「孤独」を感じたら何をすべきか
2018/06/09
自分自身の経験から、そして多くの人物の伝記を記した本を読んてきた読書体験からも確信を持っていえることですが、何事にも「サイクル」っていうものはあると感じています。
流行にしろ、運(ツキ)にしろ、それから人間関係も。
どういうわけか、交友関係がリセットされる時期って人生に何度か訪れます。
私の場合は、けっこう一人でいることが好きなので、むしろそういう状況をむしろ喜んでしまうタイプなのですが、人によっては絶望的な孤独感にさいなまされる人もいるかもしえません。
人間だれしも孤独は感じる時期はあるものですが、それが耐え難いときもあるかもしれません。
そういうときはどうするか。
一人が辛い人には難しいことかもしれませんが、私の経験上から意見いたしますと、無理して友達づきあいを増やそうと努力する必要はないと思います。
孤独な時は力を蓄えるとき。
そうシャキッと割り切ってしまったほうが良いと思います。
不思議なことに、巡り巡る「流れ」のサイクルって、海で言えば潮の流れのようなもので、流れに逆らって泳ぐだけ無駄。
いたずらにエネルギーを消耗してしまいます。
そしてエネルギーを浪費したわりには成果も乏しく、ますます落ち込んでしまうという悪循環にはまってしまいます。
であれば、そのエネルギーは「外」ではなく「内」に向けるべきでしょう。
孤独である、イコール、自分の自由時間が増えた状態。
人付き合いなどをしないことにより浮いた時間は、本を読んだり、映画を観たり、良い音楽を聴いたりと、自分の内面をバージョンアップさせることに時間を使うべきでしょう。
静かに力を蓄えていくのです。
やがて「孤独じゃないサイクル」が必ずまた訪れます。
その時にこそ、一段レベルアップした交友関係が築けるはずです。
一人になりたくないがためい、無理して様々なコミュニティに顔を出し、歓心を買おうと躍起になっていると、ひとさまの御用聞き人生で終わってしまいます。
記:2013/07/13