素組み!HGBDガンダムダブルオーダイバー from ガンダムビルドダイバーズ
2021/01/29
ダブルオーダイバー、作ります!
『ガンダムビルドダイバーズ』の主役機、HGBDガンダムダブルオーダイバーを作ります。
箱のイラストを見ると、基本、『ガンダムOO』のダブルオーガンダムと大きな違いはないようですが、青の色味が変わると、刹那のダブルオーとはずいぶんと印象が変わりますね。
青年が少年になった感じ?
このキット、まずは素組みでいこうと思います。
気に入ったら塗装するかもしれないけど、まずは早くカタチにしてみたい!ってことで。
それにしても、今年にはいってからというものの、作っているガンプラは「ガンダム系」が多いなぁ。
局地型ガンダム北米戦仕様、ブルーディスティニー2号機、A-Zガンダム、マグナム、ガンダムウヴァル、ブルーディスティニー3号機、ビルドストライクギャラクシーコスモス、Oガンダム、リヴァイヴガンダム……と、みーんなガンダムやんけ!
本当はザクばかり作りたい人なんですが(あとグフも)。
でも、まあガンダム系のMS(モビルスーツ)も嫌いではないので、新しいのが出るとチョコチョコっとちょっかい出したくなっちゃうんですよね。
今回のダブルオーダイバーも、そのひとつ。
早速組み立ててみます。
箱の中
ダブルオーダイバーの箱の中です。
パーツを入れた袋が3つに取説(取り扱い説明書/設計図)。
そして、最近のバンダイの商品を紹介した小冊子に、「バンダイ公式ガンプラ製作世界一決定戦」のチラシ。
チラシんは何やら凄まじいインパクトとクオリティのガンプラやジオラマの写真がレイアウトされていました。
応募する人たちのレベルの高さが伺えますね。
ランナーなど
ダブルオーダイバーのランナー、シール、ポリキャップなどのパーツ類を並べてみました。
ダブルオーガンダムのキットから流用されたランナーもありますね。
かつてダブルオーガンダムを作った者からしてみると、妙な懐かしさを覚えます。
しかし、青いランナーなんかは、ダブルオーダイバーならではのオリジナル。
GNドライブをマウントした肩に装備するユニットが、ダブルオーダイバー最大の特徴といえましょう。
カラーガイド
ダブルオーダイバーを塗装する際の塗料の調合は、取説(取り扱い説明書/設計図)によると、以下の通りです。
・本体等ホワイト部
ホワイト:100%
グレー:少量
・本体等ブルー部
クリアブルー:70%
ホワイト:30%
・本体等レッド部
モンザレッド:100%
・本体等イエロー部
イエロー:80%
ホワイト:20%
グレー:少量
・本体等グレー部
ミッドナイトブルー:90%
ホワイト:10%
・センサー等グリーン部
下地にシルバー:100%
+
クリアグルー:60%
クリアグリーン:40%
ブルーは、クリアブルー率が意外に高いことには驚きです。
Aランナー
ダブルオーダイバーのAランナーです。
多色成形のこのランナーは、ダブルオーガンダムのランナーの流用ですが、流し込まれるプラスチックの色は変えられていますね。
特にクリアパーツのクリアグリーンは、ダブルオーダイバーならではの色合いだと思います。
Bランナー
真っ白ホワイトBランナー。
このランナーもダブルオーガンダムの流用ですね。
なんだか軽いデジャブ感に襲われる……。
Hランナー
ダブルオーダイバーのHランナーです。
こちらは、ダブルオーダイバーならではのオリジナル新規ランナーですね。
GNドライブが小ぶりになっているような気が……?!
Iランナー
ダブルオーダイバーならではのオリジナルランナー、Iランナーです。
この青、塗料を調合する際はインディブルーをベースにして作るものとばかり思っていたのですが、まさかクリアブルーをベースにした色だったとは。
Jランナー
Jランナーです。
けっこう黒っぽいグレーです。
Kランナー
クリアパーツのKランナーです。
エメラルドグリーンを薄めた透明パーツ、よいアクセントになってくれるのではないでしょうか。
ポリキャップとシール
ポリキャップとシールです。
クリアパーツをかぶせる前に、下地として円形のシールを貼るところは、ダブルオーガンダムと変わらぬ制作プロセスのようですね。
そのためのシールや、目のシール、あとは、足先パーツの色分け用のシールなどもあります。
取説(取り扱い説明書/設計図)
ダブルオーダイバーの取説(取り扱い説明書/設計図)です。
カラー面。
1C(色)面。
胸部の組み立て
ダブルオーダイバーの胸部を組み立てました。
ダブルオーガンダムとはずいぶんと違ったカタチの胸部です。
胸がグッと前に突き出た感じになり、そのぶんハッチが奥に引っ込んだデザインになっています。
背中側。
けっこう白いパーツが強力なアクセントになっていますね。
頭部の組み立て
ダブルオーダイバーの頭部を組み立てました。
後半分はダブルオーとは違って、青で占められています。
この違いだけでも、けっこう新鮮な感じ。
胸部とドッキング!
