純情乙女ハートを壊さないためには、いろいろと大変なのだ。
2016/11/19
いつものように息子を保育園に連れていきました。
キャサリンちゃん(仮名)という女の子が、教室から飛び出してきました。
「空くん、見て!」
息子は普通に、「あ、おはよう」と怪訝な顔です。
キャサリンちゃんは、ニコニコ顔で、「約束通り、空くんの好きな青にしたんだよ」と頭につけている髪どめを指さします。
青というよりは水色ですが、可愛い星の形のプラスティックがついた髪どめです。
どうやら、キャサリンちゃんは、昨日、息子が好きな青色の髪どめをする約束をしていたようなのです。
で、約束どおり、青色の髪どめをしてきたので、キャサリンちゃんは喜び勇んで、走り寄ってきたのです。
ところが、そんなけな気な女心(?)を下さない息子は、「それがどうしたの?」って顔。
うっ、まずい。
せっかくのキャサリンちゃんの好意と、純情乙女ハート(?)が破壊されてしまう!
そう思った私は、息子の顔を後から両手でつねり、シワくちゃのモミくちゃにしました。
ものすごいヘンな顔になった息子。
キャサリンちゃんは「あーはははは!」と大爆笑です。
「ほら、こんなヘンな顔になるぐらい、空は喜んでいるんだよ。」
そうフォローした私は、息子と同じく、自分の顔をモミクチャにして、息子に負けず劣らずヘンな顔にしました。
ついでに、息子を持ち上げて、二人がかりで、即興でヘンな組体操をしました。
キャサリンちゃんは大爆笑です。
先生は冷たい視線を私に投げかけます。
しかし、これで、せっかく息子のためにおめかししてくれた女の子の気持ちをムダにしないで済みました。
ふーっ。
▼この本読んで予習しておけばよかった…。
イラストでみる組体操・組立体操
記:2006/02/17(from「趣味?ジャズと子育てです」)