる文字、映像、画像をリツイートすることを繰り返していると、いつの間にかスマホで見るネット上の情報は、ツイッター中心になってきました。

特にスマホの場合ですが、ブログやホームページなどはほとんど見なくなっています。気がつくと。

たとえば、駅のホームで電車を待っているときなどの隙間時間は、スマホで見ているのはツイッターのタイムラインがほとんどで、ネット上の記事やブログの文章は見る気分にならなくなっているんですよね。

読むのに時間がかかりそうなので、こういうのは家のパソコンで見ようという気分になり、要するに後回しにしてしまうわけです。
で、結局読まない(苦笑)。

ですので、今までは、外出した時のスマホでは、ブログやサイトなどの文字情報を中心に読んでいたのですが、いったんツイッターに慣れてしまうと、親指でタイムラインをすいすい下から上へとスクロールさせる反復運動を繰り返すことが習慣になってしまい、ツイッター上のの映像や画像、そして短い分量の文字を追いかけることが普通になってしまいました。いつの間にか。

いつの間にか、知りたいことや情報は「読む」ではなく、ビジュアルや短文で「把握」するものという認識に変わってきているようです。

ブログ読者減?

こうなると元には戻りにくいですね。
じっくりとスマホ上でブログやサイトなどの文字を読むことが、最近はほとんどなくなりました。

右手の親指の往復運動の量は、ツイッターをよく見るようになってからは100倍以上になっているかもしれません。文字中心の記事をチェックしているときは、それほど頻繁に親指を動かしていませんでしたからね。

そのような状態になったのは私だけなのかもしれませんが、もしかしたら他の人もそうなんですかね?
だとすると、ブログって昔ほどあまり読まれなくなってきているのではないでしょうか。

せっかくブログを書いても、訪れる人が減少しているのだとすると、書いている側としては張り合いのないことではあります。

そういえば思い出したけど、Yahoo!Blogも今年の年末(2019年12月15日)でブログサービス終了だそうですからね。ブログは以前ほど誰もが使うメディアではなくなったということは事実なのでしょう。眞鍋かをりが「ブログの女王」と呼ばれていた時代が懐かしい(苦笑)。

とはいえ、私はまだブログへの投稿は継続したいと思っています。

なにしろセンスがないので、言いたいことを簡潔かつ明瞭に140文字以内で収めることが出来ないというのが大きな理由。

もうちょっと文字量を費やして言いたいことを書きたいなと思うんですね。

しかし、そんなことを言っている私自身でさえ、PCでは別ですが、ツイッターならではの短い表現の羅列になれてしまうと、外出中は、活字中心のサイトはあまり見る気がおきなくなってきているんですよ。

特に外出中のスマホでは、一つのテーマを長い文字を費やして考察したり表現している記事は読む気がなかなか起きなくなってきている。ツイッターに慣れちゃったから。

この「カフェ・モンマルトル」含め、運営している数個のブログのアクセス解析を見たところ、昨年のアクセス数から激減しているというわけではないのすが、やや減っている感じは否めない。
「微減」って感じですかね。

グーグルなど検索エンジンのアップデートの影響もあるのかもしれませんが、昨年と比較すれば、全体的にアクセス数が落ちているような感じがします。

その原因は、SNS人口の増加なのか、グーグルのアルゴリズムの変化なのか、それとも私が書く記事がつまらなくなってきたのかは分かりませんが、まあ少しずつ、時代はブログではなくなってきているということは、じわじわとした皮膚感覚で感じてはいます。

しかし、先ほど書いたように、まだ私はブログにはこだわりというか、ブログを書くことに愛着のようなものを持っているため、しばらくはブログのほうは続けたいなとは思っています。
最近はYouTubeも始めてはいますが、まだ自分の情報発信の基盤のようなものはブログかな、と。

それに、SNS、……といってもツイッターしかやっていませんが、タイムラインに流れ、あとはどんどん消えてゆく(ように感じる)ツイッター上の情報って、なんだか刹那的な感じもします。実際は消えてしまうわけではないんだけれども、どんどん流れてゆく感じ? ブログの記事のように「蓄積されてゆく」という感覚が希薄なんですよね。

ま、そのほうがクールで現代的なのかもしれませんが、ケチでもったいない症候群な私としては、過去に書いたものも、出来うることなら、何年後にも検索エンジンなどで掘り起こされ、読みたい人に読んでもらえるような状態で残しておきたいと考えています。

そう、せっかく書いた以上は読んでもらいたい。

しかし、スマホでSNSを中心にチェックしている人からしてみれば、ブログはもはや古いメディアに感じているのかもしれません。
とすると、そういう人たちをブログに引っ張ってくるには、積極的につぶやくしかないのかなと。

既にBOTを使って数年前からやっていることではありますが、ツイートを定期的に投稿し、それを読んで興味を抱いた人をブログ本体にリンクで誘導する。そういうことを地道にやっていくしかないのかなと思っています。

だから最近はBOTに登録したテキストだけではなく、リアルタイムでもツイートするようにはしています。

そうすると、面白いことに必ず誰かしら「いいね」ボタンを押してくれたり「リツイート」してくれたりするんですよ。

だから、今までは検索エンジンの検索結果が自分のブログの玄関だと思っていましたが、最近は、SNSが玄関、ブログが応接間、というような認識に変わってきています。

いきなり応接間にやってくる人の減少傾向が続いている以上は、玄関先をにぎやかにするしかない。となると、ツイッターも積極的につぶやかなければならない。

結局、文字を書く、ネット上に発信するという手間と運動量と、文字量は、昨年や一昨年と比較すると、格段に増えてきているということになります。

苦痛には感じていないので、今のところは大丈夫ですが、あとはモニター見すぎによる目の疲れに気をつけなければとは思っています。

目薬の消費量が最近増えてきているのは、そのためか……。

記:2019/05/23

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