横から見ると胸の先端を頂点とした流線型っぽいシャープで精悍なデザインになっていますね。
腹部
ダブルオーダイバーの腹部のパーツです。
細い。
キュッ!と締まってますね。
私もこれくらい締まったウェストになりたいものです。
胸部のパーツと合体したら、こんな感じになりました。
ダブルオーなんだけども、ダブルオーとは異なるダブルオーな感じが漂うのは、やはり頭部の青い箇所が占める面積が影響しているからなのかもしれません。
腰部の組み立て
ダブルオーダイバーの腰部を組み立てました。
フロントは、つるっとした平面的なダブルオーガンダムのアーマーよりも立体的で、黄色のエアインテイクと思しきパーツなどを見ると、まるでガンダムの胸の部分が下に下りてきた感じの造形になっています。
背後は、ダブルオーと同じくシンプルです。
上半身と合体させたら、こんな感じ。
背後から撮影したら、思いっきりピンボケ。
これで胴体は完成、あとは脚と腕と武装ですね。
腕の組み立て
ダブルオーダイバーの腕を組み立てました。
ボディとドッキング!
手首から肘にかけての青い装飾パーツが効いていますね。
「ダブルオーガンダムがベースだけれども、ダブルオーじゃない感」をうまく出せる巧みなデザインだと思います。
背後からみると、こんな感じ。
背後から見ても腕の青パーツの効果で「ダブルオーガンダムがベースだけれども、ダブルオーじゃない感」が出ていますね。
マニピュレーター
ダブルオーダイバーのマニピュレーター(手)は、ダブルオーガンダムと同じく3つ。
左右ゲンコツと、左手が平手のバージョン、計3つです。
腕に装着!
だんだん完成が近づいてきました!
脚部の組み立て
ダブルオーダイバーの脚部を組み立てました。
ぐにゃり、ぐにゃりと良く曲がり、よく動きます。
足の甲のグレーの部分はシールです。
腰部にドッキング。
後姿。
なかなかカッコ良いですね。
GNドライブユニットの組み立て
GNドライブユニットを組み立てました。
左右の「羽根」は開いたり閉じたりすることが出来ます。
オリジナルであるダブルオーのユニットとはかなりカタチが異なりますね。
左側が以前作ったダブルオーを塗装したものなんですが、失礼!色があまりにも違うと分かりにくいか。
これでどうでしょう?
このダブルオーのGNドライブユニットを見た後に、ダブルオーダイバーのGNドライブユニットを見ると、青いコウモリのように見えなくもありません。
それと、GNドライブの大きさもかなり小ぶりになっていますね、ダブルオーダイバーのほうは。
さて、そのGNドライブユニットを、本体に装着!
なかなか「青な」ダブルオーですな。
ちなみに、ダブルオーガンダムのほうはというと、こんな感じです。
こちらのほうは「白な」ガンダムって感じですね。
GNソードの組み立て
やっぱりダブルオーにはコレがないとね!な、GNソードを組み立てました。
腰にさしたり、手に持たせたりしてみました。
なかなかカッコいいです。
完成!
ダブルオーダイバー、完成しました。
ベースとなるダブルオーのキットがよく出来ているため、可動粋やプロポーションはまったくの問題なし。
さらに特徴的な青のランナーや一部のパーツを変えるだけで、かなり見栄えが変わるので、なかなか秀逸なアイデアだと思います。
シャープな後姿がカッコいい。
上から見ると、頭部の青が効いていますね。
不満があるとすれば、これはダブルオーガンダムのほうのキットにもいえるのですが、GNソードを持ったときの手が不安定なことですかね。
あと、片方の手だけでも平手があるのは嬉しいのですが、もう少し表情のある指の動きが欲しいかな、という贅沢を書いておきます。
あとは、まったく問題なし。
ガンプラ初心者の方でも、ニッパーとデザインナイフさえあれば(デザインナイフはシールを台紙から剥がすときや、貼るときに重宝するはずです)ストレスを感じることなく、どんどん組んでいけると思います。
今回は素組みで終了としますが、その後、つや消しトップコートを吹くもよし、その後スミ入れすれば、さらにメリハリのあるカッコ良いダブルオーダイバーがあなたの机の上を彩ることでしょう。
千円を切る価格も申し分なく、文句なしにオススメなガンプラです。
記:2018/04/09
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