セブンのドーナツ・ミスドのドーナツ
2018/08/26
セブンカフェ・ドーナツ
セブンイレブンがドーナツをはじめた。
正式名称は「セブンカフェ・ドーナツ」で、昨年2014年の11月より、順次店舗ではサービスが開始されている。
まだ食べてはいないが、周囲の反応は真っ二つ。
「セブンにしては美味いじゃないか、これでミスド(ミスタードーナツ)に行く必要がなくなった」と評価する人と、「やっぱりミスドの方が巧いよね、ドーナツ専門店にしか出せない味って、やっぱりあるもんなんだね」とミスタードーナツを再評価し、セブンのドーナツには低評価な人。
どちらの評価も、比較の対象となるドーナツはミスタードーナツであるところには変わらず、やはり日本人のドーナツ生活(?)の中心はミスドなんだなと思った次第。
もっとも、私の場合は、小学生の時に関西に住んでいたときは「甲子園」駅にあった断金ドーナツをよく親が買ってきてくれたので、私にとってのドーナツ文化はダンキンなんだけど、日本を撤退しちゃっているんだよね、今は。
厳しい飲食業界の戦争
それにしても、ドーナツ専門店であるミスタードーナツの今後の対抗策の打ち出し方が気になるところです。
味が良いことを前面的に押し出してくるのか、それともノベルティグッズで勝負をかけてくるのか(ミスタードーナツのグッズは欲しくなるものが多かった)、それともCMで起用するキャラのインパクトで勝負をするのか、はたまた新メニューを打ち出してくるのか。
かつては「マネーの虎」に出演し、羽ぶりの良かった飲食業界の「虎」であった川原ひろし氏(出演当時は「なんでんかんでんフーズ株式会社」代表取締役)や、小林敬氏(出演当時は「株式会社小林事務所代表取締役」)の店舗も、今では見る影もない。
それだけ、飲食業界は移り変わりが激しく、客の気分や気まぐれを掬い取ることが難しい産業なんだろうね。
うちの近所の飲食店も、チェーン店を含め10年以上続いている飲食店など数えるほどしかない。次から次へと看板と内装を変えて新たな飲食店が生まれては消えていく姿を目の当たりにしている。
このような飲食業の厳しさを、今度はセブンのドーナツ参入で、どう勢力図が塗り替わっていくのか、あるいは変わらないのかを見守っていきたいと思います(おそらくは、他のコンビニも真似してドーナツで参入してくることは容易に想像することは出来るけど)。
記:2015/01/07